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男も子育て?
ヒトは動物的にオスも子育てしてきた動物なのですか?古代の通い婚の習慣と辻褄が合わないと思います。 野良猫もオスは子育てしませんね?
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ヒトは動物的にオスも子育てしてきた動物なのですか?……そのようです。人は、その進化の過程で、環境の変化により幼児死亡率が急激に上昇しました。このタイミングで、ある一定期間に何度も子どもを産むということで、多産になっていったといわれています。そのため、人間の「授乳期間」は短く変化しました。そうすることで出産間隔を縮めて、一生の間にたくさん子どもを産むようになりました。たくさんの子どもを育てるために「共同保育」が必要になり、ほかの動物にはない「共同体」や「家族」をつくるという概念が生まれたといいます。 また、人の場合は、他の動物に比較して、「長い子ども期間」があります。そのため、共同の子育てと分かち合いの精神から生まれたのだろうと言われています。この点ではチンパンジーのオスよりもゴリラのオスに近いようです。そして、これが「家族の起源」にもなったようです。 人間の赤ちゃんはすでに「共同保育」されるように産まれてくるので、赤ちゃんはずっと泣くのだそうです。つまり、動物としての本能なんだそうです。 ところが、縄文時代のことですが、人々は、だいたい20〜30人程度の一族が集まって、集団で生活をしていました。男は狩に出かけて食料を集め、女は家にこもって家事全般を担います。 しかし、20〜30人の血の繋がった人たちだけで生活していると、大きな問題が生じます。それは、若い人たちが結婚相手を見つけることできないという問題です。現代にもありますね。 若い男女を一族外の人たちと交流させる必要があります。ただし、女性は、集団内での仕事もありますし、外に出るというのは危険ということで、外部の男が女のところ訪れる形が確立するようになりました。 女のところにやってきた男は、やることを済ませたら、その女性とは一緒に暮らさず、元の一族のところ戻り、狩の仕事に励みました。 この縄文時代の結婚スタイルが、妻問婚の起源なんじゃないか?と言われているようです。 弥生時代になって、人口が増えてくると、「男女の出会いがない」という問題は少しずつ解消されていきますが、なぜかこの結婚スタイルが続くことになったようです。縄文時代は1万年も続いたから、長い年月に根付いた文化や価値観は、簡単には変わらなかったんだろうと想像します。 この結婚スタイルが、古墳時代から平安時代にかけての妻問婚として続いていったのだろうと思います。 古代の通い婚の習慣と辻褄が合わないと思います。……たしかにご指摘のように、「子育て」という視点からは、形態が異なります。婚姻の形態や子育ての方法なども、時代により、地域により、変化していくということだと思います。ただ、妻問婚にしても、男性が子育てに全くかかわらないということではなくて、妻方の長や一族が責任を持つという形態になったということで、男性が全くかかわらなかったということではないようですね。 https://ja.wikipedia.org/wiki/妻問婚 野良猫もオスは子育てしませんね?……私はまったく知りませんが、基本的には「しない」ようです。ただネットで検索してみると、猫にもいろいろいるようです。下記は参考です。 https://pet-info.event.rakuten.net/articles/13940996731
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- NOMED
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進化的に サル から ヒト を隔てる痕跡としては、介護・看護をしていたか?に注視されます 道具を使用したとか武器を用いたとか、モノを加工したとか火を使用したとかを人類誕生の起源にしていたのは昔の話です つまり、弱いものを守る習慣があったのか?が重要で、その中に子育てや治療・介護などの文化で人類(ヒト)とされます 動物的に?という質問の意図は不明ですし、子育ての定義も曖昧ですので、強いものが弱いものを協力して守るのが古代だろうが現在だろうが・・ってことです
