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イタリア語: 形容詞のような働きをする名詞
ma non e`colpa mia. と Di chi e`la colpa? を比較すれば前者は無冠詞で後者は冠詞付きです。前者が無冠詞なのは名詞があたかも形容詞であるかのごとく振舞うから、と考えられませんか。このことには文法用語があるのでしょうか。英語とも共通しますが、He is Japanese. という場合の無冠詞、というのも名詞なのに形容詞ぽく振舞う例だと思います。
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補足説明します。 >スペイン語のla industria clave claveは名詞です。但し形容詞として性数無変化で使われ始め、現在では性はないものの複数形でも使われて形容詞の位置を獲得しています。イタリア語はスペイン語ほど発達していないようですね。 スペイン語辞典でclaveを名詞と形容詞で表示しているのは半々ではないかと思います。sateliteもスペイン語ではすっかり形容詞化してciudades satelites(複数形)とも使われます。元の形はciudades "satelite"だと思います。
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- cucciolo
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●名詞が叙述補語や同格補語である時には冠詞はつけない。 という決まりがあるようです。 叙述補語=動詞essereの意味の不完全さを補足して文を完全にまとまった意味にする名詞または形容詞。 同格補語=ある名詞を詳しく限定するため、名詞の前または後に説明的な名詞や名詞相当語をつける事。 He is Japanese.のJapaneseは、叙述補語にあたるのでは?名詞であり形容詞でもありますよね?英語は苦手なのでよく分かりませんが。 non e`colpa mia.のcolpaは同格補語のある名詞。miaは名詞を詳しく限定するための名詞相当語(所有形容詞ですが)にあたるのではないかと思います。
イタリア語勉強中のものです。 名詞の形容詞的用法は新しい言葉や外来語を使うときに見られますね。 Industria chiave 基幹産業 uomo chiave 中心人物 citta satellite 衛星都市 tartaruga ninja 忍者亀 1)ma non e`colpa mia これは動詞essereに対し名詞が述語になっているため冠詞を伴わないのだと思います。 2)Di chi e`la colpa? このcolpaは具体性をもった名詞として(既出の)冠詞を必要とするのでしょう。
お礼
スペイン語の"la industria clave"では"clave"が「形容詞」なのにイタリア語では"chiave"は「名詞」の範疇に入れられています。これは私にとっては不思議です。スペイン語の"la industria clave"のなかの"clave"は名詞にもとれますよね?もちろんスペイン語にも複合名詞はありますよね(数が他の言語に比して少ないのでしょうか?)うーん、名詞か形容詞か、判定が微妙なものがあるように思えてきました。 1と2もとても参考になりました。忍者亀はさぞかしイタリアでも人気があるのでしょうね。