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西洋の王様や神様の前での座り方
演劇で西洋系のことをやりたくて色々調べています。 某サイトさんをみていたら、「王様と神様の前では両膝をつく。その他の方の前では片膝のみつく」と書いていたのですが、「両膝をつく」というのは正座みたいにぺったり座るというわけではなく、膝立ちみたいな状況なのでしょうか…? 文章を読んでもピンとこず、困ってます
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- 4017B
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直接の回答ではありませんが、先の回答内のURLが上手く処理されておらず正しいリンクになっていない様子なので… - ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠:"Joséphine kneels before Napoléon during his coronation at Notre Dame. Behind him sits pope Pius VII." - https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Jacques-Louis_David,_The_Coronation_of_Napoleon_edit.jpg#/media/File:Jacques-Louis_David,_The_Coronation_of_Napoleon_edit.jpg - 騎士号授与:"The Accolade" - https://commons.wikimedia.org/wiki/File:Edmund_blair_leighton_accolade.jpg#/media/File:Edmund_blair_leighton_accolade.jpg
- ichikawa2017
- ベストアンサー率54% (452/836)
>「両膝をつく」というのは正座みたいにぺったり座るというわけではなく、膝立ちみたいな状況なのでしょうか…? 両膝をつくというのはいわゆるひざまずくことです。 一般的に欧米人は床に座るということはやりません。 欧米人が座ると言う場合は椅子に座ることを意味します。 有名なナポレオンの戴冠式の絵画に妻であるジョセフィーヌがひざまずいている姿が描かれています。 参考 ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠 - Wikipedia http://ja.wikipedia.org/wiki/ナポレオン一世の戴冠式と皇妃ジョゼフィーヌの戴冠 抜粋 ジョゼフィーヌ・ド・ボアルネ(1763–1814)は、フランス民法に則りひざまずいて恭順を示している。 注)サイトの絵をクリックすると拡大されます。 男性である騎士が任命される際にもひざまずいていました。下記のような絵画があります。 参考 「騎士号授与」エドモンド・レイトン 1901年 & 騎士道精神 http://www.aritearu.com/Life/Chess/ChessBooks/EdmundBlairLeighton.h... 抜粋 スツールで君主の前でひざまずいている。君主は剣の刃の側を賞賛の右肩に置く。 現在のカトリックの教会での儀式ではひざまずきます。 参考 はじめて礼拝(教会)に来られた方へ | 八戸聖ルカ教会 http://luke1934.sakura.ne.jp/?page_id=58 抜粋 ひざまずく 前席の下や席の上に あるクッションを敷き、そこに膝をつきます。 プロテスタントではひざまずくのを好まない傾向があるようです 参考 Adoremus なぜ彼らはミサで私達が跪くことを望まないのか - FC2 http://gokyo.web.fc2.com/translation/why_dont_kneel.html 抜粋 ある時期、「人々が奉献の祈りの間、跪くかわりに立っている」ということが提案されましたが、この考えは司教達の投票によって否決されました。一部の典礼学者達は、「奉献の祈りの間、また聖体拝領の前後でも、人々は立っていることが適切である」と活発に主張しました。 蛇足 マルティン・ルターが宗教改革で唱えたのはカトリック教会が決めていた儀式に従う必用はなく神をあがめる方法は自由であるべきだという主張です。 現在の日本では信仰の自由と言うのをキリスト教であれイスラム教であれどの宗教を信じるかは自由であるという意味で使われますが、本来は「キリスト者の自由」であって他の宗教を信じる自由ではありませんでした。