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解釈してください

『...けれども、間もなく本部に転勤してからは、ちょくちょくはお互いに 近況の連絡をしていたのだけど、私もあちこちに転勤したりして いつしか疎遠になってしまってた。 そして、先輩の声を最後に聞いたのは、確か15年前くらいだ。 スピード出世したはずなのに 「俺もいろいろとあってな・・・会社、辞めることにしたよ」。 ・・・なんて言うとても哀しい言葉だった。 その言葉を前にして、受話器を片手に、私がうまく何も言えないでいると 先輩はぽつりと、私に小さくこんなふうに言った。 「お前だけには、知って欲しかったからな・・・」 まるでそれは、先輩が今まで誰にも見せなかった心の中の声のようで そんな言葉が、私の涙をあふれさせていた。 あの頃を、昨日のことのように覚えているのに 時はなんという速さで私達の、あいだを過ぎ去っていくんだろう。...』 その中に『スピード出世したはずなのに』という文句はわかることができません。 『俺もいろいろとあってな』の『あってな』の使い方と意味は解釈してください。 中国日本語の独学者です。書いた文句には不自然なところがあるに違いません。それと併せて指摘してくれないでしょうか。

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  • hakobulu
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回答No.4

◆「スピード出世したはずなのに」 ・同期に入社した人よりも早く出世するのが「スピード出世」の意味です。 つまり、他の人より高い能力を会社側に認められていた人ということが言えます。 ・「~したはず」は、「~するのが当然」「確かに~した」というような意味です。 ・『(スピード出世するほどの能力を持っていたのだから)その後も順調に出世していくのが当然のことだと思っていたのに』ということになります。 ◆「俺もいろいろとあってな・・・会社、辞めることにしたよ。」 ・文中に使われている「な」は、この場合、言い聞かせるようなニュアンスを持つ間投助詞です。 【語勢(言葉の勢い)を添える】効果があります。 勢いを添えるだけですから、「俺もいろいろとあって、会社、辞めることにしたよ。」というように、「な」が無くても意味だけは通じます。 ・A=『昨日、家へ帰ったら【な】、彼女がご飯を作って待っていてくれたんだ。』 B=「昨日、家へ帰ったら、彼女がご飯を作って待っていてくれたんだ。」 という文を比較してみましょう。 Aの方は「家へ帰った」ということを語勢を強めて言うことによって、その後の驚きや喜びに聞き手の注意を集中させるための表現になっているわけです。 ・「会社、辞めることにしたよ。俺もいろいろとあってな・・・。」 というように文末に使われる場合は、【感動や詠嘆を表わす】終助詞ということができるでしょう。 「お前だけには、知って欲しかったからな・・・」と同様の使い方です。 ◆ご質問文の添削 1、「その中に『スピード出世したはずなのに』という文句はわかることができません。」(×) a.・示した文章のすぐ後に続けて何か言う場合は、「その」よりも「この」としたほうが自然です。 ・「その中に」の「に」という言葉が宙に浮いた状態です。 「【その中に】どうしたのか?」ということが示されていないため、不完全な文になっています。 「その中に」を受ける言葉として、普通は「ある」とか「無い」が使われます。 ・まとめると『この中にある』(○)としたほうが良いでしょう。 ただ、「この中の」(◎)とするほうが簡潔でさらに良い表現になります。 b.<文句>(△)でも間違いではありませんが、「一節」(○)としたほうが自然かもしれません。 「文章などの一区切り」という意味です。 c.<わかることができません>(×)という言い方はしません。 『わかりません』(○)または 『理解できません』(◎) とするのが良いでしょう。 d.例えば<○○という一節【は】理解できません。> という言い方でも間違いではありません。 ただ、<他の△△という一節は理解できるのだが、○○という一節は理解できない>というニュアンスが含まれてしまいます。 この場合は、他の一節と比較したいのではなくて、純粋に○○という一節が理解できないということを言うために、 <○○という一節【が】理解できません。>としたほうが良いでしょう。 e.まとめると、 {この中の『スピード出世したはずなのに』という一節が理解できません。}(○) となります。 f.