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減価償却の新旧定率法について
H18までの定率法の償却率は、数学的な計算で年度ごとの償却率を決めていたと理解しているのですが、H19改正では、単純に定額法の償却率の250%とかとしているのは、なにか安易に感じるのですが、なにかもっともらしい論理はあるのでしょうか。
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> H18までの定率法の償却率は、数学的な計算で年度ごとの償却率を決めていた 1-EXP(LN(0.1)/(耐用年数)) で計算される数値を丸めていました。この式の中で0.1は耐用年数が過ぎた時に残存価額が10%になることに対応します。 H19改正では備忘価額として1円だけ残すことにしたのですから上記のような式では計算できません。定額法の償却率の250%にしたのは安易であるかもしれませんが,他によい方法がなかったためであろうと思います。
お礼
早速のご回答ありがとうございます。 EXP,LNなんて、なるほど、学者的な式ですね。 1円までなら「0.1」を「0.0001」ぐらいにすればよいのではないかと茶々を入れたくなりますが。 冗談はさておき、新方式は、「償却保証額」だの「改定償却率」を導入してもっともらしく取り繕っていますが、所詮学者の匂いはしません。どうせなら、もっと素人っぽくできなかったのでしょうかねぇ。何故残りのわずかな部分にこだわって恰好をつけるのか、気に入りませんね。