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湯桶読み

熱海の「盛り土流出」はテレビのニュースでは「もりどりゅうしゅつ」と読んでいますが、「もり」は訓読みなので「もりつち」が自然に思えます。なぜわざわざ湯桶読みをするのでしょうか。

みんなの回答

  • g27anato
  • ベストアンサー率29% (1166/3945)
回答No.3

「盛り土」 …一般的な読みは「もりつち」が正しいと思って構いません。 「もりど」は、 時期は分かりませんが、料理用語の「切り盛り」という言葉が建設業界の整地などに引用され、 それが規模の大きい開発造成などで工事従事者の間に「切り土」「盛り土」として、「土」を「土木」の「ど」と読み「工事の名称」とする業界用語に定着したようです。 日本語では特定の職業に従事者する関係者が一言でイメージできる単語として、二つの単語を組み合わせた一つの名称を業界用語にする事が歴史的に有るようです。 風呂業界の「湯」を汲む「桶」が「ゆおけ」となり、 料理用語の「ゆとう」と読む「湯桶」とはイメージを違えてます。 良い事が重なる縁起の「○重」を「○じゅう」と読み、「重」と「箱」を組み合わせて一つの名称にしたのが料理用語「重箱」のようです。 このように二つの単語を組み合わせて一つの名称にする業界用語には、 音読み訓読みのこだわりよりも、一言でイメージできる名称となる事が優先されてるようです。

回答No.2

その業界の権威のある人が一番最初に言った読み方がそのまま継承されてしまっただけだと思います。その業界ではその読み方が標準になってしまったために報道などでもその読み方をしないと関係者からクレームを付けられる可能性があると思います。このようなことから本来の読み方を行うと問題が出る可能性が生じてしまうのでそのまま業界用語を使うのだと思います。また取材先で言っていた通りに言っているだけかもしれません。 そもそも、人の名前、地名等で同様の読み方をしているものが多く見られると思います。

noname#252332
noname#252332
回答No.1

https://hiramatu-hifuka.com/onyak/kotoba-1/naruhodo03.html 『NHKことばのハンドブック第2版は盛り土について・・ニュースや一般番組では「モリツチ」と言うが、土木関係などの専門番組では「モリド」と言ってもよい。・・と記載があります。』  だそうで土木技術にかかわる報道では過去からモリドだそうです。プラント工事では石綿はセキメンとしか読みません。