- ベストアンサー
購買品の棚卸資産の評価基準
メーカーに勤めています。 サプライヤーから購入した原材料在庫の、棚卸資産への計上額を教えて下さい。 たとえば下記の例で、 商品A… サプライヤーが商品を工場へ運んできてくれる。棚卸資産の評価としては、サプライヤーからの仕入れ金額そのままを計上。 商品B… サプライヤーは商品を持ってこないので、自社で運送会社に依頼してトラックでサプライヤの工場へ商品を取りに行く。 このとき、商品Aは仕入れ金額のみをそのまま棚卸資産として計上するが、商品Bについては、商品金額 + 運送費用の合計を棚卸資産の評価として加えるということを、会社で聞きました。 商品Bを、運送費用を除き、商品金額のみを資産計上することに問題があるとすれば、それを規定する会計に関わる法律上の根拠は、なんでしょうか。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
> 運送コストが費用扱いとなり、仕入れ金額として計上されないと、もしかして税金も変わってきたりしないでしょうか? もちろん変わってきます。 ここ↓がわかりやすいかな? https://www.all-senmonka.jp/moneyizm/1709/
その他の回答 (2)
- iijijii
- ベストアンサー率55% (608/1094)
商品Aは運送費が発生してないわけではなく運送費込の金額を払っているだけです。 前回答で法律違反ではないと書きましたが、それとは別に「税務リスク」というものがあります。 ここ↓がとてもわかりやすく書いてます。 https://toranomaki.cpa-furuhata.com/archives/2356 「仕入れに必要な費用は仕入れに計上する」 たぶんこれの大本は税務署が決めたことでしょう。 特に在庫評価額は税務署が目をつけるところです。 税務署が払いすぎた部分の税金を指摘してくれることはまずありえません。 ですから税務署の意向にそぐわないことをすると損をします。 それよりも大きいのは経営上の過ちです。 仮にナイロビ辺りで取れた土が製造に欠かせないものだったとしましょう。 現地での購入価格は1トンあたり1万円です。 運送を手配すると1トン100万円かかります。 仕入れ金額は101万になります。 ところが日本で上記の土を扱っている商社があって1トン50万で届けてくれるとします。 仮に1万で計上していたとしたら、経営陣は自分の仕入れのほうが安いので目に求めないでしょう。 競合他社との競争にも大きな足かせになります。
お礼
補足
今回も大変勉強になり、ありがとうございます。 もうひとつ気になることがあり、 運送コストが費用扱いとなり、仕入れ金額として計上されないと、もしかして税金も変わってきたりしないでしょうか?
お礼