- ベストアンサー
プラス光子とマイナス光子?
荷電粒子同士の光子の交換がクーロン力の源という理論がありますよね。でも引力だけの重力と異なり、クーロン力には引力と斥力がありますよね。 陽子からはプラス光子が、電子からはマイナス光子が飛び出しているのですか。 陽子はマイナス光子に引かれ、電子はプラス光子に押されるのですか。 もしかして何か別のプラス素粒子とマイナス素粒子ですか。
- みんなの回答 (1)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
>荷電粒子同士の光子の交換がクーロン力の源という理論がありますよね。でも引力だけの重力と異なり、クーロン力には引力と斥力がありますよね。陽子のプラス電荷とが、電子のマイナス光子が飛び出しているのですか。 ⇒荷電粒子同士の関係を光子が媒介して、クーロン力を発生させ、いわゆる電磁場を構成するという恰好ですね。その際の陽子と電子は、いわば磁石のS極とN極に当たると考えれば分かりやすいですね。 >陽子はマイナス光子に引かれ、電子はプラス光子に押されるのですか。 ⇒光子は、いわゆる「マヨラナ粒子」ですから、あらかじめマイナス光子とかプラス光子に分かれているわけではありません。ただ、-(マイナス)電荷に対しては正粒子として働き、+電荷に対しては反粒子として作用する、とは言えるかも知れませんね。 >もしかして何か別のプラス素粒子とマイナス素粒子ですか。 ⇒上で述べたとおり、いわゆるフォトンは、自身が自身の反粒子でもあります。それゆえ、言い方を変えれば、ある意味「1粒子2役」ですし、キラリティ(鏡像反転)のような問題も起こりません。