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※ ChatGPTを利用し、要約された質問です(原文:motion verb に付随する「を」の説明)

motion verb に付随する「を」の説明

このQ&Aのポイント
  • motion verb(歩く・登る・走る・散歩するなど)に付随する助詞「を」の説明がどうしてもうまくできません。
  • 「公園を散歩する = 公園の景色などを楽しむ目的で散歩する 公園で散歩する = 散歩が目的であり、その場所が公園である 山を登る = 登山が目的である 山に登る = 登っている動作が山で行われている 水の中を歩く = 地面で歩くよりも負荷が高い目的により水中を選んで歩く 水の中で歩く = プールの中で泳がずに歩く様子 フリーウェイを走る = 早く到達することを目的にフリーウェイを選択して走る フリーウェイで走る = 走行がフリーウェイで行われている 太平洋を泳ぐ = 大西洋でもインド洋でもなく太平洋であることを目的に泳ぐ 太平洋で泳ぐ = 水泳が太平洋で行われている」
  • これらの差異を、私は説明できません。

質問者が選んだベストアンサー

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  • lupin__X
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回答No.4

「散歩する」動作に目的語は弱い というのは、一般的な他動詞なら、目的語があって動作が はっきりするでしょう。「髪を切る」「ギターを弾く」は 目的語が強く作用しているでしょ。動詞の意味を明確に させる働きの程度について強い・弱いといってます。 移動動詞は、場所の移動が大きな意味を占め、動作対象が 場所を表す名詞のとき、場所の「で」と対象の「を」の差が 小さくなる場合が多い。 移動動詞は、場所の名詞に対して作用がはっきりしないから、 場所の「で」か目的の「を」か迷ったりしてるのは、差が 小さく、どちらかが全く使えないといえないからです。 場所を限定し物に近づけると「を」の比率が増す。 ・公園を通る        「通る」は、通る場所を要求する。 ・鉄道沿線を歩く       沿線は、場所より物に近い ・家族で公園をあちこち散歩する    あちこちで限定 ・皇居を走る         外周なので限定の一種

Rozsy
質問者

お礼

度々ありがとうございます。 なるほど、おっしゃることが大変よく理解できました。 何度もご回答くださいまして誠にありがとうございます。 とても勉強になりました。

その他の回答 (3)

  • lupin__X
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回答No.3

移動動詞 方向動詞(方向性移動動詞) のようですね。 motion のイメージにつられてもっと広い動作全般に思いがち ですが、いろいろな言語での motion verbs の顔ぶれを見ても こっちの訳語が誤解ないでしょう。 manner-of-motion verb 移動様態動詞「走る」「およぐ」など 辞書の訳語って意味が完全一致するものはほぼないし、意味の ずれを理解しながら身に着けるよう心がけてます。 組み合わさったときも違う場合があります。 訳に縛られないように、訳さないで、数多く接してイメージする ことも大切だと思います。 クルド語の「ナンを食べる」が日本語の「ごはんを食べる」の ように食事全般を指す場合に使われると感じたことがあります。 世界のほとんどの言語の「行く」に目的語「道を」が隠れてて 特別な場合以外省略が当たり前ではないかと私は感じてます。 「家から学校へ道を行く」 本題の解説はできませんが、補足的な観点の追加ぐらいです。 例1) 公園を散歩する = 公園の景色などを楽しむ目的で散歩する 公園で散歩する = 散歩が目的であり、その場所が公園である →目的の差はない。「散歩する」動作に目的語は弱いから。 例2) 山を登る = 登山が目的である 山に登る = 登っている動作が山で行われている 登って景色を見る、とかはどちらも可。逆の「降りる」に「に」 は使えない。「に」は、到達の意味があるから。 例3) 水の中を歩く = 地面で歩くよりも負荷が高い目的により水中を選んで歩く 水の中で歩く = プールの中で泳がずに歩く様子 「散歩する」にほぼ同じ。 例4) フリーウェイを走る = 早く到達することを目的にフリーウェイを選択して走る フリーウェイで走る = 走行がフリーウェイで行われている 「散歩する」にほぼ同じ。 例5) 太平洋を泳ぐ = 大西洋でもインド洋でもなく太平洋であることを目的に泳ぐ 太平洋で泳ぐ = 水泳が太平洋で行われてい 「ドーバー海峡を泳いで渡る」 「鳥は空を飛び、魚は海を泳ぐ」 などは、「を」がふさわしい。 ?1) 角を曲がる ・角で曲がる 「角を3回曲がる」は、「を」がふさわしい。 ?2) 横断歩道を渡る・横断歩道で渡る 「横断歩道以外で道を渡るな」 ?3) この道を行く・この道で行く 「近道を行くな」「楽な道を行くな」

