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使える数学
大人になって、働くようになってから、これは使えるなと思った数学の技法ってありますか。 私の個人的な感想としては、微分とか積分はなかなか実社会のビジネスの場で使う機会がないのですが、意外と数列が使えるなと思いました。 物価上昇×金利が5%のとき、月5万(年間60万)円でマンションを借りるのと、1200万円でマンションを買うのどっとが得かみたいな計算って、無限の等差級数の和で出せるんだなと関心しました。 普段のビジネスで使いこなしているエピソードがあれば教えてください。
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私も数列は使えると思います。 ファイナンスでは割引現在価値という考え方が重要になります。 割引現在価値とは、お金の価値は時間とともに変化するが、将来のお金を現在の価値に換算したらどれくらいになるかというものです。 この考えは、企業価値評価、株価、債券価格、ローン、不動産、保険等々、多岐に渡って使われます。 割引現在価値は、お金の価値は複利で変化するものとの前提にたってます。 複利の方が単利より時間軸をより正確に反映できるからです。 複利で考える場合は、等比数列が出てきますし、等比数列の和というのもよく使われます。 株価は配当の等比数列の和で表されると考える配当割引モデルと呼ばれる株価形成モデルもあります。 高校時代には等比数列の和の公式なんかを習いましたが、受験以降はすっかり忘れていました。 その後、社会に出てファイナンスの勉強をしてからはよくお世話になっています。 複利であればべき乗が出てきますので、指数関数のお世話になります。 指数関数が出てきたら対数関数のお世話になり、高校で習う二、三の基本的な対数関数の公式が意外と役に立ちました。 社会に出てから微分・積分などを直接使うことはありませんが、微分・積分は数列と親和性があります。 だって微分・積分の勉強の初っ端は、数列だったはずです。 そのあと極限とか習って、微分・積分へ辿り着いたと思います。 数列では離散的に考えますが、微分・積分では連続的に考えますね。 ローンの支払い額なども離散的に考えるより、(現実的にはありえませんが)連続的な支払いケースを考えた場合の支払額を考えた方が計算が楽になる場合もあります。 月単位の支払を計算を簡単にするためにはよく年払いにして考えたりしますが、逆に瞬間瞬間に連続的に支払うと考えるのです。 意外と誤差が少なく、計算も楽になったりしますよ。
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- mitomito
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高校数学で言えば、「論理と集合」が役立っています。言葉の包含関係や、理路騒然とした説明が役立っています。 大学の授業では、コンピュータープロミングで習った「論理学(の初歩)」が、役立っています。 会議の場では、嫌がられるますが、 「要件1と要件2と要件3を、あげられていますが、”一つでも成立すると、全てが満たされる事項ですか”、それとも”3つ全てが成立しないと満たされない事項ですか”、あるいは、”『1・2・3の順番』で、全て満たされないと成立しない事項ですか”」という質問を、スピーカーに何度も繰り返しました。 何度も繰り返しているために、疎まれていますが、会議の中で「本質的な事項に迫る質問をする男だ」という評価を頂いています。(勝手な、自己満足かもしれませんが。。。) >普段のビジネスで使いこなしているエピソードがあれば教えてください。 数学の本質にはずれますが、資料作りの時に、デカルト座標を応用した「2×2の4分割表」が役立っています。ビジネスからは外れますが、「ジョハリの窓」等が、その最適事例です。 少しでも、質問者さんの参考になれば、幸いです。
お礼
ありがとうございます。 高校生のとき微積分は得意で論理式は苦手でしたが、 社会にでると論理学がしっかりしていないプランで、原因と結果の関係を見誤ってよく苦労しています。。。 確かにココらへんも大事ですね。
- 中村 拓男(@tknakamuri)
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期待している答とは違うかもしれませんが 私はコンピューターのエンジニアなので、 ブール代数は飯の種ですが、他の数学は普段あまり使いません。 しかし客先に応じて数学の知識が要求されることもあります。 サーボモータの設計支援→微積やラプラス変換 地図表示→ピタブラス、微分幾何 3Dのゲーム→線形代数 文系の職種限定の話なら外してるかも。
お礼
地図表示や3Dのゲームは最近とても活発なビジネスだなという印象があります。ここでも数学が活きてくるのですね。ありがとうございます。
お礼
ありがとうございます。 No.3さんの感覚がまさに私の質問の発端になるところでした。 微積への親和性もなるほど理解できました。