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戦国武将が偉人なのはなぜですか?
戦国武将はい人扱いされていますよね。 でも、実際にやっている事は内戦ですよね。 戦争犯罪者な気がします。 海外に対して等の違いはあれど、 プーチンやウサマビンラディンとかとも やってる事は同じような気がします。
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- jack-a3
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昔の人の行為を現在の価値観で評価するのはどうかと思いますよ。 当時は一族郎党が生き残るには戦も止む無しでしたし、それなりに大義名分を持って戦をすることは犯罪ではなかった時代です。 それに戦国武将として名を挙げたから偉人なのではなくて、「そのような時代に誰もできなかった〇〇を成し遂げた」から偉人なのです。 例えば織田信長はの時代に楽市楽座という政策で商業を活性化することが国を豊かにすることを理解し実行したこと、特権を持って私兵まで抱えていた寺社の力を抑え、宗教に政治への口出しをさせなくしたこと、他の戦国武将は征夷大将軍だった足利家を支える(そして足利家を傀儡政権として自分が実権を取る)ことを目指したのに対し、信長は幕府に変わる中央政権を作ることを目指したのです。そして日本は天皇家が支配する国であることを認めた上で自分は天皇を超える存在となって朝鮮や中国へ覇権を伸ばそうとしました。そういう視野の広さや、それを実現するための様々な手法が画期的であったことが評価されて偉人だと言われてます。 豊臣秀吉は自分が公家となることで日本を支配しようとしました。そして見地や刀狩を行うことで職業としての武士と農民を分離することに成功したのが評価されています。 徳川家康は織田、豊臣の失敗を見た上で、征夷大将軍となることで戦乱の世を収束させ、その後300年に渡って続くことになる徳川政権の基礎を作った政治手腕や様々な政策が評価されています。 いずれも当時の常識を覆し、結果として歴史を前に進めたという実績が評価されているから偉人なのです。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34516)
まあはっきりいえばテロリストというより、やくざですね。「仁義なき戦い広島死闘編」と同じことです。暴力で勢力争いをしていたわけですからね。 やくざは指を詰めますが、武士は腹を詰めました。 でも現代でも「飛ぶが如く」は人気だし、1970年代まではやくざ映画は人気コンテンツのひとつでした。高倉健さんはそのキャリアの後半生は数多くの名演技を残していますが、山田洋次監督の「幸せの黄色いハンカチ」に出演するまでは「やくざ映画の人」というイメージでした。90年代でもVシネといえばやくざ物が定番でしたしね。 男の世界では「暴力でのし上がったやつは偉い」みたいな共通認識があるんですよ。これは女の子がみんなシンデレラ(お姫様)に憧れるのと同じです。 中国の歴史もので日本で一番人気なのは三国志で、これも戦争ものだから同じことですし、「キングダム」で人気なのは中国の春秋戦国時代の話です。 ヨーロッパではローマ帝国時代のカエサルやナポレオンが人気だし、歴史が200年くらいしかないアメリカで日本の戦国時代に該当する人気コンテンツは南北戦争です。ロンメルやモントゴメリーみたいに、つい80年前の第二次世界大戦の将軍や提督だってほぼ偉人扱いです。 アメリカの「猛将」ハルゼー提督なんて「キル・ジャップス、キル・ジャップス、キル・モア・ジャップス」というフレーズで有名ですし、なんだったら「日本人を焼き殺すのもいいが、溺れ死なすのも悪くない」なんて今いったら全方向アウトのご発言も残しています。 プーチン大統領はウクライナ戦争で日本ではもう悪くいうことしか許されなくなりましたけど、ウクライナ戦争前は日本人でもちょいと英雄視する人は少なくなかったですし、ロシアでは現在進行形で「救国の英雄」です。 スポーツの多くも戦争みたいなもんですからね。ラグビーとかアメリカンフットボールとかは露骨に戦争をスポーツにしたものですよね。 戦争をほうふつとさせるスポーツに世の男性たちは夢中になるし「名将のお言葉」はおじさんの大好物です。 「なぜ戦国武将が偉人扱いされるのか」は「男の本能がそうさせる」になるかなと思います。 歌(和歌)が上手くてモテるが成立するのは、日本くらいなんですよ。民族同士の殺し合いで歴史が紡がれている国や地方では、ストレートにマッチョで強い男がモテますからね。
- takochann2
- ベストアンサー率36% (2420/6678)
領民を植えさせないために戦う事もあるし、大義のために戦う事もありますし、もちろん野心のために戦う事もあります。 プーチンにしても彼なりの正義はあるでしょう。ロシアやソ連には米国に何度も裏切られてきた痛い歴史があります。それらを鑑みれば西側諸国への恨みは理解可能です、他国に対して強権を使う事も理解可能です。我々は西側寄りの情報ばかりを目にしているのでロシアは悪のように感じますが、だからよりロシアよりの考え方をすればむしろ中立的にに考えることができるでしょう。ウサマビンラーディンにしても同様です。 聖人と言われるローマ法王や、ヨーロッパ諸国も過去には民族浄化や、奴隷制度など、過去に無茶苦茶なことをしています。 ちなみに私は今の世の中で最も邪悪なのはイスラエルだとおもいます。どうみてもイスラエルに正義はないです。
- SPROCKETER
- ベストアンサー率26% (2125/7983)
結婚して妻や子供がいる人は理解出来るのでしょうが、一国一城の主になって名を上げたい人が多いから、戦国武将は評価されるのです。たとえ、血塗れ、泥塗れの人生を送った人であってもです。戦国武将には精神病の人も珍しくないそうです。そうでなければ生き残っていけないからでしょうけどね。独裁者が必ずしも悪く言われないのは、独裁者願望が誰にでもあるからです。