• ベストアンサー

「妻」は古語で「妹」となっていますが

これは自分の妻のことを言うのではありませんか? 他者の妻のことは、どのように言うのでしょうか? 「あの方があなたの奥さんですか?」と言う場合 あの方があなたの「妹、妻」ですか? と尋ねて失礼にならないのでしょうか。

質問者が選んだベストアンサー

  • ベストアンサー
  • SPS700
  • ベストアンサー率46% (15297/33016)
回答No.4

 以下は三省堂から出た『時代別国語大辞典』の上代編の受け売りです 「いも」(もは甲類)  「1。男から妻や恋人・姉妹などに親しい女性を呼ぶ称」  「2。女どうし親しんで呼ぶ称」  「3。物語・話題の人物など、第三人称に陥る」 「つま」  「1。夫。女または第三者から男を呼ぶ場合」  「2。妻。男または第三者から女を呼ぶ場合」  「3。つれ合い。男女どちらかに限定せず一般的にいう」  そこでご質問ですが 1。 「妻」は古語で「妹」となっていますがこれは自分の妻のことを言うのではありませんか?  上記の「つま」をご覧ください。   2。他者の妻のことは、どのように言うのでしょうか?  古語: 上記の「つま」をご覧ください。  現代語: 奥さん、女房、山の神、嬶など多数 3。「あの方があなたの奥さんですか?」と言う場合あの方があなたの「妹、妻」ですか? と尋ねて失礼にならないのでしょうか。    これは古語のご質問でしょうが、「いも」、「つま」の両方が使えるようです。現在のように未婚・既婚の峻別がなされない頃の名残でしょう。  上記の辞書の『考』に  「イモは音から恋愛の対象となる女性一般をよぶ称であったらしい」とあります。  ですから今の言葉で言えば気になる女性は「イモ」、その他の成人女性はツマ、って調子で8世紀の人たちは楽しく遊びまわっていたのでしょう。

nino01
質問者

お礼

古事記に吾妻(あづま)とあり、万葉などには妹(いも)が出てきます。 どう違うのか知りたかったのです。 >「イモは音から恋愛の対象となる女性一般をよぶ称であったらしい」 SPS700 さんのお陰でニュアンスは掴めました。 ありがとうございます。

その他の回答 (3)

  • fujic-1990
  • ベストアンサー率55% (4505/8062)
回答No.3

> これは自分の妻のことを言うのではありませんか?  現在形のご質問ですよね?  であれば、「自分の妻のことを言うのではありません」と回答すべきでしょうね。  自分の配偶者を指して「妹」と呼ぶ言い方はもうありません。「死語」ですから。  「これは自分の妻のことを指して言ったのではありませんか?」と過去形でのご質問なら、「そうですね。でも奥さんだけではなく恋人なども指しました」という回答になるのでしょうが、現在形でのご質問に同意するわけにはいきません。 > 他者の妻のことは、どのように言うのでしょうか?  これも、現在形のご質問ですよね。  だとすれば、「奥様(さん)」くらいでしょうかね。手紙などで改まった場合は「令夫人」「御令室」などとも書きますが。  江戸時代の言葉としてなら、相手の階級によって、御台所様、奥方様、奥様、ご新造様(さん)、御内儀などなど、いろいろあったでしょうが。現代は万事略式になっていますので。 > あの方があなたの「妹、妻」ですか? と尋ねて失礼にならないの?  くどいですが、現在形のご質問ですよね。  現代の話なら、失礼云々以前に、質問者さんが言いたい「意味が正確に伝わらない」でしょう。その結果「誤解されて」、絶縁されるかもしれません。  質問者さんは、ツマの古語の「妹」をどう発音していらっしゃるかにも寄りますが。  「いもうと」と発音しているなら、『あの方があなたの「妹、妻」ですか?』とは、「あの方は、年下のあなたと血縁関係にある女性か、配偶者か、どちらですか?」という質問だと理解されるでしょう。  現代では「いもうと」とは、「同じ親から生まれた自分より年下の女性」を意味します。「配偶者」という意味はありませんから。  女性を指して、古語式に「いも」と発音している場合が問題でしょ、「芋女」という侮辱的発言だと誤解される可能性が大です。  『あの方が、あなたのイモ、おっと、あなたの、垢抜けない(イナカ者の)配偶者ですか?』と聞かれた、と受け取られるでしょう。  この場合は「失礼」というより、「無礼」ですね。  なので、「いも」などという死語は使わないほうがいいと思います。

nino01
質問者

お礼

私の質問の仕方が悪かったので、逆の回答を頂いてしまいました。 ご迷惑をおかけしました。 お詫び申しあげます。

回答No.2

 古語では「夫」「妻」の両方とも「つま」と読んだようです。漢字が普及して、国内で発展する途上にあったので、一つの日本語に対して複数の文字が当てられたのでしょう。 夫…妻から夫を呼ぶ時に使いました。第三者が用いることもありました。 妻…夫から妻を呼ぶ時に使いました。第三者が用いることもありました。  失礼かどうかは、言葉遣いもさることながら、話し相手と自分の身分差や人間関係で判断されるでしょう。これは現代でも同じです。  ただし、古典は文書・文字しか残っていませんので、当時の話し言葉とは違う表現をしていた可能性が高いです。「あの方が…」のような世間話のような言葉遣いは残っていません。明治になって言文一致が進みましたが、それまでは手紙などの書き言葉はすべて役所言葉、法律用語みたいな感じでした。ましてや平安時代以前の言葉遣いは、言文は全く別物だったと想像する方が自然です。

nino01
質問者

お礼

ありがとうございました。

  • msMike
  • ベストアンサー率20% (364/1804)
回答No.1

添付図参照

nino01
質問者

お礼

辞書を添付していただき、ありがとうございます。 このweblioは「お気に入り」に登録しておきます。 重ねて御礼申し上げます。

関連するQ&A