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複素数です
複素数α、βはα+β+2=0 |α|=|β|=2を満たしている。 複素数平面上の3点A(α)B(β)c(2)を頂点とする三角形A B Cの面積を求めよ。 わからなくてこまっています。 おしえてください。
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少し長くなります。2通りの解き方を紹介します。 【図形の性質を使う解法】 A(α), B(β), C(-2) とおきます。この3点はOを中心とする半径2の円周上にある事は明らかですね。(このことは解答では使わないかもしれませんが) α+β=-2 で,D(-2)とおくと,点Dは原点に関してCと対称な位置にあります。 そして,四辺形OADBはODを対角線とする平行四辺形になりますが,隣り合う2辺OA, OBの長さが等しいので,四辺形OADBはひし形となります。平行四辺形(もちろんひし形も)の2つの対角線は,互いに他を2等分します。ひし形ゆえ,2つの対角線は直交します。 従って,対角線ABは点(-1)で実軸と直交することがわかります。 OA=2, OD=1, ∠ADOが直角だから三平方の定理から AD=√3 従って △ADC=(1/2)CD*AD=(1/2)*(1+2)*√3=3√3/2 図形の対象性から △BDC=△ADC ゆえに △ABC=(3√3/2)*2=3√3 ……答 【極形式を使う解法】 A(α), B(β), C(-2) とおくのは同じ。 |α|=2, |β|=2 だから,x, y(0≦x<2π, 0≦y<2π)を偏角として α=2(cosx+isinx) β=2(cosy+isiny) と表すことができます。ここでx≦yとします。 このとき α+β =2((cosx+cosy)+i(sinx+siny)) =2(2(cos(x+y)/2)*(cos(x-y)/2)+2i(sin(x+y)/2)*(cos(x-y)/2)) =4(cos(x-y)/2)((cos(x+y)/2)+i(sin(x+y)/2)) ……① ここでα+βが実数であるから sin(x+y)/2=0 さらに,0≦x<2π, 0≦y<2πであるから 0≦(x+y)/2<2π (x+y)/2=0となるのはx=y=0のときで,このときα=β=2となり,α+β+2=0より不適。よってα≠0, β≠0 であるから 0<(x+y)/2<2π このときsin(x+y)/2=0をみたすのは (x+y)/2=π これと①より α+β =4(cos(x-y)/2)((cos(x+y)/2)+i(sin(x+y)/2)) ……① =4(cos(x-y)/2)(cosπ) (∵sin(x+y)/2=0) =-4cos(x-y)/2 =-2 cos(x-y)/2=1/2 (x-y)/2=-π/3, π/3 x≦yであったから (x-y)/2=-π/3 これと(x+y)/2=πから x=(2/3)π, y=(4/3)π となります。 このことから△ABCは点Oを重心とする正三角形であることがわかり,その面積は△OABの面積の3倍である。∠AOB=2π/3だからよって△ABCの面積は ((1/2)OA*OB*sin(2π/3))*3 =(1/2)*2*2*(√3/2)*3 =3√3 ……答 以上です。
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- 上野 尚人(@uenotakato)
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α + β + 2 = 0 より (α + β + 2) / 3 = 0 よって、三角形ABCの重心は原点Oである。 また、| α | = | β | = 2 より、3点A , B , Cはいずれも原点Oからの距離が2である。つまり、原点Oを中心とする半径2の円が三角形ABCの外接円であり、原点Oが三角形ABCの外心である。 重心と外心が一致するので、この三角形ABCは正三角形である。 よって求める面積は △OAB + △OBC + △OCA = { (1/2)・2・2・sin(2π/3) } ・3 = 3√3 …答