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3次方程式

z^5+z-1=0かつ|z|=1をみたす複素数を求めよ。 という問題の解答を読んでいると、5次式を因数分解して (z^2-z+1)(z^3+z^2-1)=0 となり、z^2-z+1=0の解が|z|=1をみたすことを確認して終わりだったのですが、 なぜz^3+z^2-1=0の解が|z|=1ではないと言えるのかよくわかりませんでした。 簡単に言えることなのでしょうか?(だから解答で省略されているのでしょうか?) 教えてください。

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  • gamma1854
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回答No.3

z^3 + z^2- 1 = 0 ... (*) |z| = 1 とすると z = e^(iφ). (*) ⇔ { cos(2φ) = 0 and sinφ*(cosφ + 1) = 0 }. これは不成立。 この経緯を略したのでしょう。

Marico_MAP
質問者

お礼

なるほど……ということは、5次式のむずかしい因数分解など考えずに、最初から > z = e^(iφ) としてφの方程式として考えればよかったとも言えるわけですね…。 ありがとうございました。

その他の回答 (3)

回答No.4

z^5+z-1を因数分解する事が難しいかも知れない。 実は、この「z^n + z - 1 = 0」という方程式は、時々見かけて、|z|=1という制約が掛かっていると、うまい方法がある。以下、zの複素共役をconj(z)とかく。 z^5 + z -1 = 0から、z^5 = 1-z。|z|=1から、両辺の絶対値をとって|1-z| = 1。 従って |z|= 1 → z * conj(z) = 1 |1-z| = 1 → (1-z) (1-conj(z)) = 1 。上と合わせて z + conj(z) = 1 従って、根と係数の関係から、z, conj(z)は、t^2 - t + 1の2根となる。

Marico_MAP
質問者

お礼

なるほど…! こういう仕組みがあったのですね。 ありがとうございました。

  • asuncion
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回答No.2

すごいのは、 z^5+z-1 を因数分解して (z^2-z+1)(z^3+z^2-1) となることによく気づけたな、ということです。

Marico_MAP
質問者

お礼

そうなんですよね…。

  • asuncion
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回答No.1

f(z) = z^3 + z^2 - 1とおいて 微分・増減表からf(z)のグラフをかくと 0 < z < 1の区間で1回だけz軸と交差することが わかります。 ということは、f(z) = 0の解は 0 < z < 1の1つの実数解 2つの虚数解 となります。これらの解を複素数平面上にプロットすると、 半径が1未満の単位円周上に偏角が0°、120°、240°の3点が 表われます。したがって、単位円の半径が1未満であることから |z| ≠ 1ということになるのではないでしょうか。

Marico_MAP
質問者

お礼

アドバイスありがとうございます。

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