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大草原の小さな家 最終回 土地の登記制度 疑問
- NHK BS4K 大草原の小さな家 最終回 2023年3月18日放送。ウォルナットグローブの町全体が不動産屋によって土地の権利が抑えられることが判明し、町の人全員が追い出されることになる。
- 質問:当時のアメリカの土地登記の状況について教えていただけますでしょうか。また、民事で陸軍が動くことはあるのでしょうか。
- 日本では土地を20年占有すると時効取得になりますが、アメリカの当時の土地登記制度はどのようなものだったのでしょうか。
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アメリカにおける土地の登記制度は、州によって異なりますが、19世紀中頃にはかなり普及していたようです。特に、西部開拓時代には土地を所有することが非常に重要な問題となり、土地の所有権をめぐる紛争が頻発しました。そこで、政府が土地所有権の登記制度を整備することで、土地の明確な所有権を保障することができるようになりました。 19世紀後半のアメリカ西部においては、未開拓地が多く、土地所有権の登記が追いつかない場合もありました。そのため、土地を占有している者が、一定期間経過した場合には、所有権を得ることができる「先占法」という制度がありました。ただし、この制度についても州によって異なりますので、詳しいことは州の法律によって異なります。 町の人を陸軍が銃を持って追い出しに来ることは、アメリカでは珍しいことではありません。アメリカでは、国家が法的に認めた正当な理由があれば、軍隊が内部での治安維持を行うことができます。例えば、南北戦争時には、北軍が南部の都市を占領した際に治安維持のために軍隊を投入することがありました。 土地の占有期間については、アメリカの場合も州によって異なりますが、20年程度の期間が一般的だとされています。ただし、時効取得についても、詳しい条件は州によって異なりますので、一概に言えません。
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- chie65536(@chie65535)
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>アメリカは土地の登記制度が当時あったかと思います・・ 登記制度があったからこそ「不動産屋が、町の土地を住民より先に登記して、町を乗っ取る」事が可能だったのです。 「やったもん勝ち」な訳です。 >・当時のアメリカの土地登記の状況についてお分かりでしたら教えていただけますでしょうか。 終戦直後の日本と同じく「やったもん勝ち」だったと思います。多くの人が「登記しないと自分の土地と認められない」って事を理解してなかったですから。 終戦直後の日本でも、役所の登記原本が戦災で失われ「持ち主不明の土地が本来の持ち主じゃない者に再登記されまくる」なんて事が多くありました。 >・町の人を陸軍が銃をもって追い出しに来ます。 > 民事で陸軍が動くことがあるのでしょうか 日本であれば自衛隊ですよね アメリカでは「町ぐるみの暴動」など、大規模な暴動が起きれば「州兵」などの軍隊に出動命令が出ます。 悪徳不動産屋が「町の住民全員が暴動を起こした」と州に救援を求めれば、州兵(陸軍)が鎮圧しに来ます。 現在でも、州知事や町長などが救援要請すれば州兵が鎮圧に出ます。 >・日本で土地を20年占有すると要件はありますが時効取得になります。 > アメリカの当時はどうなのでしょう ましてや登記制度が始まったばかりです。 当時のアメリカだと「土地を塀などで囲って、自分の物だと主張すれば自分の物。それらを自衛するために銃を持つ」が普通だったので、登記とか取得時効とか言われても理解できず「文句があれば銃を取れ」が普通だったと思います。
お礼
ありがとうございます。 登記制度がやはりあったとのこと 陸軍が土地の占有だけで町の人に銃を向けるなんて、ドラマではかなり乱暴に思いました。しかし、そのようなことは可能だったわけですね 持ち主不明の土地が本来の持ち主じゃない者に再登記されまくる うーんこれもどの程度あったかわかりませんが やばいてすね
お礼
ありがとうございます。 録画していたのでドラマを見返したら1840年に町ができています。住人はそれより前から住んでいたと思いますので登記制度が始まる以前に住人が住んでいたのではないかと思われます。 ドラマは1890年頃なのですでに50年以上経過しています。 時効取得していてもおかしくないですが、このドラマの舞台ミネソタ州で時効取得の制度がなかったのかもしれません。ドラマなので考証がされてないということも、ありえます