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アースの電圧について
電気についての質問になります。 三相200Vのモーターを使用している機械があります。漏れ電流は、0.2mAです。 そのモーターのアース線が制御盤に取り付けてあります。そのアース線を外して、通電中にアース取り付け部とアース線を測定したら150Vありました。 これは、普通なのでしょうか?測定方法が間違っているのでしょうか?アース取り付け部は、他の設備のアース線も取り付けあります。 取り外したアース線は、けん電気も反応します。 ご解答よろしくお願いします。
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開放電圧が、150 V 短絡電流が、0.2 mAということですから、 漏れ電流を形成する回路のインピーダンスZが Z=150 V÷0.2 mA=750 kΩ=0.75 MΩということを表しています。 このインピーダンスを容量性と考えて、周波数50 Hzとすれば、 C=1/(2×π×f×Z)≒4200 pFのように展開できて、 モーターの巻線と鉄フレームとの間の静電容量として、納得できる値だと思います。
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- m_and_dmp
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三相交流の各相はr, s, t などと名付けられています。 s 相は電柱のところでB種接地されています。 漏れ電流がモーターの巻線のどの辺りからか分かりませんが、仮にr相とs相間の巻線のどこかで漏れているとしますと、漏れている場所がr相側に近ければ、アース線と接地間の電圧を内部抵抗が無限大の電圧計で測ると200V 近い電圧になります。 s 相に近い場所で漏れているなら、電圧は0Vに近い値になります。(s 相は接地相だから) アース線と接地間の電圧を内部抵抗が無限大の電圧計で測ったとき200Vあるものとして、アース線を制御盤のアース端子に接続すると0.2mA の電流が流れたとすると、漏れている場所の絶縁抵抗は200V/0.2mA=1MΩということになります。 実際の電圧計は内部抵抗が無限大ではなく、有限の値です。仮に1MΩとすると、アース線と制御盤のアース端子間の電圧を測定すると、100V になる計算です。電圧計の内部抵抗が10MΩなら、180V くらいになると思います。このように、アース線と制御盤のアース端子間の電圧は、測定に使用する電圧計の内部抵抗により違いがでます。150V と測定されたのは問題ないと思います。理論的に、200V を超えることはありません。
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ご回答ありがとございました。 問題あった方が原因を特定できたの良かったのですが(_ _)。
お礼
ご回答ありがとうございました。 電気のことよく分からないので助かりました。