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オススメの海外文学は?

ここ数年、本らしい本を読んでいなかったのですが、 数日前に「理想の国語教科書」(齋藤孝 著)を読み、急に本(特に海外文学)が読みたくなりました。 ↑を読んで興味を持ったのがゲーテの「ファウスト」です。 ゲーテ、ドストエフスキー、トルストイ、ヘッセで(もちろんそれ以外でも)オススメ作品はありますか? お恥ずかしい話、タイトルは知っていてもまとに読んだ事がありません。 ・一度読み出すと最後まで一気に読みたくなる。 ・中学生や高校生位の人でも読みやすい。(ちなみに私は20歳超えています。) ・繰り返し何度読んでも飽きない。 ・ファンタジー(ハリー・ポッター、ロード・オブ・ザ・リング以外)、ちょっと不思議な話。 ・戦争もの、歴史もの、サスペンス、暗い内容以外。 よろしくお願いします。

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  • sophia35
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回答No.5

こんばんは。 そうですねぇ・・・ドストエフスキーなら「悪霊」が、私的に一番オススメですね。重苦しく感じるかも知れないけれど、救いようの無い内容のようでいて冷静に読みこなせば、全編通じて流れるニヒリズムに彩られたブラック・ユーモアに「病み付き」になると思うのですが・・・ トルストイならやはり「光あるうちに光の中をあゆめ」です。読後ふと自分を振り返ったとき、自分は一体どちらの道を歩むのだろう・・・と、思春期に読んで感じたましたが、不思議なことに中学の時の自分、高校の自分、大学の自分、社会に出ての自分、今、現在の自分・・・その時々で感じるところがあり、自分が判断する道がたがっているのが不思議で、何度読み直しても何度も考えさせられる一冊です。 この流れでいくと、パール・バックなどはいかがでしょう?どうしても「大地」のみに目がいってしまいますが、とても素晴らしい本を沢山遺しています。特に「娘たちに愛をこめて―母の心は惜しみなく語る」は、パール自身の7人の娘への対話形式で、人生について優しく語り掛けてくれる・・・そんな、人生の岐路に立つたびに開いてみて、その度に胸に染みてくる本です。 それと「母の肖像」これはパールの母の伝記ですが、伝道師の夫について異郷の地中国まで渡っていき、そこで優しくも力強く「根付いた」母の姿に、「この母にしてこの娘ありだな。」と思わされます。 ちょっと軽めでいくならマーク・トウェイントム・ソーヤも良いのですが、ちょっと意外なところで、最近「月刊モーニング」で山下和美が描いていた「不思議な少年」の原作にあたる「不思議な少年」 とにかくトウェインだから明るいものを想像したら全く違っていて、非常にペシミスティックな一冊ですが、ある意味何度も読み返したくなる本です。 こんな感じでしょうか? 私的嗜好なので、ご参考になるかわかりませんが・・・機会があれば是非読まれてみてください。

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  • o_tooru
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回答No.6

こんばんわ、疑問はつきませんね。 さてご質問の件ですが、そうですね他の方もいろいろ出されていますね。今回あげていらっしゃるのが、ドイツ文学ですよね。ドイツと言えば、私的にはホフマンなんですけどね。「黄金の宝壺」良いですよ、ドイツ文学からメルヘンが始まりましたから。ヘッセも好きです、学生時代に随分読みました。 後は経路の違うところでは、シャミッソーの「影を無くした男」(岩波文庫)も良いですよ。池内紀さんの訳が逸品です。不思議な世界の連れ込んでくれます。

  • hakunama
  • ベストアンサー率0% (0/1)
回答No.4

こんにちは、 ヨースタイン・ゴルデル 『ソフィーの世界』などいかがでしょう? 14歳以上の少年少女と、「びっくりする」ことをわすれてしまった大人を対象にした本です。 哲学がファンタジー風に推理小説仕立てで折られており、少し厚めですがどんどんページが進みます。 『不思議の国のアリス』やミヒャエル・エンデ『モモ』なんかがお好きであるなら、 きっと気に入っていただける内容と思います。

  • thing
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回答No.3

こんばんは。 この質問を見ていまして、質問者さんの年齢の頃、わたしは、どんな本を読んでいたのだろうかと、回想のひと時を過ごしました。参考になるかどうかは,請合えませんが、当時はこんな本を読んでいたような・・ トルーマン・カポーティ 「遠い声 遠い部屋」「夜の樹」「草の竪琴」「ティファニーで朝食を」「冷血」 JDサリンジャー 「ライ麦畑で捕まえて」「フラーニーとズーイー」 「九つの物語」 質問者さんの意向からはすこし離れた本の紹介になりましたが、それでも当時は、ゲーテの「ウェルテルの悩み」ドストエフスキーの「罪と罰」ヘッセの「車輪の下に」などは、一応目を通しましたよ。(^_^)しかし誤解されてはイケナイのですが、これはあくまで目を通しただけで、実際は活字を追っただけでしょうね。(ここだけ自信ありの回答)(-_-;)   紹介した本のストーリーもあらかた忘れてしまいましたが、今でも記憶に残って場面は、カポーティーの「夜の樹」中にある「ミリアム」という短編です。 都会で一人暮らしをしている年配の婦人があるときミリアムという子供と会うのですが・・(悲しいです) またサリンジャーの「ライ麦畑で捕まえて」では、主人公の少年が、動物園で親子の会話を耳にする場面など (こどもは天使です) 二人の作家とも文章は読みやすく、これもひとえに翻訳者さんの苦労の賜物だと思います(翻訳者さんに感謝!)一度手にとられても悔いはない本だと思います。 

回答No.2

 近代人が、生涯を終えるまでに、読まなければ後悔するであろう傑作。  お子さま用の翻訳で、筋書きを覚えてる人も、あらためて感動します。  大人が、おとなのために書いた物語です。   ── ダニエル・デフォー/平井 正穂・訳 《ロビンソン・クルーソー(上)1719-19671016 岩波文庫》

参考URL:
http://images.google.co.jp/imgres?imgurl=http://www.kufs.ac.jp/toshokan/gallery/153.gif&imgrefurl=http://www.kufs.ac.jp/
  • lazyblue
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回答No.1

 こんにちは。  私が高校生のときに読んで気に入ったトマス・ハーディの「テス」をオススメします。少し厚い本でしたけれど一気に読んでしまいました。  この作品は、ロマン・ポランスキーによって映画化されていますが、ぜひ本を読んでみてください。