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電気の漏れ電流について
- 電気の漏れ電流について教えてください。
- 絶縁測定の基準と方法について知りたいです。
- 分電盤の漏れ電流の測定結果について疑問があります。
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>その緑のアースをクランプで挟んで測定しております。 電気設備に使用している負荷機器の種類によりますが、最近では インバーターやサーボモーターが多く使用されています。 加えてスイッチングレギュレータ・コピー機・PC・モニターなども 多用されています。 これらの電源部には半導体回路が使用されており、この半導体の動作 の過程で接地線に高周波の漏れ電流がごく僅かですが流れます。 負荷機器の接地線にクランプメーターを貫通させますと通常の商用 電源での周波数成分(50Hz,60Hz)による漏れ電流に前記の高周波の 漏れ電流が加算されて流れます。 この結果、従来の平均値指示型のクランプメーターですと、電源の 周波数成分と高周波成分の漏れ電流を整流器で一括して整流し、直流 電流に定数を掛けて換算して表示させていますので、大きな漏れ電流 が流れていると判定されてしまいます。 かなり前の頃より、このような事象が増えてきましたので、クランプ メーターの内部に高周波成分の漏れ電流をフィルター回路を低減させ て、ほぼ商用周波数成分による漏れ電流を表示させる方式のクランプ メーターが販売されています。 また、このフィルター回路をON/OFFさせるスイッチを設けてあり、 フィルターのあり/なしにて両方表示できるようになっています。 機器の接地線をクランプして漏れ電流を測定したい場合は、フィルター 付きのクランプメーターを使用して、フィルターあり/なしでの状態 を考慮して判定するとよいでしょう。 この他に漏れ電流を測定する場合は電流値が小さいので、クランプ メーターの外部磁界の影響を受け易くなります。 このため、外部磁界の影響を受け難くした漏れ電流に向いたクランプ メーターを使用することをお勧めします。 詳しくは下のURLをクリックして参考にしてください。 「リーククランプメーター/3283/日置電機(例)」 https://www.hioki.co.jp/jp/products/detail/?product_key=174 「リーククランプメーター/ 3293-50/日置電機(例)」 https://www.hioki.co.jp/jp/products/detail/?product_key=854 (注) クランプメーターのカタログに漏れ電流の測定時の波形の例が記載 されています。 会員として登録する必要があるようですが、ダウンロードして参考 にすると良いでしょう。
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- lumiheart
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ノイズフィルタの漏れ電流 https://www.cosel.co.jp/technical/productinfo/0012.html https://www.inverter.co.jp/faq/data/180.asp IEC規格で0.5mA http://koukusu.com/japan/j_stand/iecj603351/j_stand_inter_elec_3.html 表3-28 漏洩電流許容値 パソコン1台に付き0.5mA 大きなオフィスとかでパソコン100台とかになると 漏れ電流50mAくらいあっても不思議ではない 電技で言う1mAとは電路での漏れ電流であって機器の漏れ電流は含まれない
補足
ありがとうございます。 もともとパソコン1台につき0.5mAぐらいは通常あっても当たり前ということでしょうか? その分電盤の点検が毎月あります。 当施設は広く分電盤の点検をするだけで丸1日かかります。 そのアースで漏れ電流の点検を毎月行う必要があるのでしょうか?
https://www.google.com/search?q=%E3%83%8E%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%AB%E3%82%BF%E3%83%BC&source=lnms&tbm=isch&sa=X&ved=0ahUKEwj16f7TjbbgAhVCi7wKHXRwDeQQ_AUIDigB&biw=1920&bih=938 負荷にこんなフィルターが入っていたら、交流電源の一部がフィルターのコンデンサを介してアースに逃げるのですから電流があって当然です。メガーで測れば直流電圧なのでフィルターのコンデンサを介してアースに逃げる電流がありません。
補足
ありがとうございます。 では、やはりほかの皆さんの言われているように 漏れ電流があっても当たり前ということでしょうか? その点検の必要性がいまいちわかりません。
- teppou
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No.1 teppou です。補足コメントに回答します。 >もう一つ確認ですが >ではブレーカの2次側で測定した漏れ電流については >やはり1mAを超えてはいけないということでいいのでしょうか? その通りです。 電気設備に関する技術基準を定める省令(通称 電気設備技術基準)という、経済産業省の法律があります。 その中に、150V未満の電線路では、絶縁抵抗値 0.1MΩ以下という規定のほかに、現行法では、漏電電流は 1mA 以下という規定もあります。同じことなのですが、漏電電流が計測できるクランプメーターがいきわたったので、電流値も明文化したものと思います。
補足
ありがとうございます。
- teppou
- ベストアンサー率46% (356/766)
電気技術者です。 分電盤に取り付けられているアース線に流れる電流を測定することには、大きな意味はありません。 電線から漏れ出た電流は、トランスのアース線に戻ります。 トランスのアース線は当然接地されていて、あるトランスの配線から漏れ出た電流は、そのトランスのアース線に戻りますが、分電盤に設置してあるアース線に流れる電流は、その分電盤のトランスに戻るわけではありません。 分電盤のアース線は、分電盤内の漏電電流を安全に大地に流すために設置されていて、まとめて接地電極に接続されていますので、分電盤のアース線に流れている電流がどこからどこへ流れているのかを特定する方法はありません。 アース線に 20mA ~ 30mA の電流が流れているのは少し多いとは思いますが、その電流値だけで何かを判断することはできません。 職場に変電設備があるのでしたら、各トランスごとのアース線に流れる電流を測定してみてください。何かわかるかもしれません。ただし、電気主任技術者や電気保安協会などに許可を得てからにしてください。
補足
ありがとうございます。 もう一つ確認ですが ではブレーカの2次側で測定した漏れ電流については やはり1mAを超えてはいけないということでいいのでしょうか? メガを測定した場合は0.1MΩ以上と基準があるので 基本的に同じ意味ですよね。 漏れがなければ漏れ電流は0なので
補足
https://www.hioki.co.jp/jp/products/detail/?product_key=174 のクランプメータなら私の現場のクランプメータと全く同じものでした。 そこで、試しに今日400V回路の動力盤のポンプで測定してみました。 まず、フィルターをOFFの状態で測定したら 19mAでした。 次にフィルターをONにしたら17mAでした。 あまりフィルターON OFFしても測定値にはそれほど 変化がないような気がします。 それとブレーカの漏電感度電流:30mA、100mA,500mAとか 書いてあります。その漏電感度電流で100mAとかなるとかなり危険なレベルと思うのですが漏電感度電流を100mAに設定してもいいのでしょうか?