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アース線から検出の漏洩電流とは?クレーン側に漏電原因があるのか?
- 客先の自動倉庫スタッカクレーンで一次側給電より漏電警報が発報される問題が発生しています。昇降モーター回転時に800mAの漏洩電流を検出し、アース線には常時8mA〜30mAの漏洩電流が流れています。メガーでの測定やクランプテスターによるクランプも行いましたが、問題は解決しません。この漏洩電流の原因とは何でしょうか?
- 200Vラインのダクト工事を行った後、自動倉庫スタッカクレーンでアース線からの漏洩電流が常時8mA〜30mA検出されるようになりました。クレーン動作時には最大で800mAの漏洩電流を検出しますが、メガーでの測定やクランプテスターによるクランプでは問題は見つかりません。この漏洩電流の原因とはなんでしょうか?アース線の問題なのでしょうか?
- 自動倉庫スタッカクレーンでの一次側給電からの漏電警報が発生しています。昇降モーター回転時には800mAの漏洩電流を検出し、アース線には常時8mA〜30mAの漏洩電流が流れています。クレーン動作時にはメガー測定やクランプテスターでの測定で問題は見つかりません。この漏洩電流の原因とは何でしょうか?アースに問題があるのか、それともクレーン側に漏電原因があるのか、ご教示ください。
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回答(1)です >但し、昇降モータが動作すると300mAくらいを検出するので 走行モータ、シャトル駆動モータの場合はどれくらいなのでしょう? 具体的には800mAに達するのはどれが動いた時なのでしょう? スタッカクレーンへの給電手段は? ケーブルベア? http://www.tsubakimoto.jp/product/class3.html?code=360_1_1 ケーブルカッシャー? http://www.kito.co.jp/products/cr/equip_09.html ケーブルリール? http://www.endo-kogyo.co.jp/japanese/cr/index.html それともトロリー? http://www.crane-club.com/study/crane/transmission.html トロリーの場合では確率が低いのですが 移動用ケーブル(ロボットケーブル)仕様の場合なら ケーブルの断線の確率が高いと思います 普通に断線すると当然の事ながら電流が流れないのですが 断線しそうでしてない半断線状態 この状態でヒゲとなった芯線が隣の線と接触 例えばU相から出たヒゲがアース線と接触すればそれは漏電 U相から出たヒゲがV相やW相と接触するとショートになりますが ロボットケーブルの芯線は極細 なので一瞬ショートしたところでブレーカやサーマルがトリップする前に ショートした箇所は焼き切れて元に戻ってしまいます アース線と接触した場合も同様にすぐに焼き切れてしまう なので一瞬800mAが出て元に戻ってしまう 元に戻ったとは言え焼き切れたキズ痕にはカーボンが体積 そのカーボンに流れる電流が300mA そのようなストーリーは有り得ますか? もちろん、トロリーでは有り得えない事ですが 必ずしも絶対に漏電が無いわけでもない 実際にあった事例 トロリーの給電シュー部にトカゲが入り真っ黒コゲ そのトカゲの成れの果てのカーボンの塊をトロリーが常に引きずってる 通常は何処にも接触してないので無限大Ω ところが、走行すると振動で何処かのフレームに接触 >漏電 他には モータ端子箱内での漏電 これもケーブルの外皮にキズとか付いてると 振動で芯線とフレームが接触する場合があります やはりミソは通常は無限大Ω、動作すると振動とかで接触 因みに、モータコイルのレイヤーショートでは少々の振動や衝撃で 抵抗値が変化するとは思えません それなりに大きな衝撃が加わればそれなりの抵抗変化にはなるでしょうが もちろん、鉄心とコイル間での漏電は有り得ますが その場合で大幅な抵抗変化は考えにくい <有り得ない事ではないが
