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「公園を散歩する」の「公園」を「対象経路」と説明
英語圏で日本語を教えている者です。 外国語教育としての日本語教授法をご存じの方に尋ねさせてください。 インターネット上でも多く語られている「公園を散歩する」の「を」についてです。 学習者の腑に落ちる説明がなかなかできずにおり、しつこく調べ続け、ようやくたどり着いた説明方法があります。 それは「散歩する」は「通過・移動」の動作であり「公園はその対象経路」とする説明です。 それであれば「日本を旅行する」「道を渡る」「第3コースを泳ぐ」「橋を渡る」にも通じると思うのですが、どうでしょうか。 ご意見をお聞かせください。 どうぞよろしくお願いします。
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- Gletscher
- ベストアンサー率23% (1525/6504)
私は国語の専門家ではないので、何が正しいかは分かりませんが、Rozsyさんの言われる、 〉「散歩する」は「通過・移動」の動作であり「公園はその対象経路」とする説明 には違和感があります。 通過や移動は目的を持って現在地をA地点からB地点に移すことだと思います。 散歩は移動手段ではなく、それ自体が「目的」であったり、また河川敷などならA地点からB地点であっても、公園なら入口から入って公園内を回って入口に戻って帰ることが多く、つまりA地点からA地点なので移動も通過もしていません。 もし、「通過・移動」で説明されるなら入口から入って同じ場所には戻らず別の出口から出る場合の散歩だけに限定して説明するべきと考えます。 「公園を散歩する」の「を」は、単に「公園とゆう場所」を説明しているだけだと思います。 「部屋を掃除する」「机の上を片付ける」の「を」と同じではないでしょうか? ↓ オウム心理教の上祐史浩(ああ言えば上祐)みたいですね(^_^;) http://okwave.jp/qa/q9194925.html
- nekosuke16
- ベストアンサー率24% (903/3668)
「公園を散歩する。」の「公園」を「対象経路」とする。 「散歩する」は、「通過、移動」の動作であるとの説明。 散歩は、単に直線的な通過や移動を意味するものではないでしょう。 「公園を散歩する」の「を」を「の中を」と面、或いは、空間で捉えた表現にした方が分かりやすいのではないですか? 「海を渡る風」➡「海の上を渡る風」 「線路を走る」➡「線路の上を走る」 「頭を過る」➡「頭の中を過る」 「庭を散策する」➡「庭の中を散策する」 「日本を旅行する」についても、経路や移動だけでは、説明不足の点があり、やはり、面や空間的な意味を添えた「日本の中(国内)を旅行する」とする説明の方が分かりやすい気がします。 外国人にとって日本語は、言い回しが多いだけ難しい言語だと思います。 しかし、今回の「公園を散歩する」のような言い方は、実際にはあまり多くはないと思います。 単純に頭に来る名詞に上中下のような空間的な要素を付け加えた方が分かりやすいように思いますが。
お礼
ご説明をありがとうございます。 私も日本語が母語ですので、おっしゃる意味はよくわかります。 しかしこの質問は文法上の解釈をピンポイントで伺いたく、そのための言葉の定義を省略するために「外国語教育としての日本語教授法」と記載させていただきました。 ご親切に感謝します。
お礼
ご説明をありがとうございます。 断片的な私の説明に違和感があるというのは、よくわかります。 「外国語教育としての日本語教授法をご存じの方に」と記載させていただきましたのは、その領域にいらっしゃる方ですと、私の意図するポイントを瞬時にご理解いただけるためです。