また、このような質問のしかただと、hzckmさんの知りたいことが「スピード出世」の意味なのか、「はず」という言葉の意味なのか、「なのに」という表現の使い方なのか良くわかりません。 もう少し疑問点を明確にした質問をするようにした方が、焦点を絞った回答がしやすくなります。 2、<『あってな』の使い方と意味は解釈してください。>(×) ・ここは素直に {『あってな』の使い方と意味【を】【教えて】ください。}(○)としたほうが良いでしょう。 「~を~してください」という基本形として覚えましょう。 「この書類を郵送してください」 「食器を片付けてください」など。 3、<中国日本語の独学者です>(×) ・意味は通じますが、連語として「独学者」という言い方はしません。 ・「日本語を独学で勉強している中国人です。」 「私は中国人で、日本語を独学で学んでいる者です。」 「私は中国人で、日本語を独学で学んでいるところです。」 などとするのが良いでしょう。 4、<書いた文句には不自然なところがあるに違いません。>(×) ・この場合は<文句>ではなく『文章(または文)』とすべきです。 また<書いた文章>としても良いですが、『質問文自体』(○)と表現することもできます。 ・<不自然なところがあるに違いません>でも良いですが、これは断定のニュアンスが強い表現です。 hzckmさんとしては、「自分の書いた文章には必ず不自然なところがある」と思っているので、このように断言していらっしゃるのでしょう。 しかし、実際に不自然かどうかという確信もまた無いのではないでしょうか。 このような場合は、「思います」という便利な言葉があるので大いに活用しましょう。 まとめると『質問文自体には不自然なところがあるに違いないと思います。』(○)のようにすると良いでしょう。 5、「それと併せて指摘してくれないでしょうか。」(△) a.「それと」でも間違いというわけではありませんが、本来の質問の方がメインであれば『それも』としたほうが自然です。 b.「~してくれないでしょうか」でも悪くはありません。 しかし、これはやや砕けた表現です。 親近感があって良いのですが、不特定多数の人に対して質問する場合の表現として最適とは言えないように思います。 『~していただけないでしょうか』という言い方も覚えておいて損ではありません。 c.まとめると『それも併せて指摘していただけないでしょうか。』(○)となります。 また、さらに丁寧に表現したい場合は、 『よろしければ、それも併せてご指摘いただけないでしょうか。』(◎) 『よろしければ、それも併せてご指摘いただけると助かります。』 『よろしければ、それも併せてご指摘いただければ有り難く思います。』 などという言い方もできます。 また、4と5をつなげて、 『質問文自体には不自然なところがあるに違いないと思いますので、よろしければ、それも併せてご指摘いただけないでしょうか。』とすることも良くあります。

その他の回答 (3)

回答No.3

「出世」は会社などで役職・地位などがアップすることを言いますが、みんな出来るだけ速く出生したいと思っています。 そのアップする速さを「スピード」という単語で表現しています。 したがって、「スピード出世」とは、他の人よりも速く出世したということです。 ここでの表現は「スピード出世したはずなのに」となっています。 →「先輩は他の人たちよりも、かなり速く出世したと思っていたのに、意外にもそうではなかったようで」という意味になります。 『俺もいろいろとあってな』 →「いろいろあった」ということを強調する表現です。 →「「俺もいろいろあって」でも通じる言葉に「な」を付加して「強調しています。 「お前だけには、知って欲しかったからな・・・」 →「お前だけには知っていて欲しかったんだよ・・・」 →「な」は「知って欲しかった」を強調する使い方だと思いますよ。 質問文の添削ですが、 「という文句」→「という表現」の方が良いと思います。 「わかることができません」→「わかりません」「理解できません」 「文句はわかることができません」→「表現の意味がわかりません」 「使い方と意味《は》解釈してください」→「使い方と意味《を》解釈して下さい」 「中国日本語の独学者です」→「独学で日本語を学んでいる中国人です」が良いのではないでしょうか。 「書いた文句には」→「私が書いた文章には」 「不自然なところがあるに違いありません」→「不自然なところがあると思います」「不自然なところがあるかもしれません」 「それと併せて」→「回答と併せて」 この問題文も日本語的には妙な箇所がありますが、これは問題文なので添削は致しませんが、正しい日本語ではないところがあります。 頑張って下さい。