回答1とおなじ考えですが、インバータの出力部では、高速でスイッ チングしていますので、ケーブル等の対地静電容量に対して高周波成 分の漏洩電流が流れます。 通常のリーククランプテスターですとこれらの漏洩電流と商用周波数 成分による漏洩電流と合わせて測定されるため、見かけ上大きな漏洩 電流が流れているように判定されます。 リーククランプテスターのメーカや機種により異なると思いますが、 テスターにフィルタが内蔵されており、切換スイッチによりフィルタ ON状態とOFF状態での2つの漏洩電流が測定できます。 リーククランプテスターに切換スイッチの有無を確認します。 このスイッチがあれば、ON/OFFの2つの状態で測定します。 ON状態で漏洩電流が減少するようであれば、インバータの影響と考え て良いでしょう。 また、漏電警報に使用している漏電保護継電器の動作も同様な影響が あり最近では、商用周波数成分と高周波成分に切り分けて検出動作す る漏洩リレーも発売されています。 これらを使用する他に、漏洩遮断器メーカが製造している漏洩保護リ レーを使用すると良いでしょう。 漏洩遮断器が開発発売された直後からインバータ運転すると高周波成 分により漏洩遮断器が不要動作する現象があったため、漏洩遮断器の 内部にフィルターを内蔵し、これらに対処し現在に至っています。 ついでながら、漏電保護リレーも同様な対策を施しています。
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ご回答ありがとうございます。 失礼しました。回答者様1と同様、情報に不足がありました、モーターはポールチェンジモータ(5.5kw/1.39kw)ですのでインバータを使用していません。全容量としては昇降、走行、シャトル駆動で10kwもないです。瞬間的に800mAを検出し動作中でも平均して300mAを検出していました。但し、昇降モータが動作すると300mAくらいを検出するのでメガー測定に問題なくてもレアショートを疑ったほうが良いでしょうか?また、リーククランプテスターはフィルター機能が付いたものを使用しています。ON/OFFいずれの方法でも測定していますが大きな変化はありませんでした。最終的な判断方法があればベストなのですが・・・。
常識的にインバータの漏れ電流でしょう http://www.mitsubishielectric.co.jp/fa/products/drv/inv/lineup/fr_a500/ina50b3d.htm http://www.jeea.or.jp/course/contents/02108/ >クレーンが動作してないくても1次側にあるアース線には常時8mA~30mAが検出されます 100mA程度の漏れ電流はごく当たり前でもある ただ800mAも行かせるのも困難ではある 通常では瞬時的な数値が出たとしても 再現させようとしてワザと流そうとしても せいぜい300mAくらいまで上げれれば上等ではある ↑の三菱電機の例ではAC200V55kWでやっと500mAしかない 合計負荷容量は何kWで 何kWのモータが幾つ付いてるのでしょうか? そしてインバータは何kWが何台? (何処のメーカの型番は何?) キャリア周波数は幾つ?
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ご回答ありがとうございます。 失礼しました。情報に不足がありました、モーターはポールチェンジモータ(5.5kw/1.39kw)ですのでインバータを使用していません。全容量としては昇降、走行、シャトル駆動で10kwもないです。瞬間的に800mAを検出し動作中でも平均して300mAを 検出していました。但し、昇降モータが動作すると300mAくらいを検出するのでメガー測定に問題なくてもレアショートを疑ったほうが良いでしょうか? 最終的な判断方法があればベストなのですが・・・。
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色々と考察いただきありがとうございます。 走行モーター(2.2Kw):50mA シャトルモーター(0.75kw):40mA程度 です。設備はトロリー給電になります。確かにトロリーが怪しいのかと思い、一次側ブレーカから直接ケーブルをクレーン給電盤へ引き込みましたが、変化なしでしたので、やはりクレーン側に問題があるといっていいのでしょうか。 ご指摘いただいたミソというべき、動作すると振動や偏芯などでショートする というところに焦点を当て考えるべきなのでしょうね。大事故になる前に早く原因を突き止めます。