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ひめゆり学徒隊に対して男子学生は兵隊になったか?
第2次世界大戦中の沖縄での「ひめゆり学徒隊」などの女学生が看護婦として軍に協力していたとき、男子学生たちは、兵隊になっていたのでしょうか。
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14歳から16歳にかけての中学生程度の年齢の少年たちが「鉄血勤皇隊」として召集され、戦場に動員されました。 戦闘している最中に命令を伝える伝令兵として使われたり(日本軍は無線機の性能が低かったので、有線通信機のケーブルが砲爆撃で切断されたら伝令兵が行くしかなかったのです)、背中に爆薬を背負って戦車に踏まれる仕事を命じられました(それで踏まれて爆発してもキャタピラがやられるだけだから米兵は死なない)。 その戦死率は50%に達したといいます。第二次世界大戦で歩兵が死ぬ確率はだいたい20%くらいです。戦死者の2倍から3倍の負傷者が出るといわれるので、戦死者50%というのは「ほぼ全員死んだ」といっていいほどの損害です。 1995年に沖縄の米兵による12歳の女の子に対するレイプ事件が起きたときの沖縄県知事だった大田昌秀さんが、この鉄血勤皇隊の生き残りです。まさに九死に一生といっていいと思います。 https://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%89%84%E8%A1%80%E5%8B%A4%E7%9A%87%E9%9A%8A
お礼
回答ありがとうございました。 14歳から16歳で殺し合いに参加させられるとはかわいそうです。
補足
少年も兵隊にさせられるとは日本軍の戦力は貧弱だったのですね。