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この文の解釈
「目を覚ましてから少しの間は、何か声を出したりは出来ていたが、やがてそれも出来なくなった。」 この文の中の「出来なくなった」は、前に比べて声を出す頻度が極端に落ちた、や、出す声が弱々しくなった、というような解釈も出来るでしょうか?
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- princelilac
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「やがて」とありますので、少しずつ声の頻度が減って、弱々しくなり、最終的には全く出なくなったと考えるのが自然だと思います。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
以下のとおりお答えします。 >「目を覚ましてから少しの間は、何か声を出したりは出来ていたが、やがてそれも出来なくなった。」 この文の中の「出来なくなった」は、前に比べて声を出す頻度が極端に落ちた、や、出す声が弱々しくなった、というような解釈も出来るでしょうか? ⇒せっかくのお尋ねですが、残念ながらそういう解釈はできないと思います。 この「それも出来なくなった」の「それ」は、「声を出すこと」そのもの(その部分だけ)を受けていますので、様態の違い如何に関わらず、ただ単に「声が出せなくなった」ことのみを意味しています。 実際は、おっしゃるように「前に比べて声を出す頻度が極端に落ちた、や、出す声が弱々しくなった」のかも知れませんが、たとえそうだとしても、《そんなことはこの表現文の関知することではない》のです。ここが重要なところです。つまり、この文の、この部分の真意は、ただひたすら「声が出せなくなった」いうことを述べているわけです。それだけです。 *ただし、読み手や聞き手がどのように推測しようが、どのように解釈しようが、それを禁じるような意図はこの表現に含まれていないと思います。ですから、あなたがこの「やがてそれも出来なくなった」というくだりを見て、「ああ、前に比べて声を出す頻度が極端に落ちたか、出す声が弱々しくなったのかも知れないな」と解釈することまでは止められていません。
- kon555
- ベストアンサー率51% (1842/3559)
文脈次第でそのような解釈が成立しなくもないが、普通はしない、という感じですね。 文体的に小説やエッセイなどの、視点人物自身の描写のように見えますのでその前提での回答になりますが、「出来なくなった。」とは、その視点人物の主観的な意味合いでの『出来ない』です。 そのため「頻度が落ちた」「弱々しくなった」というような客観的な事実を読み取ることは出来ません。 なお文脈次第というのは、例えばその後に「より正確に言えば、何かしら吐息のような物は漏れていたが、それは声とは呼べないような~~」のような補足が入るなどすれば、書かれているような解釈も成立させ得る文章である、という意味です。