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外測度の定義について

写真の外測度の定義について、 (4行目に)Σ[n=1→∞]|In|から成る集合とありますが A⊂∪[n=1→∞]Inを満たすΣ[n=1→∞]|In|なので 集合の要素としてはΣ[n=1→∞]|In|だけのように感じたのですが、他にもあるのでしょうか、、 その下の注意2を見て、Σ[n=1→∞]|In|の[n=1→∞] で[n=1→k<∞]、[n=1→∞1<∞]、[n=1→∞2<∞]みたく足す範囲を複数分ければ集合の要素もいくつかバリエーションが出てくるなとは感じたのですが、そういう事を言っているという認識で合ってますでしょうか?

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回答No.1

そういう意味はありません。 集合Aが与えられた時、A⊂∪[1≦n<∞] I[n] を満たすような「全ての」{I[1], I[2], ...., } 「たち」を考え、その 各々の {I[n]} についてΣ[1≦n<∞] I[n] を計算し、それらを集めた集合の下限を取る、と言っています。 つまり、同じ事を書きますが、集合Aが与えられた時、A⊂∪[1≦n<∞] I[n] を満たすような集合列 {I[1], I[2], ... }は、一般に一つだけではないわけです。Aを「雑に」覆うような集合列もあれば、「なるべくAからはみ出ないように」覆う集合列もある。そうしたAを覆う『全ての』集合列を考え、その集合列各々に対して、Σ[1≦n<∞] I[n] を計算する、といっているのです。

gojalptmax
質問者

お礼

早速のご回答ありがとうございます! 理解しました また分からない点でたらご教授くださいm(_ _)m

その他の回答 (1)

回答No.2

老婆心ながら書いておきますが、例えば実数直線 R の部分集合 Aが "compact" というのは、Aを覆う「ありとあらゆる」開被覆を考え、その任意の開被覆を取って来ても、その中からとある有限集合が取れ、その有限開集合の合併がなおも Aを覆う、ということでした。 この場合も、Aの外測度というのは、Aを覆う「ありとあらゆる」(高々可算な)(半開)区間列を考え、その区間列の測度の総和「たち」からなる集合の下限を考えるのです。

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