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別々の女性に、my dearest を使うのは?

2人の異なる女性に、「My dearest 相手の名前」とdearの最上級を使ってメールの挨拶にするのはダメですか? それとも、手紙文の挨拶はそれほど深刻なものではなく、英米人は普通に、複数の相手にdearest を使っているのでしょうか? 英語圏の事情を知っておられる方、宜しくお願い致します。

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  • Nakay702
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回答No.1

以下のとおりお答えします。 >2人の異なる女性に、「My dearest 相手の名前」とdearの最上級を使ってメールの挨拶にするのはダメですか? それとも、手紙文の挨拶はそれほど深刻なものではなく、英米人は普通に、複数の相手にdearest を使っているのでしょうか? ⇒dearestは最上級ですが、必ずしも「最も~な、一番~な」という比較の意味を表すのではなく、単に「とても~な、大変~な」といった強調の意味を表します。事実、知人のアメリカ人に聞いてみると、この語は少し古い感じがあるが、「複数の相手にdearest を使うことそれ自体には別段抵抗感はない」とのことです。宛名を書く都度に、”My dearest ~”などと書き始めるのは、実に「白々しいリップサービス」のように見えますが、実は全然「白々しいこと」ではないようなのです。それというのも、英語の最上級には「一番」とか「最も」のような比較の意味のほかに、「とても・大変」とか「この上ない・この上なく」といった意味、つまり単なる強調を意味用法があるからです。 多くの印欧語、例えばイタリア語などには、本来の最上級(il piú ~「最も・一番~」)のほかに、絶対最上級(~issimo「とても・非常に~」)*というのがあって、場面によって使い分けられます。例えば、il piú caro「最もいとしい」に対して、carissimo「とてもいとしい」といった具合に使い分けます。前者が通常の比較を、後者が強調を表すのに用いられるわけです。ところが、英語にはこれに相当する区別がありませんので、通常の比較表現の最上級と同じ形を、強調を表す場合にも兼用する、という恰好になっているわけです。 *音楽用語のpianissimo「とても弱く」、fortissimo「とても強く」などは、我々にもおなじみのイタリア語ですね。

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