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株価理論について

株価E=R1/(1+r) + R2/(1+r)2+・・・       ↑      ↑    ↑ 小さい1です 小さい2です 2乗の2です この上の式についての解説をお願いします。  

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  • redbean
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回答No.1

期待配当(収益)の現在割引価値を株価とみなす式です。 R1,R2,... は未来の第1期配当、第2期配当、...を表します。 配当の代わりに収益とすることもあります(配当されなかった収益 も株主のものだから)。もちろん、予想値にすぎません。 r は金利(利率)です。ここでは固定金利を使っています。金利1%なら ば r = 0.01 のようにします。 式の説明に入ります。 1年後に100万円もらう権利があるとして、現在この権利に値段を つけるといくらにするのがふさわしいでしょうか。金利は1%とします。 100万円でしょうか。でも100万円を預金していれば、1年後に 利子がついて101万になったはずなので、損してしまいます。。 答えは99万99円です。この金額を預金すると1年後に100万円に なり、上記の権利を買った場合と損得はなくなります。 これが未来の価値を現在のものに直す方法、「割引」の考え方です。 算出方法は以下の通りです。 1,000,000/(1+0.01)=990,099 (小数点以下は無視) この「割引」を未来の配当に適用したのが質問の式です。 R1/(1+r) の部分は1年後に受け取る配当を現在の価値に直したものです。 R2/(1+r)^2 の部分は複利の考え方を使っています(ここでは1年複利とします)。 複利計算の場合、金利1%で100万円の預金は2年後にいくらにな るでしょうか。 答えは102万、ではなく102万100円です。1年目に得た利子に 対しても、2年目の金利がつくからです。 これを逆に考えると2年分「割引」するためには (1+r) で2回割って やればよいことになります。 これを3年目、4年目...と続けたものが質問の式です。 つまり、未来に得られる全ての配当を「割引」して現在の価値に直した ものです。

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