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目やに?
皆様どうぞよろしくお願い致します。 今使っているテキストの例文です 目やにを表す 눈곱と눈꼽 눈꼽は間違った表記で正しくは눈곱、と言った後で: ⇒ 물론 발음은 <눈꼽>이라고 된소리로 합니다 とつながります。この물론がどうも引っ掛かります。 解説頂けませんか? <K 02>
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日本人向けのテキストに韓国語で「물론 발음은 <눈꼽>이라고 된소리로 합니다」と書いてありましたでしょうか。 この「勿論」は사이시옷(サイシオッツ)法則に慣れているはずのネイティブ向けの説明をそのまま持ってきたものだと思います。사이시옷法則だと概念的には知らない韓国人でももう体が何となくわかっていると思います。ですので 눈곱が눈꼽だと書き方間違って知っていた韓国人が 「눈꼽は間違った表記で正しくは눈곱です。 勿論発音は <눈꼽>と된소리となります」という説明だけみても 「눈곱と書いても発音は 勿論(普通に周知のサイシオッツ法則にそって) 눈꼽と発音します」の意味だと、 行間が読めた形で理解できると思います。 確かに慣れてない人にはおかしい「勿論」ですね。 まるで 「눈꼽は間違った表記であるが、 発音する時には 勿論(仕方なく間違った表記に従い) 눈꼽と発音します」 のようなわけわからない勿論に見えそうです。 ※사이시옷法則はご存じかもしれませんが、 特定の条件を満たす合成語の間にㅅを入れて書いたり発音したりすることを明記した、発音の規則というか書き方の体系というかのようなものです。 韓国人である自分個人の感想的にはある時の日本語「っ」と似ていると思っていました。「にほん」が「にっぽん」になったり、「真+青」が「まっさお」になったり。 ※눈곱は눈+곱の合成語がもとです。これはまた사이시옷法則の中でも少し特殊なケースで、実際言葉にはㅅを入れないながら読む際には「눈ㅅ곱」のように、見えないㅅがあるとみなし된소리発音します。
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- seomire
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韓国語は表音文字ですので、表記のまま発音されると思われがちですが、実際は様々な条件が重なり、表記と発音が異なる場合が多いです。子供が文字を覚える過程を考えれば分かりやすいと思いますが、ネイティブはまず音から言語を覚え、表記は学習して学びます。 韓国語ネイティブが「目やに」を意味する単語を発音する時、눈곱と発音する人はまずいません。普段눈꼽と発音している単語を눈곱と表記されるという事は学習して得た知識であり、韓国語に存在する様々な発音現象は、既に存在している音の中に一定のルールを見つけた学者が、後付けしただけの物です。 ご質問の「勿論」の意味は、当然ネイティブの頭の中には눈꼽という音が存在し、それを눈곱と表記すべきなのか、発音通りの눈꼽で良いのか迷っている事を前提で書いているのだと思います。ちなみに、韓国語の発音現象については、ネイティブでも音声学を学んだ人でない限り、知っている人は少ないと思います。
お礼
回答ありがとうございます。 本件は、韓国の教養番組で取り上げられた内容です。もう一つの注目すべき事例として、<眉毛>を挙げています: 眉毛は発音・表記ともに【濃音】が正しいのですが、これを平音で表記する例を多く見かけます、と挙げています。 同じテキストで、他の類似の例を更に数回取り上げているのを見ると、韓国の方々にとっても、紛らわしい事例なのかも知れません。
- aoisiho
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韓国にも○○の秋と同じ表現があります。 「가을은 ○○의 계절 (秋は○○の季節)」というんです。 秋はスポーツの季節は聞いたことありませんが、他は一緒みたいですね。 가을은 독서의 계절 (読書の秋)、 가을은 식욕의 계절 (食欲の秋)、 가을은 천고마비의 계절 (天高く馬肥ゆる秋) などなど... 9月上旬韓国にも台風2つが連続で直撃して大変なことになりました。 今の季節だと台風が日本を向かうことが多いですが どうか無事に過ぎ去ることを祈ります。
お礼
回答ありがとうございます。 秋はいい季節ではありますが、台風シーズンでもありますね。 このところの台風は異常気象なのか、大型が多いです。韓国の皆さんもご無事でいらっしゃる事を祈ります。
- aoisiho
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#1です。恐れ入ります。また訂正点が見つかりました。 「사이시옷法則」と言いましたが、適切でないネーミングでした。 法則と言えば人間が作った規則だと思われる可能性がありますが、最初の사이시옷はそれではなく、文法が整備される前の昔から自然にそうなっていたものであり、「사이시옷現象」といったほうがより適切な表現です。文法本にも「사이시옷法則」よりは「사이시옷現象」と書いてあるのがほとんどでした。 この訂正により、以下二ケ所の記載も修正させてください。 1) 訂正前)「눈곱と書いても発音は 勿論(普通に周知のサイシオッツ法則にそって) 눈꼽と発音します」の意味だと、 行間が読めた形で理解できると思います。 → 訂正版)「눈곱と書いても発音は 勿論(普通にサイシオッツ現象が起きて) 눈꼽と発音します」の意味だと、 行間が読めた形で理解できると思います。 2) 訂正前)「※사이시옷法則は 特定の条件を満たす合成語の間にㅅを入れて書いたり発音したりすることを明記した、発音の規則というか書き方の体系というかのようなものです。」 => 訂正版)「※사이시옷現象は ある合成語が特定の条件を満たした場合、その間にㅅがあるかのように発音される現象と、その現象に従い書き方を文法的に整理した体系といえます」 ーーーーーー やはりもともとはネイティブ向けの教養書籍だったんですね。内容がハードであろうがとにかく興味を持たせるのが続けられる力になりますでしょうね。おめでとうございます。
お礼
ご丁寧に訂正まで頂きました。 恐縮です、ありがとうございます。 この台風が過ぎれば秋本番ですね。 読書の秋、食欲の秋、スポーツの秋・・・ 様々な言い方がありますが、韓国では○○の秋、と言う言い方がありますか?
- aoisiho
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#1です。訂正です。 사이시옷をカタカナでは サイシオッツでなく、 「サイシオッ」と 書くみたいですね。
お礼
追記まで頂き恐縮です。 ありがとうございます。
お礼
回答ありがとうございます。 사이시옷法則・・・知りませんでした。 漢字語のいくつかに似たような発音変化があるのは記憶しています。性格(성격)などの된소리化です。 しばらくは一つ一つ覚えるしかなさそうですね。 さて、新しいテキスト。 もうお気づきかと思いますが、これは元々は日本人向けのテキストではありません。ある韓国の放送番組の1コーナーで、「正しい韓国語」を問いかける内容のものがあり、そのうち数点ピックアップして和訳をつけて編纂したものです。内容は相当ハードなのですが、とにかく面白く、体当たりしているところです。 またまた、お手間お掛けすることになりそうですが、お時間ありましたら、どうぞご回答ください。