- himat_ex
- ベストアンサー率32% (99/305)
女が子育ては狩猟民族の価値観の押しつけかな。 国内は元々は共同養育だと思います。 農耕民族ならよってたかっての子育てなので、男女は余り関係ないです。 民族によっては男が子育て担当の場合も有ります。
- kabosu2022
- ベストアンサー率26% (122/466)
子育てをどう捉えているかで回答が変わります。 まず、哺乳動物は母乳が必要です。 母乳はメスだけが与えることが出来る。 つまり、母乳を与えるのが子育てならオスは子育てはできない。 次に、ホモサピエンスは脳の発達により進化した動物です。 現代では、オスも哺乳瓶を使い、粉ミルクを与えることが出来ます。 道具を使うことで、オスも子育てが出来る。 通い婚は縄文時代まで遡りますが、古代日本で流行った結婚スタイル、結婚しても夫婦一緒に暮らすのではなく、夫と妻は別居して、夫が定期的に妻に会いに行く、「妻問婚(つまどいこん)」。 妻問婚をした夫婦に子供が産まれると、育児は母親の実家で行われます。 母親だけのワンオペ育児は難しいので、実家の一族が協力して育児を行います。 平安時代中期になると、結婚した後も別居をしていた夫が、妻の実家で同棲するようになりました。 この結婚スタイルのことを「婿取婚(むこどりこん)」と言います。 さらに、夫婦が同じ家に住むのが当たり前になると、次第に夫婦は妻の実家ではなく、夫の実家で暮らすようになりました。この結婚スタイルのことを「嫁入婚(よめいりこん)」と言います。 子育ての場が母親の実家→父親の実家に移るのに合わせて、政治の仕組みも摂関政治→院政へと移り変わっていくことになったので通い婚はなくなりました。 結婚制度の変化は、日本の政治にも大きな影響を与えていたと考えてよいでしょう。
- nda23
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哺乳類のメスにとって、オスは生殖が済めば無用の長物です。 というより、子殺しをする害獣であり、子供を守るための敵です。 「子殺し」は広く見られる現象で、自分以外のオスから産まれた 種を滅ぼそうとするオスの本能と考えられます。 従って、子育てに参加する哺乳類のオスは人類だけで、それは 理性による行動だと思われます。あるいは、同情心を買うために 子供が可愛く産まれるという種の維持のメカニズムかも知れません。 人類でも、子供の虐待死の多くは男が女の連れ子を殺害する例が 多いようです。つまり、人間でも「子殺し」するわけです。
- sirasak
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https://www.youtube.com/watch?v=N1cTDlA5GWU 面白いし参考になると思います。 オスは子育てが下手です。笑 家族が経済的に衣食住に困らないように外に出て見守る役目と思います。
- BUN910
- ベストアンサー率32% (1041/3170)
50代のオヤジです。 日本は平成に入るまで、男は外で仕事、女は家事育児という形が基本的でした。 (その中で少しでも収入を増やすため、パートに出ていた女性もいましたが) 平成に入り、政治家や官僚たちが年金の財源や社会保険料などを使って無用の箱モノをあちこちに乱立させました。 結果、年金や社会保障の財源が足りなくなり、「1億総活躍社会」だの「女性の社会進出支援」だのカッコいい口からでまかせを言って、国民をだまして財源の確保に動いたのが発端です。 結局、女性が男性同様フルタイムの仕事を行うことで、家事分担等が出てきている訳です。 その延長で子育ても二人で行うものとまた口からでまかせを言って、男性の子育て支援をすることで少子化を食い止めようと・・・ 平成初期のあの無駄使いがなければ、財源が枯渇することなく昭和の頃の生活になっていたでしょう。 そうすれば、保育園が足りない問題や少子化だってここまで進まなかったでしょうね。 今のつけを子ども(将来の大人)に押付けているのではなく、ひと昔の政治の失敗を今の国民に押し付けているだけなんですよね。 今の政治家の重鎮(特に自民党)が、政治家の二世三世のボンボンばかりだから、国民の苦しみなんかわからず、官僚たちの取ってつけたような効果も判らない対策を伝書鳩のように言っているだけなんでしょうね。