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日本の眷族(けんぞく)という部族は絶滅したのですか
日本の眷族(けんぞく)という部族は絶滅したのですか? 昔はどの日本のどの地域で生活していたのですか?
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>日本の眷族(けんぞく)という部族は絶滅したのですか? 部族と言うよりは、一種の固定化した集団ですね。 明治の政策で、士農工商・穢多・非民が無くなりましたよね。 多くは、「平民」となりました。 ですから、現在は(法的には)存在していません。 >昔はどの日本のどの地域で生活していたのですか? 大きな神社・仏閣の境内及び飛び地境内で生活していました。 大きな神社・仏閣には、「それぞれ、世襲制の雑用掛」が住んで居たのです。 彼らが、眷族ですかね!? 例えば、祇園社(天台宗延暦寺派)にも雑用掛が存在していました。 境内の清掃・仏具の修理など、もろもろの雑用を行っていた様です。 今、祇園祭で山鉾巡航がありますよね。 ※明治の神仏分離令で、八坂神社となる。 この「山鉾」を曳く係り・山鉾が通行する前を掃除する係り・庶民が巡航の邪魔をしないように警備する係り・・・。 全てが、祇園社が支配する雑用掛の集団の仕事でした。 彼ら雑用掛は、支配する神官・僧侶の許可が無いと境内から自由に出る事は出来ません。 言葉は悪いですが、一種の奴隷扱いだったのです。
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- eroero4649
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#1さんが示すように、眷属(族)は、人間に対して使う言葉ではありません。
- fujic-1990
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眷属というのは、辞書的にはいくつかの意味がありますが、もともとは仏教用語で、一般に「眷属」というと、「如来や菩薩に付き従うもの」「如来や菩薩に附属するもの」というような意味です。 なので、眷"族" ではなくて(間違いではありません)、眷"属" がふつうですね。 ざっくり言えば「仏様の部下、配下、家の子、郎党、従僕」というような意味です。 キツネを「お稲荷様の眷属」と言ったりします。薬師如来の眷属は12神将で、お薬師様の像の周りには12柱の神将の像が描かれたり置かれたりします。 昔は、「貴族は天皇の眷属」とか、特殊な人間との関係でも使っていたこともあるようですが、いま「眷属」という言葉は、ほとんど信仰に関する言葉(特に仏教)に戻っています。
- emaxemax
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眷族とは血筋のつながっている者、一族の者、身内の者、親族をさします。特定の部族の名前ではありません。
お礼
みんなありがとう