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医療法人とMS法人
初歩的な質問で申し訳ありません。 個人病院の場合、MS法人を利用することで、節税対策・相続対策が可能となると思いますが、医療法人がMS法人を利用することで、何かメリットが発生するのでしょうか? 詳しい方、よろしくお願いします。
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○MS法人:いわゆるメディカルサービス法人の略で、現在医療法によって医療法人が行うことのできない営利事業をするために設立された法人のカテゴリーを指します。 ○事例:眼科医療とコンタクトレンズ販売は密な関係にありますが、コンタクトレンズは医療用具であってもその販売は医療用具販売業とされ、医療法人の非営利性に抵触するとされます。 上記の事例の場合には、医療法人とは別組織であるMS法人を設立し、コンタクトレンズ販売をするという方法で利用します。その他には、リネン類のクリーニング業、喫茶店経営、薬局経営等に利用例が多いようです。 ○MS法人という法人形態は無く、あくまで一般の営利法人である株式会社(有限会社)です。 ○「収益事業」も特別医療法人では認められており、「附帯業務」は一般の医療法人にも当然認められますが、医療法により限定列挙制限が加えられています。 ○MS法人上記のように株式会社または有限会社であり、その設立に際して医療法人等と異なり監督官庁の認可は不要です。但し、営業の種類よっては許認可を要するものがありますので、その点は十分に検討しておく必要があります。
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- SSSIN
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一般的な組合せとしては「個人」+「MS法人」というパターンが多いですが、これは主に「節税」に重点を置いたものですね。 「医療法人」+「MS法人」という組合せは、MS法人の存在意義も変わり、通常の企業と同じく、「医療と経営の分離」→「経営効率化」に重点を置いたケースが多いです。 下記URLをご覧になると目的・メリット等がつかめると思います。 http://www.iinkeiei.com/hospital/MS_houjin.htm http://www.iinkeiei.com/hospital/MS_mokuteki.htm http://www013.upp.so-net.ne.jp/nishioka/kaitou1.htm
お礼
ありがとうございました。
お礼
なるほど、コンタクトレンズ販売や薬局ですか。どうもありがとうございます。