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y=s/(1+r)^x (0<r<1) の積分
y=s/(1+r)^x (0<r<1) の指数関数を0~無限まで積分すると s/r になるかと思います。(割引現在価値の出し方ですが) 数列の和(級数)を使ったやりかたはテキストに出てくるのでわかるのですが、 積分を使った変形で解くことはできるのでしょうか。 高校の数学テキストを出してきてちょっと見ましたが、久しぶりでもあり、すぐ分からなかったので質問させていただきます。
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- CygnusX1
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補足から >PS A = [ s * (1/(1 + r))^x / ln(1 / (1 + r)) ](0→∞) = 0 - s / ln(1 / (1 + r)) のところはよくわからないのですが。 積分後の関数を f(x) とすると 0 から∞の積分は f(∞) - f(0) ですから、 f(x) = s * (1/(1 + r))^x / ln(1 / (1 + r)) で x = ∞ とすると、1/(1+r)^∞ が 0 x = 0 とすると、1/(1+r) ^0 = 1 となり、 0 - s * 1 / ln(1 / (1 + r)) となります。
お礼
なるほどです、ありがとうございます!
- CygnusX1
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x を 0〜無限、ではなく 1〜無限 にするとs/r になりますね。 0〜無限ならば 1 + s/r になります。 それから、これは積分ではないです。積分の場合は x は連続的に変化して、 1.1 とか 10.05 のようなところも考えなければなりません。 ∫y(x) dx の dx は無限に小さい区分に分けて足していくということですから。 例えば、s = 10, r = 0.1 とすると、一年目 9.091 、二年目 8.264 ですが、積分では、 一年目 (1 + 0.9091)/2 = 9.545、 二年目 (9.091 + 8.264)/2 = 8.678 (台形近似) この差約 0.4 が出ているのだと思います。
お礼
ありがとうございます。恐らく連続複利だと積分になるのですね。
補足
連続複利だと底が1以上(1.05など)ですが、この割引現在価値の計算だと底が0~1 (0.95)になり、形としてはY軸に線対称の、ような、増減をするのを確認しました。ずいぶん懐かしいですが。また今回の、指数関数の式と、y=1/x の式とを混同していていたところがあり、それも整理できました。ありがとうございました。
- tmppassenger
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> textではないですが、これと同じ式です > https://keiei-manabu.com/finance/perpetual%EF%BD%B0value1.html これは y = s / ((1+r)^x) (0<r<1) を 0≦x< ∞で(正確に)積分したものではないではないですか... いわゆる「台形公式」を使った近似計算です。 で、ちゃんと計算すると、s/((1+r)^x) = s * exp(x * (-log(1+r) )ですので、これを積分すればいいですよね。置換積分を使えば積分出来ますが、慣れてしまっていれば、 (d/dx) (exp(ax)) = a*exp(ax)なので、∫exp(-xlog(1+r))dx = (-1/log(1+r)) exp(-xlog(1+r)) + C ですね。なので、元の式の、0≦x< ∞の範囲での定積分は、s/log(1+r) です。
お礼
あいまいな質問で、すみませんでした。でも大変勉強なりました。ありがとうございます!
- CygnusX1
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積分は台形の面積の和と考える。 y(x) = s / (1 + r)^x として、x = 0, 1, 2, 3, ・・・, n とした時、面積 A は A = (y(0) + y(1))/2 + (y(1) + y(2))/2 + ・・・+(y(n-1) + y(n))/2 = y(0)/2 + y(1) + y(2) + ・・・+ y(n-1) + y(n)/2 途中省略 A = s * (1/2 + ((1 + r)^(n - 1) - 1) / ((1 + r)^(n - 1) * r) + 1 / (2 * (1 + r)^n) = s * (1/2 + 1 / r + 1 / ((1 + r)^(n - 1) * r) + 1 / (2* (1 + r)^n) n → ∞ で、( )内の3, 4項は 0 となるので s * (1/2 + 1/r) となりました。ご質問の中の s/r とは違ってますが、私間違ってる?? 積分の式については、理科年表で調べたところ、 ∫a^(b x) dx = a^(b x) / (b ln a) という式がありました。 a = 1 / (1 + r) b = 1 とすると、 A = [ s * (1/(1 + r))^x / ln(1 / (1 + r)) ](0→∞) = 0 - s / ln(1 / (1 + r)) = - s / ln(1 / (1 + r))
お礼
ありがとうございます。 たぶん教えいただいたので合っているのではないかと思います。少しだけs/2 だけ多いようなのですが、たぶん形のずれ分なのではないでしょうか。 一応、質問の内容は下記と同じ式になります https://keiei-manabu.com/finance/perpetual%EF%BD%B0value1.html これだと、積分した時と比べ、隙間分小さくなるので、それがs/2 になるのではないかと推測します。 積分もありがとうございます。
補足
積分に関しては、私もその式しか、数学の教科書では見つけられず、(これ以上変形できないので)すっきりしないな、と思っていたのですが、ここまでなんでしょうかね。 PS A = [ s * (1/(1 + r))^x / ln(1 / (1 + r)) ](0→∞) = 0 - s / ln(1 / (1 + r)) のところはよくわからないのですが。
- tmppassenger
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ちょっと確認ですが、その「数列の和(級数)を使ったやりかたはテキストに出てくるのでわかる」という方法で解いた過程を、記載してもらえますか?
お礼
textではないですが、これと同じ式です https://keiei-manabu.com/finance/perpetual%EF%BD%B0value1.html
お礼
すごくわかりやすいです。台形近似だと、曲線が下に凸なので、少し大きくなるわけですね。ありがとうございます!