Rozsy
質問者

お礼

度々ご丁寧な回答を有難うございます。 > 移動動詞 方向動詞(方向性移動動詞) わかりました。誠にありがとうございます。 > motion のイメージにつられてもっと広い動作全般に思いがち 本当にその通りだと思います。 > 辞書の訳語って意味が完全一致するものはほぼないし、 全く同感です。 > クルド語の「ナンを食べる」が日本語の「ごはんを食べる」 とても興味深い例だと思いました。 教えていただきありがとうございます。 > 世界のほとんどの言語の「行く」に目的語「道を」が隠れてて特別な場合以外省略が当たり前 これにも大変驚きました。 そうであれば、そもそも移動動詞に用いる経路には「を」を用いることを、初学者が「行く・来る・帰る」を学ぶ時点で教えてしまうのも、ひとつの手段ではないかと思いました。 もちろん「それは特別な場合以外は省略が前提」であることを添えます。 そして移動動詞を深く学習する際に、復習を兼ねて「その省略」に戻り、その他の移動動詞で練習すると理解が深まるかもしれないと思いました。 > 「散歩する」動作に目的語は弱いから 回答者様はそのように思われるのですね。 私はむしろ「散歩する」こそ目的意識の有無が強いように感じています。例えば以下のような会話です。 例1) A「最近運動していないから、ちょっと散歩でもしてくる」 B「そうね、公園で(散歩)すれば?」 例2) A「ストレスが溜まってきたから、ちょっと散歩してくる」 B「そうね、公園を散歩したら気分も晴れるんじゃない?」 これは誤った見解でしょうか。 もしお差し支えなければ、ご意見をいただけますと助かります。 しかしご迷惑をおかけしますのは本意ではありませんので ご面倒でしたら無視していただいても構いません。

  • lupin__X
  • ベストアンサー率82% (294/357)
回答No.2

あなたが使っている英語で書かれた日本語(文法)説明では どう書かれているのかわからないのでこの質問は難問ですね。 私も、英語で書かれた外国語学習書を使ったことがあります。 ヨーロッパ言語母語の人には、ほとんど説明なしに理解できる 項目は、訳だけだったり、訳すらなかったり、苦労します。 動詞に呼応する「を」は、原則目的語です。 motion verb とともに使われる「を」は、通常の目的語とは 違うと書かれているのですか。 「を」は、動詞と強く結びついて動作対象性が強いですね。 「で」は、基本場所で、広く使われて状況。 タクシーで運転手に「角を曲がって」×「角を止まって」 「角」は「止まる」動作の対象にはならないですからね。 この質問の背景は深く、各言語固有の文法・語法に関わって おり、的確に回答するのは、困難です。 目的語というのは、動詞と最も結びつきが強く、動詞の動作を 明確に詳細にしますよね。英語の play は、単なる「遊ぶ」 だけじゃなく、目的語が楽器や演劇の役やスポーツで違う動作 になります。また、英語の wear は、「服を着る・靴を履く・ 帽子をかぶる・イヤリングをつける」と日本語の動詞が目的語 で違ってきます。 ?3)に関連して たとえば、英語で going my way(我が道を行く)の way は、 目的語と取るか副詞的用法と取るか、解釈がありますよね。 副詞的としても形の上では目的語だし、 You go your way and I go my way. としたら、your, my でかなり名詞的になり目的語的ですね。 英語では、名詞に目的格がなくなっていてわかりにくいですが、 古英語やドイツ語では、はっきりと目的格になります。 階段・梯子・坂などの移動は、上下方向を含む動詞がよく使われ 目的語性の強い「を」が好まれます。山は地名で、これらより 上下移動に「を」を要求する力はこれらより弱くなります。 「丘[x]のぼる」-- ◎を 〇に   ×で 「丘[x]おりる」-- ◎を 〇から ×で 動作の対象となるのは、「を」だけで、起点・終点は別ですね。 「山」がもっと限定されて「北壁」となると「を」に傾きます。 Who first climbed the north face of the Eiger? アイガー北壁を最初に登ったのは誰か

Rozsy
質問者

お礼

ご丁寧な回答をありがとうございました。 これまでウェブ上を含め、いくつか文法書も見てきたのですが、 「経路を通り抜ける」とだけ示しているもの「経路を抜けたり、その中で移動する」というもの「目的語とする」など色々とあり、長いこと混乱し続けてきました。 私としては「公園を散歩する」などは経路よりも目的意識を強く感じるのですが しかし全ての「motion verb」がそうというわけでもなく、経路の種類によっては幾通りかの区分けが外国語としての日本語においても必要ではないかと個人的には思います。 そしてこれがJLPT N5の初学者がマスターすべき文法なのかどうかも(あくまで個人的にですが)少々疑問です。 更にお尋ねして恐縮ですが「motion verb」を日本語ではどう称するのでしょうか。 動作動詞とは異なると思うのですが、見つけられません。 「directional verb」の日本語名称もわかりません。 もしご存じでしたら、ご教授くださいますと大変助かります。

回答No.1

これについては、諸子百家の諸説紛々ですので、とりあえずこの論文をお読みください。 https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/34104/1/118_P135-182.pdf

Rozsy
質問者

お礼

大変有難いです。 早速目を通します。 ありがとうございました!

Rozsy
質問者

補足

何度か繰り返し読みました。 「難しい」ということだけが理解できたという印象です。 論文の「2.3.5. ヲ格の経路用法」が相応部分かと思いますが ここでは主に経路そのもののあり方が着目されていて、 目的という概念は対象としていないように見受けられます。 ウェブ上を含め、いくつか文法書も見てきたのですが、 「経路を通り抜ける」とだけ示しているもの「経路を抜けたり、その中で移動する」というもの「目的語とする」など色々とあるため、長いこと混乱し続けてきました。 この文法に触れずに済むのであれば、触れないまま先に進んでしまいたい思いです。

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