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冷媒としてのフロンの良さ
一般的な冷蔵庫の冷却方法として気化圧縮が今も使われ、昔は冷媒としてフロンが使われていました。 それはなぜですか? 気化圧縮の工程でフロンのどのような点がよかったのでしょうか?
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連投すみません。 冷凍機はエバポレーション(急激な蒸発・拡散)で辺りを冷やして⇒回収してコンプレッサで圧縮して液化⇒断熱圧縮で生じた余計な熱を取り除いて再びエバポレーション ですから、 窒素では液化させるためにはめちゃくちゃ圧縮しなければならない気がしますね。 アンモニアはちょっと可燃性だとか。
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- Don-Ryu
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・可燃性がない(ほとんどない) ・常温気化作用が大きい(沸点が低い=簡単に液体⇔気体の変化が起こる) 1950年代の米軍の教育フィルムなんか見ていると、当時は夢の冷媒だったみたいですね。 それまでがアンモニアだのCO2だのでしたから。
お礼
ご回答ありがとうございます。 沸点の低さのポイントについてお応えいただいておりますが、 フロンガス CFC-13:-81.4°C Co2:-78.46°C アンモニア:-33.34°C でフロンガスが低いのは理解できます。 ですが、窒素:-195.8°Cとフロンより更に低いです。 その当時の技術力では窒素を冷却することができなかったからフロンガスが普及したのでしょうか?
- skp026
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>>一般的な冷蔵庫の冷却方法として気化圧縮が今も使われ、昔は冷媒としてフロンが使われていました。 それはなぜですか? フロンガスの悪い面が知られてなかったからです。悪い面は、オゾン層破壊の原因と、温暖化ガスとしての作用です。温暖化効果は二酸化炭素の数百倍から1万倍あると言われています。 >>気化圧縮の工程でフロンのどのような点がよかったのでしょうか? 燃焼しないので火災や爆発の危険がなく安全であった、という面が大きいようです。あと無臭で無色という扱いやすさもありました。 ※ フロンガスの代替品は、フロンの扱いやすさはそのままで、オゾン層破壊や温暖化ガス効果が無い(もしくは低い)ものとなっています。
お礼
ご回答ありがとうございます。 ・非可燃性 ・無臭 ・無色 という利点はわかりましたが、まだよくわかっていません。 wikiの「冷媒」を調べてみると「冷凍サイクルの温度で安定であること」「冷凍サイクルの効率が良いこと」と書かれていますが、どのようなものが効率がいいのかまではわかりませんでした。 お応えいただいた要素を満たすのなら、例えば「窒素ガス」でも良いのではないかと思えます。 それでもフロンガスが普及したのはなにか理由があると思うのですが、もう少し詳しく教えていただけませんか?
お礼
ご回答ありがとうございます。 少し納得できました。 二酸化炭素と窒素の状態図を見ると、二酸化炭素の臨界点が31.1℃7.38MPa、窒素が-147.1℃ 3.39MPaでした。 きっと、冷蔵庫などの家庭用の冷凍サイクルはで0℃以上で液化する状態が無いと取り扱いがめんどくさくなるからちょうど良い気体が使われているんだとなんとなく理解できました。 単純に沸点が低けりゃいいというわけではなさそうでした。残念ながらフロンガスの状態図が見つからなかったので推測ですが・・・・・・