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【日本史】江戸時代は庶民が着物を買っても支払いはお
【日本史】江戸時代は庶民が着物を買っても支払いはお盆か年末の年2回の支払い日までお金を払わずに買えていたって本当ですか? 次のお歳暮または年末までにお金が用意出来る予定があれば先に物が買えたがお金用意出来なかったら売った側はどうしていたのですか?丸損な気がします。
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当然、集金コストや貸倒れリスクを考慮して値段を付けていますので、トータルでは損しません。また、売る相手によって値段は変動するし、どこの誰ともわからない人には売りません。おそらく定職の無い人にも。 現代の、「消費者金融会社は、担保無しで庶民にお金を貸しているが、自己破産や夜逃げされたら丸損では?」というのと同じですね。 で、その場で現金払いを条件にそのコスト分だけ安く売る店が出てきて、商法が変わっていきます。 下記ページの、「芝居千両、魚河岸千両、越後屋千両」の部分を参照。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%89%E4%BA%95%E9%AB%98%E5%88%A9
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- oska2
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>江戸時代は庶民が着物を買っても支払いはお盆か年末の年2回の支払い日までお金を払わずに買えていたって本当ですか? 本当です。 多くは、盆暮れの2回に分けて支払っていました。 もちろん、ニコニコ現金払いの客もいますがね。 >売った側はどうしていたのですか?丸損な気がします。 分割で販売する場合は「利息を付けた価格で販売」しています。 ※顧客を見て、追加する金利分を決めた。 ですから、丸損はありません。 それと、店側も「身元が分からない客には、分割を拒否」しています。 〇〇長屋の〇〇職人の〇〇さん。 しっかり身元を確認していますよ。 客としても、踏み倒しなどすると長屋を追い出されます。 「家賃は遅れても、支払いは遅れるな!」 大家は「今でいう住民票管理」をしていましたからね、追い出しを受けると住所不定になります。^^; ※お寺は、今でいう戸籍管理。 そうそう、1717年創業の大丸。 江戸時代は、幕府隠密の拠点だった様です。政商です。 ※各地の大丸で、隠密は地元の衣服に着替えた。 赤穂浪士の羽織は、大丸。旗印は、高島屋が準備した事は有名です。
- gunsin
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越後屋の話であって、全国で行われて、居た訳では有りません。 庶民に分割支払いで着物を売る、世界を見ても、こんな商売の 仕方は有りません、未払いのリスクが大きいと考えるからです。 越後屋は、この方法で、現在まで続く、老舗に成りました。 100円ショップ、儲かる筈がない、今や世界に広まってます。 宅配なんぞ、採算取れないの常識を破った、クロネコヤマト。 等々、何か事を為す御方は発想が、凡人とは、違う様です。
- fujic-1990
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越後屋のように「現金店前売り」の店も出現したり、節気(節季)払いとかで年4回?6回払いにした店もありで、江戸時代まるまるそうだったというわけではないですが、盆暮れ年2回払いが多かったようです。 支払いも、こん日の民法のいうところの「取立債務」で、集金に来なければ払わなくてもOKだったようです。 なので、例えば年末などの商店の番頭、小僧などは「掛け取り」に走り回っていたそうです。 「今日1日無事に逃げ切れば」ということで居留守を使ったり実際に家を空けて亭主は留守にしたりするなど、逃げ回る側の苦労話が落語になっていたりします。 ただ、昔は同じ町内に住んで、信用があっての掛け売りで、見たこともナイ人間に掛け売りするようなことはありませんでした。 自己破産制度などありませんから、悪意をもって踏み倒したりすれば大家に叱られて長屋から追い出され、町内に居られなくなったようですし、余所から逃げてきた保証人ナシの人間などどこの町内でも相手にされず、家を貸してももらえませんでした。 だから、同じ町内に住んでいるということは「信用力がある」という証拠だったのです。 だから、落語はともかく、みんな「借金は払おう」と一生懸命だったようです。 > 先に物が買えたがお金用意出来なかったら 同じ町内だから掛け売りするのであって、見たこともナイ人に掛け売りするということはありません。踏み倒されるリスクは低いのです。 さらに、もともとリスク分を上乗せして販売したでしょうし、本格的に逃げたと判断すれば「町名主」に訴え出てある程度は回収したり、少なくても2度と品物は売らないことにしたでしょう。 業界内でカクカクしかじかという回状を回したりもしたようです。今のように、事実を書いても名誉毀損になるなんて考え方はありませんでしたから。 よその町内では買えませんので、長い目で見ると困るのは踏み倒した本人なのです。 ということで丸損にはならなかったものと思います。
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