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短歌における助詞の省略の可・不可について

詠草:花も濡れ葉も濡れ潤む紫陽花の仄か滴る降れる小雨に    はなもぬれはもぬれうるむあじさゐのほのかしたたるふれるこさめに 私が、ドライブ中に、小雨にぬれる紫陽花を見て、(雨に紫陽花の組み合わせは、昔から私の好きな1景です。)興を感じ、できた、短歌です。 しかし、この歌には、最低、私の気づいてるかぎり、1つ、難点があります。それは、「仄か滴る」は、正確な文法で言えば、「仄かに滴る」となるところです。 しかし、そうすると、定型が崩れ、破調となり、短歌の半分の命である、韻律・調べが、悪くなるような気がするのです。「仄か滴る」を「仄に滴る」でもいいでしょうが、「ほの」は形容詞・動詞などに接続すると、広辞苑第5版にあり、助詞である「に」に接続させるのも、文法的には、やはり、不可かと思います。 ただ、助詞の省略は、短歌の世界では、あることは、知っているのですが、この歌の場合、助詞「に」の省略が、可・不可なのかが、よく、わかりません。 また、「濡れ」を2度使い、さらに、「潤む」は、くどいでしょうか?誰か、分かる方がいれば、教えてください。また、こうすればいいよと、この歌を、添削していただいても、大いに結構です。むしろ、それを、望みます。以上、助詞の省略の、可・不可の回答と添削を、誰か、宜しくおねがいします。

みんなの回答

noname#8908
noname#8908
回答No.4

レスポンスがあるとは思いませんでした。 あなたの歌と、私のドラフトでは最初に構築するイメージが 違うのは判りますよネ。 従って、先にも申し上げましたように ついて行けません。 それに、私は人と競う為に俳句や短歌を やっている訳では、ありません。 本当の実力はどうだとか、という次元とも無縁です。 生命ある存在として、 最初に感じたことに対して、素直に反応しているだけです。 こういう、スタンスではいけませんか? 流儀・流派・主義・巧拙、それに 実力がどうのとかではなく、 静かにイメージの比較をしてみて下さい! 私の即席の俳句で、お別れ致します。 この季節、少しでも涼味を感じて頂けたら…… 「売られをる苗の中なる茄子の花」

u-tac
質問者

お礼

ご意見ありがとうございます。そういう、スタンスで作歌されている方もおられることを知り,参考になりました。ただ、あなたの回答からは、感じたものを三十一文字にのせられているだけで、自分のみの悦に入り、向上心というものがないような気がします。なぜ、斎藤茂吉が、歌論を書き、また、佐藤佐太郎が、歌論を書き、他、多数の歌人が、多数の歌論を書いているのでしょうか。他人と競(競うというのは御幣があるかもしれませんが)うのがお嫌なら、自分自身と競われては、いかがですか。つまり、「向上心。」それから、あなたが、5、6首送れば添削するといはれたから、詠草を送ったのに、あなたは、添削されなかった。これは、誠意ある対応でしょうか。それから、そもそも、教えてgooに、載せた、質問事項、になんらお答えになっていない。最後に、あなたの歌から感じるものは、「だから、どうした。」です。とにかく、色々、貴重な意見ありがとうございました。

noname#8908
noname#8908
回答No.3

補足、および作品を拝誦致しました。 以下に申し述べますことに関して、お気に障られたら、ごめんなさい。 全体的な印象として、主観語(小主観&大主観)が多いのと、日本語の 動詞として不可解な活用が見られ、ついて行けません。 「モノ(名詞)と動詞で詠みなさい。形容詞はモノの性質を表わす言葉のみ使いなさい」と教えられました。 「何故、修飾語が良くないかというと、本人にしか解からないから」とのことでした。 一例として、巧拙はともかく、私の歌のドラフトを記述します。 比較してみて下さい。 歌を回答に替えさせて頂きます。 髪飾る花びら散らし掻き鳴らす弦も切れるかスペインの夜 鳥がなき波を切り裂き船出づる港のカフェの真白きテラス モジリア―ニ描ける女の愁ひ貌ふと浮かび来し春の夜かな 満開の桜並木の空高く尖塔霞む雨の夕暮れ 四十分かけて焼かれしかき餅の色よし香よしカリコリカリッ 忘れゐし大和魂甦るブラジル移民の詩集読む朝 そよそよと銀合歓そよぎ海亀は万里の旅の夢にまどろむ 私の好きな晶子の歌を一首 劫初よりつくりいとなむ殿堂に吾も黄金の釘ひとつ打つ

