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飛んでる矢のパラドクス
ゼノンの言う通り、飛んでる矢は瞬間の中では止まっていますよね? すべてのものはいまこの瞬間に一つの位置・状態にあり、運動は不可能ですよね? だとすれば動いている現実とどう折り合いをつければいいとあなたは考えますか?
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質問者が選んだベストアンサー
動いているはずのものが止まっているというのは、時間がないのと等しい。時間がなくならないと止まれない。 この世界は時間のある4次元にいるから、ここには時間がない次元の世界は存在しない。だから矢は止まらない。 どれだけ時間を(もし切れるとしたら)細かく切っても、ゼロにはならない。したがって動いているはずのものが止まることはありえない。不可能であることが分かる。何しろこの世は時間のある世界だから。 止まることは否定しない。しかし、もし止まっているとしたら、それはこの世の現象ではない。止まっている矢はこの世のものではない。 ゼノンのパラドクスなんかない。動いているものと止まっているのものが同じ次元の世界に存在しないのだから。 残念なことに、ゼノンは次元という考えに至らなかった。
その他の回答 (13)
量子力学を勉強すると、面白いですよ。 全ての物体を構成する電子や陽子などの量子は確率でしか、場所を特定できなかったはずです。つまり、点というよりは雲のような超微小な存在の集合が物体です。 瞬間を捉えてもそんななので、折り合いはつけやすいかと。 ただ、量子力学は深く勉強すればするほど訳わからなくなると思いますが。
補足
このパラドックスに量子力学から回答を与えようとした方ははじめてです。
- 4500rpm
- ベストアンサー率51% (3211/6286)
あなたも止まってますね。 https://okwave.jp/qa/q9132949.html
補足
そうじゃないんです笑笑 今回の質問は昔とは違ってあなたはどう考えますか?と言う質問なんです。 つまりこのパラドクスが問題だと認めている他の人がどう回答するのかを知りたいんです。
- sutorama
- ベストアンサー率35% (1689/4748)
瞬間という意味の「今」は無いと考えるが良いかと思います 今・・と口に出しても時間は止まりませんから、言った瞬間に過去になります つまりは「いまこの瞬間」は、この世に絶対に存在しないのです
補足
回答ありがとうございます。 「真実はいつも一つ」という言葉があります。あらゆるものはそれが経験されているかどうかに関わらず一つの在り方をしていると考えられます。だとすれば瞬間も一つの点のようなものとしてなければならない、という風にならないでしょうか。
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お礼
お書きになってくださったことよく分かる気がします。
補足
次元という概念がよく分からないのですが、この世は時間のある世界だと言うのは仰る通りだと思います。 ゼノンが示しているのは、あらゆる物はこの瞬間に一つの位置・状態にあり、その中に運動や変化はないであろうと言うことだと思います。そして私はゼノンの言ってることは認めねばならないと思います。だから、運動している現実とどのように折り合いをつけるかと言うことが問題になると考えています。