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大陸棚について
大陸棚について調べているのですが、 国連海洋法条約で定められている大陸棚と 地理的な意味での 海岸から水深200メートルくらいまでの海底。 のことに関して全く別のものなのでしょうか?
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ウイキペディアをよく読んでみると分かると思います。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A4%A7%E9%99%B8%E6%A3%9A 法的大陸棚の項目内にこうあります。 >1958年に、第一次国連海洋法会議で、「ジュネーブ海洋法四条約」(※)が採択された。このうち、「大陸棚に関する条約」で大陸棚を「200mまたは天然資源の開発可能な水深まで。」と定義し、沿岸国は「海底とその地下の天然資源の探査・開発について主権的権利」を持つとされた。 >しかしながら、技術の進展に伴い「開発可能な水深」では基準として相応しくなくなったことや、領海などその他の海の権利に関しては各国がそれぞれ独自の権利を主張していたことから、1982年に、第三次国連海洋法会議にて、海の憲法と言われる「海洋法に関する国際連合条約」(海洋法条約)を採択、1994年に発効した。 >これにより、沿岸国の管轄権が及ぶ範囲の一つとして大陸棚が定義され、沿岸国は基本的に200海里までの海底及び海底下を大陸棚とすることができるほか、海底の地形・地質が一定条件を満たせば、200海里の外側に大陸棚の限界を設定することが可能であるとされている[1]。 要は、最初は200 メートルでということにしてたけど、、結局沿岸国が 200海里までの海底及び海底下を大陸棚とすることができるほか、海底の地形・地質が一定条件を満たせば、200海里の外側に大陸棚の限界を設定することが可能 ということに変更した、ということのようです。 あなたの質問の答えとしては、どちらも大陸棚と言って良いという点で、同じだと思います。