u-tac
質問者

補足

私には、歌の良し悪しの判断が、まだ、正確には、分かりませんので(勉強中)。 「水甕」広島東支社という結社に入っておりまして、7/14(土)、7月度歌会で、貴方の歌・ご意見を、歌会指導者に参考としてお見せして、聞いてみることにします。2年間、歌会に出席して、こういう指摘ははじめてですから。 それから、私の送付した、6首(駄首でしょうけれども)を、添削してくだされば、あなたの本当の実力も、ある程度わかると思ひますので、よろしかったら、添削してもらえませんか。駄首をましな歌に添削できるということは、実力があるということですから。 それとも、添削のしようもない、まったくの、話にならない、駄首でしょうか。 でも、歌会では、それなりに毎回、出詠歌2首、添削してもらえますので。 なぜ、教えてgooに、質問したかは、いろいろな、意見を聞きたかったからです。だから、あなたのご意見は貴重なご意見です。ありがとうございます。

  • Alias
  • ベストアンサー率59% (173/293)
回答No.2

鑑賞経験はそれなりにありますが実作の経験はほとんどありませんので,素人の無責任な意見とお考えください。 「仄か滴る」は,一読して意味は明確ですが,やはり違和感があります。それとともに,「仄かに滴る」というのがどういう状態なのかも,よく考えるとあまりはっきりしません。さらに,「潤む」「滴る」「降れる」という連体形・終止形の連続によって響きが単調になっている感じがしますし,「濡れ」と「潤む」,「滴る」と「降れる」の意味的な重複も気になります。 これらの気になる点をとりあえず解消するために,次のような修正を考えてみました。全体の統一感はまだまだですが,できるだけ元の言葉をいかすようにしたものです。ヒントにでもなれば幸いです。 「花も濡れ葉も濡れ青き紫陽花の滴り仄か降れる小雨に」

u-tac
質問者

補足

添削・ご意見ありがとうございます。 「滴り仄か」と添削されているところから、ご推察すると、「滴る」を、「水の雫が垂れる」と解されたわけですね。しかし、広辞苑第5版の、この項の(2)に 「美しさやみずみずしさがあふれるほどである。「緑―・る候」」とありまして、わたしは、この意味で、「滴る」をつかいました。それをふまえて、今一度、ご意見・添削ねがえませんでしょうか。 よろしく、お願いします。

noname#8908
noname#8908
回答No.1

流儀・流派・主義にもよりますので、 回答でもアドヴァイスでもなく印象のようなものですが…… どうでしょう? 「仄か」「潤む」というような主観語は 使用しないほうが宜しいのではないでしょうか! 自信作の五、六首を お見せ頂ければ……添削が得られるかも知れませんよ。

u-tac
質問者

補足

歌歴2年で、駄首ばかりですが、6首出詠します。 駆けれども車窓に揺らふる白きてふ吾を愛しむか母父のごと(破調ですが。) (かけれどもしゃそうにゆらふるしろきてふあをかなしむかおもししのごと) ひそやかに咲けるピチュニア麗しく赤白混じる花弁美し (ひそやかにさけるぴちゅにわうるわしくあかしろまじるかべむいつくし) 初夏の空にたなびく白雲はおぼろげに見ゆ嫋やかにして (はつなつのそらにたなびくしらくもはおぼろげにみゆたほやかにして) 枇杷の木にびわの実たわわに成りをりて捥ぐ人なきか惜しかりと思う (びわのきにびわのみたわわになりをりてもぐひとなきかおしかりともう)            「もぐ」はてへんに椀のつくり部で成る字です。 竹叢の中を歩めば微風に吹かれ遊ばる葉擦れ音優し (たかむらのなかをあゆめばそよかぜにふかれあそばるはずれねやさし) 初夏の青葉群れ生ふ山峡に霧雲流るる夕暮れの頃 (はつなつのあおばむれあふやまかひにうんむながるるゆうぐれのころ) せせらげる明けき川の浮石は流れ止むか止めざらなむ (せせらげるさやけきかわのうきいははながれとどむかとどめざらなむ) 以上、添削、助詞省略の可・不可の助言等、よろしくお願いします。

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