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ネイティブはハンディキャップを何と言うの?
最近ネイティブの人は、障害者のことを「handicap」と言わないと聞きました。 障害者・ハンディキャップのことは何といってるのか知りませんか?
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Great-dayです。 handicappedやdisabledも通常使われている単語です。 たしかにこれらの単語に関して「うるさく」言う人はいます。 しかし、障害者がそれを気にしているかと言うと逆だと私は彼らから感じます。 challengedとかいう表現もたしかにhandicappedとかdisabledと言うような単語の持つネガティブは意味あいをなくすようにできた単語ですが、部落民などと呼ばれていた人たちが法律で平民と同じように扱われるべきだと言う事で新平民というように呼ばれました。 名前だけ変わっただけのことで平民と差別した事に変りはありません。 challengedも他のPC語もこれと同じなのです。challengedがhandicappedと同じ意味で使われていると言う事が分かれば、障害者にとっては何の役にも立たない単語なのです。 だからこそ、建物やお店の入り口に近い方のparking lotには今での100%handicapped parking totとかかれていますし、diabled parking lotと表示されており、障害者を証明するタッグやライセンスプレートがなくては駐車違反となります。 障害者の殆んどは障害者である事を意識的に感じたくない、扱われたくないんですね。 必要以上の同情を持ってもらいたくない、と言うことなんです。 対等に自然に付き合うことが非常に大切な事なんです。 人間である以上、気持ちのこもった手助けは喜ばれます。 しかし形だけのものならいらないと言う事でもあります。 人間誰でもハンディキャップはあるものです。 それが近眼で視力の弱い人もハンディキャップです。 英語になれていない外人もハンディキャップをしょっているのです。 身体障害者だけがハンディキャップをしょっているわけではありませんね。 人間である以上、俗に言うハンディキャップをしょっている障害者でも、そうでない人よりももっと強い点はあります。 自分のハンディキャップを超える強い精神力や、人一倍の愛情、また、技術の面でもすばらしい人たちはたくさんいます。 それらの人たちを見下げるような形の同情はいらないという気持ちはこれで分かるとおもいます。 下手にchallengedと言うようなPC語を使う事で、「私を障害者として意識しているんだ」と言う気持ちがより強くなる事を避ける事はできなくなるわけです。 人にはできない事がたくさんあります。 そのできない事に対し心から手助けしたいという気持ちがあれば、handicappedと言うような言葉は全く意味をなさない事になります。 この姿勢はかなり前からアメリカにはあります。 同情すること無しに普通に付き合うことで自然とそれらの人に対しhandicappedと言う単語もでなくなるわけです。 下手に優越感を感じる人こそ精神的障害者であるとまで私は言います。 私などはHey, you guys are not handicapped at all. I'm handicapped and reverse-discriminated by the handicapped parking lot. I have to walk a longer distance after I park my car!! hahahaと一緒になって笑っています。 障害者を障害者と呼ぶ必要がどこにあるのでしょうか。 また、障害者のために努力する事で「障害者」と言う単語を使ってどこが悪いのでしょうか。 差別用語は差別する為の単語であって、状況を示す為であれば使ってもおかしくは無いはずですね。 だから、おかしくはないのです。 だから、公然としてHandicapped parking lotと大きく書いてあるのです。 ここでparking lot for the challengedとなんて書いてあるところは私は知りません。 身体障害者の多くの団体ですら、彼ら自身をhandicappedと呼んでおり、団体名もhandicappedと言う単語がそのまま使われています。 口先だけで単語を変えても彼らにとってなんの役にも立たないのだと言う事を知ってください。 と言う事で、PC語はありますが、handicapと言う単語は未だに殆んど問題なく使われています、と言う回答を書かせてもらいました。
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1990年初版で少々古いですが、「英語表現のトレーニング―ポライト・イングリッシュのすすめ 講談社現代新書(脇山怜著)」を一度お読みになると参考になるかと思います。
一般的には people with disabilities とか people with special needs が無難です。 アメリカでhandicap、disabledなどの言葉が多くのところでもいまだに使われているのも事実ですね。 メディアで騒がれているPC言葉はまだまだ一般用語として普及していないと言うのが現状ですね。
- daveswife
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Handicappedという言い方はわりと古い(よく言えば伝統的)言い方なので、一般人はいまでも使うことがあります。Challengedも似たり寄ったりです。どちらも、専門家からすれば、ポリティカリー・コレクトないい方ではありませんが、一般にはまだ言われていることが多いのです。 Disabledも、状況によってはあまりいい響きはありません。例えば"She is disabled."という言い方は、障害者自身が耳にした場合、やはり「駄目になった」というニュアンスがあり、あまり好まれないことのだそうです。それよりは、"She has (physical) disability."のほうがポリティカリーコレクトです。 また、「彼女は車椅子に乗っている。」というのは、"She is in a wheelchair."でなくて"She uses a wheelchair."を使ってもらいたいと授業で教わりました。 蛇足ですが、No.5さんのDisability Actは正式には"the Americans with Disabilities Act"(略してADA)のことではないか思います。直訳すると「障害を持つアメリカ人法」となり、つまり「アメリカ障害者法」ということです。それまで不平等だった雇用法改正、バリアフリーの公共建物の義務化、教育の平等化(普通クラス)、アクティヴィティー参加のバリアフリー化など、多岐な分野にわたって、「権利の平等化」を義務付けた連邦の法律です。 他にもポリティカリー・コレクトな身体・精神障害に関する英単語・言い回しのご質問があったら、またしてくださいね。お答えしますので。
現在アメリカに住んでいるので、「最新」の情報ということになると思います(もちろん、ほかの国のことはわかりませんが)。 たとえば、バスの中の優先座席については、「お年寄りや”Disabled"には席を譲ってください」と書いてあります。 また、学校のシラバス(クラスの予定表、公式文書)には、”Disability Services”、”Disability Act"などと書いてあります。 なので、障害者のことをdisability系の単語で表すのだと思います。#4さんと同じですね。 handicapは差別用語だと聞きました。
- harvest_libra
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makedoniaさんが知りたい「最近の」状況ではありませんが、 確か disability という表現が大学のスケジュール(時間割)の冊子には使われていたと思います。 個人的には disabled が頭に浮かびました。
- kageru-hash
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私の学校に来ているネイティブの講師は、「handicapped people」や「challenged people」と言っていました。 どちらも悪意はなく、です。 (でも日本人でも、左利きの人を「ぎっちょ」と悪気は全くなく言う人と、「そんな呼び方はいけない!」と考えてそう呼ばない人がいますからね。 ネイティブの人もそんな感じで、世代や地域によってバラツキがあるかもしれません)
- sillywalk
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日本語にも入っていますがchallengedという語がよく使われてますので、そのことではないでしょうか。もともと「神から試練を与えられた」というような意味ですが、handicappedとかdisabledという語が持つ否定的なニュアンスを避けようとして使われるようになった語です。physically challengedというと身体的なハンディキャップを持った人、という意味です。冗談でvertically challenged(垂直的な試練を与えられた人)といって背の低い人を指したりもします。
- marbin
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↓が参考になりそうです。 「英語圏の「障害者」表現」 http://www.arsvi.com/0w/no01/19980625.htm