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「烽(とぶひ)」の事例
「太宰府」のことを知りたいと思い、検索してみたのですが、いきなり「烽(とぶひ)」という用語が気になりました。「のろしをあげる施設」のようなのですが、マラソンみたいに、42Kmも死に物狂いで走らなくても、素早く伝達できるわけですから、人間の知恵って素晴らしいと思いました。 古代史に限りませんが、日本史の中で、この「のろし」が最も効果を発揮したと考えられる事例を教えてください。
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武田信玄が山頂や山城に狼煙台を築いて、それによって敵軍の侵攻をいち早く伝えるシステムを用意していた、という話がありますね。 https://www.nagano-cvb.or.jp/furinkazan/siseki/entry/000218.html 今はそれを再現するお祭りもやっているそうです。 http://www.nagano-np.co.jp/articles/81523 「煙」ではなく「音」で通報するシステムもありますね。火事を知らせる半鐘が代表ですが、お寺の鐘、その音を聞くと「出陣じゃあ」というイメージになる法螺貝や、太鼓を使いました。 天気が悪いと使えない煙システムより音のほうがより細かい情報を伝えられるというメリットがありますね。
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- SPS700
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#1です。訂正です。 モンゴルのチンギスカーンの場合は「1時間で140km」でした。お詫びして、訂正します。 狼煙の上げ方は、下記などをご覧ください。 https://liginc.co.jp/391617
- SPS700
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とぶひ = 飛ぶ+火 です。 1。日本では、風土記(例えば秋本吉郎校注『風土記』の肥前の国、日本古典文学大系2(1958)379ページ)に「烽貮拾所」の記載があります。今の長崎県と佐賀県で二十箇所です。 主に戦争に使われた通信手段です。『太平記』などにもあります。ただち煙が出てるか出てないか、の+ー二つの選択肢しかないので、モールス符号なだに置き換える宇垣もありました。 2。モンゴルのチンギスカーンの時は、一分間にずいぶん早く200キロ近くの通信ができたそうです。 3。中国では、狼煙と書きますがなぜ「オオカミの煙」かというと狼の糞を焼くと煙が真っ直ぐ上に上る、と(下記)のように信じられていたからだそうです。万里の長城にはその跡があるそうです。 https://www.sohu.com/a/423054278_401284
お礼
気の遠くなるような広大な領土を築いたわけですから、通信手段というのは重要だったのでしょうね。広い草原地帯では有効な手段だったのかも。
お礼
目で見るか、耳で聞くかという違いはあっても、情報を得るということからは、当時としては、画期的だったのかも。戦国時代のことですから、信玄に限らず重要な手段だったのかも。 半鐘って、いつまであったのかなぁ。幼少のころ(昭和30年代)、まだあったような気がするのですが、記憶間違いかも。