  • touchwood
  • ベストアンサー率50% (5/10)
回答No.2

まず、ご質問のあったフレーズ(=文句)の意味ですが、 ▼スピード出世   普通の能力の人に比べて、より早いペース(pace)で   出世する(より高い職位につく)こと。   この『先輩』は『私』から見て、有能な人物だったのでしょう。   この文の意味は、有能な『先輩』が予想より出世していなかったことに   『私』は驚き、残念に思っている と解釈できます。 ▼いろいろとあってな   語尾の『な』は、終助詞です。   文末や文中の切れ目につけて、自分の言葉を相手に納得させようとする気持ちを表します。   例:あの店な、もうなくなったんだって。     彼のうれしそうな顔見てたらな、俺も励まされたんだよ。   この文は、『先輩』は『私』と会わない間に『いろいろ』な苦しい体験があった、   詳細は説明しないがわかるでしょう?、という意味です。   『な』で、「全て説明しなくても察してほしい」という気持ちを伝えているのです。 ▼『書いた文句には不自然なところがある…併せて指摘して』   hzckmさんの質問文の不自然な点を指摘すればいいのですよね?   不自然に感じる理由までは上手に説明できませんが…   ●文句はわかることができません。       →文句は(意味が)わかりません。       わかる+できない は「わからない」でOKです。   ●使い方と意味は解釈してください。     →意味を解説してください。       解釈してください、だと「教えてほしい」という意味にはなりません。       相手に「わかってください・理解してください」という意味になります。   ●中国日本語の独学者     →中国人で、日本語を独学しています。       『中国日本語』という言い方はありません。   ●…あるに違いません。     →違いありません。        hzckmさんの質問したいことは、ちゃんと理解できましたよ。 十分な回答になっていないかもしれませんが、お役に立てれば幸いです。 独学で自然な言い回しを学ぶのは簡単なことではないと思いますが、 がんばってくださいね。    

  • ti4989
  • ベストアンサー率25% (14/54)
回答No.1

「スピード出世」とは出世がとても早いことをいう言葉です。また、「~あってな・・」はそのあとに続く言葉を省略してあって、深い意味や理由があることをほのめかす表現です。 ご質問者様の文章についてですが、「文句」ということばには、文章という意味もありますが、不平不満という意味として使う方が多いので、ここでは「文句」よりも「文章」とした方がいいと思います。また、「不自然なところがあるに違いません」と断言するよりも、「不自然なところがあるかもしれません」と言った方が自然な気がします。それと、助詞等について以下の方がよいかと思います。()の中には、もとのままでも間違いではありませんが、この方が自然な気がするという表現を書きました。 >その中に『スピード出世したはずなのに』という文句はわかることができません。 『俺もいろいろとあってな』の『あってな』の使い方と意味は解釈してください。 中国日本語の独学者です。書いた文句には不自然なところがあるに違いません。それと併せて指摘してくれないでしょうか。 ↓ この中の『スピード出世したはずなのに』という文章をわかる(理解する)ことができません。 『俺もいろいろとあってな』の『あってな』の使い方と意味を解釈(説明)してください。 (私は)中国日本語の独学者です。書いた文章には不自然なところがあるかもしれません。それと併せて指摘してくれないでしょうか(いただけませんでしょうか)。