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熱力学の公式と積分についての質問
- 熱力学の公式(断熱変化における仕事を求める公式)について質問があります。
- 質問1では、式3を導出する過程がわからないため、指数の扱いに苦手意識があります。
- 質問2では、式3から式4への変形過程がわからないため、詳しい説明を求めています。
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ANo.1です. > →1/V^γ=V^(-γ) となっている理由は、指数法則より 1/a^(-n)=a^nより用いたものと解釈しました。 その通りです. > W > = p1 V1^γ∫[1→2] V^(-γ) dV > = p1 V1^γ[V^(1-γ)/(1 - γ)]_[1→2] > = p1 V1^γ/(γ - 1) [-1/V^(γ-1)]_[1→2] > →ここで(1-γ)が(-1+γ)と変形しているのはなぜですか?何かの公式を使用しているのでしょうか? γは1より大きいです.(1 - γ)は負の数になってしまい,気持ち悪いので,(γ - 1)の形が現れるように変形しました.定積分の両端での値を評価してからこの変形を行うと,2個所に同じ変形を施す必要があるため,このタイミングで行いました.別にこんな公式があるってわけじゃなく, V^(1-γ) = 1/V^(γ-1) (指数法則) 1/(1 - γ) = -1/(γ - 1) という書き換えを行い,-1/(γ - 1)を[]の外に括り出しただけです. > →ここで{1/V1^(γ-1) - 1/V2^(γ-1)}={1 - (V1/V2)^(γ-1)}となるのはなぜでしょうか? {1/V1^(γ-1) - 1/V2^(γ-1)}={1 - (V1/V2)^(γ-1)}ではありません. {1/V1^(γ-1) - 1/V2^(γ-1)} から因子1/V1^(γ-1)を括り出しているだけです: {1/V1^(γ-1) - 1/V2^(γ-1)} = 1/V1^(γ-1) {1 - V1^(γ-1)/V2^(γ-1)} = 1/V1^(γ-1) {1 - (V1/V2)^(γ-1)} です.
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- naniwacchi
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- naniwacchi
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こんにちわ。 変数の扱いがあるので、物理カテの方がよかったかもしれませんが・・・ 以下、圧力:pは小文字、体積:Vは大文字で統一し、 状態 1や 2は、p(1)や V(1)のように表すことにします。 (式1)より、 p= p(1)・V(1)^γ/V^γ これを (式2)に代入して w = ∫[1→2] p(1)・V(1)^γ/V^γ dV = p(1)・V(1)^γ ∫[1→2] V^(-γ) dV = p(1)・V(1)^γ [ 1/(-γ+1)・{ V(2)^(-γ+1)- V(1)^(-γ+1) } ] = p(1)・V(1)^γ/(γ-1)・V(1)^(-γ+1){ 1- [V(2)/V(1)]^(-γ+1) } =(途中くくり出したり、約分したり) = (式3) ∫x^n dx= 1/(n+1)* x^(n+1)+ C の式を実数に拡張したものを使っています。 さらに、 p(1)・V(1)^γ= p(2)・V(2)^γより [V(2)/V(1)]^γ= p(1)/p(2) を代入することで (式4)が得られます。
お礼
回答頂きありがとうございます。 わからなかったところおよび、解釈した点を矢印(→)にて追記しましたのでよろしければ再度回答願います。 w = ∫[1→2] p(1)・V(1)^γ/V^γ dV = p(1)・V(1)^γ ∫[1→2] V^(-γ) dV = p(1)・V(1)^γ [ 1/(-γ+1)・{ V(2)^(-γ+1)- V(1)^(-γ+1) } ] = p(1)・V(1)^γ/(γ-1)・V(1)^(-γ+1){ 1- [V(2)/V(1)]^(-γ+1) } →ここで(1-γ)が(-1+γ)と変形しているのはなぜですか?何かの公式を使用しているのでしょうか? 又、1/(-γ+1)・{ V(2)^(-γ+1)- V(1)^(-γ+1) }=1- [V(2)/V(1)]^(-γ+1)と変形しているのはなぜですか 式の変形という基本的質問内容ですが、よろしければ回答願います。
式1より p = {p1 V1^γ}V^(-γ). ※この式の{}内は定数であることに注意. これを仕事の式 W = ∫[1→2] p dV に代入すると, W = p1 V1^γ∫[1→2] V^(-γ) dV = p1 V1^γ[V^(1-γ)/(1 - γ)]_[1→2] = p1 V1^γ/(γ - 1) [-1/V^(γ-1)]_[1→2] = p1 V1^γ/(γ - 1) {1/V1^(γ-1) - 1/V2^(γ-1)} = p1 V1^γ/{(γ - 1)V1^(γ-1)} {1 - (V1/V2)^(γ-1)} = p1 V1/(γ - 1) {1 - (V1/V2)^(γ-1)}. (これが式3) また,式1でp = p2,V = V2のとき p2 V2^γ = p1 V1^γ V1^γ/V2^γ = p2/p1 (V1/V2)^γ = p2/p1 ∴V1/V2 = (p2/p1)^(1/γ). これを式3に代入すると, W = p1 V1/(γ - 1) {1 - [(p2/p1)^(1/γ)]^(γ-1)} = p1 V1/(γ - 1) {1 - (p2/p1)^((γ-1)/γ)}. (これが式4) ※式変形はできるだけ省略せずに書いたつもりですが,そのため逆にくどいというか流れが悪くなっています.
お礼
回答頂きありがとうございます。 わからなかったところおよび、解釈した点を矢印(→)にて追記しましたのでよろしければ再度回答願います。 式1より p = {p1 V1^γ}V^(-γ). →1/V^γ=V^(-γ) となっている理由は、指数法則より 1/a^(-n)=a^nより用いたものと解釈し ました。 ※この式の{}内は定数であることに注意. これを仕事の式 W = ∫[1→2] p dV に代入すると, W = p1 V1^γ∫[1→2] V^(-γ) dV = p1 V1^γ[V^(1-γ)/(1 - γ)]_[1→2] = p1 V1^γ/(γ - 1) [-1/V^(γ-1)]_[1→2] →ここで(1-γ)が(-1+γ)と変形しているのはなぜですか?何かの公式を使用しているのでしょうか? = p1 V1^γ/(γ - 1) {1/V1^(γ-1) - 1/V2^(γ-1)} = p1 V1^γ/{(γ - 1)V1^(γ-1)} {1 - (V1/V2)^(γ-1)} →ここで{1/V1^(γ-1) - 1/V2^(γ-1)}={1 - (V1/V2)^(γ-1)}となるのはなぜでしょうか? 式の変形という基本的質問内容ですが、よろしければ回答願います。
お礼
再度回答頂きありがとうございます。 自分がわからなかった所を的確かつ解りやすく教えて頂きとても助かりました。