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「裏表」と「表裏」について
こんにちは。日本語を勉強しているアメリカ人です。 勉強中で出てきた類語なんですが、どうやって使い分けるのかよくわかりません。 例えば、「裏表のない人」と「表裏のない人」と 「裏表」も「表裏」も同じ意味で使えるのでしょうか。類語辞書で説明を読みましたが、グーグル検索を見ると使い方が混同されているようなのでなかなか・・・ わかりやすく説明していただけるとありがたいです。 よろしくお願いします。
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難しいですねぇ。 一般的には「表裏(おもてうら)」も「裏表(うらおもて」も同じ意味で使うことができると思います。 コインの表裏(おもてうら)= コインの裏表(うらおもて) [The two sides of a coin.] コピー用紙の表裏(おもてうら)= コピー用紙の裏表(うらおもて) [The two sides of a photocopy paper.] 表裏(おもてうら)のない人 = 裏表(うらおもて)のない人 [A truthful person.] 「裏表(うらおもて)のある人」( [A two-faced person.] )は例外で、 「表裏(おもてうら)のある人」 とはあまり言いません。 表裏(おもてうら)を表裏(ひょうり)と読む方が自然な場合もあります。 政界の表裏(ひょうり)= 政界の裏表(うらおもて) [The two sides of politics.] 人間の表裏(ひょうり)= 人間の裏表(うらおもて) [The two sides (opposite sides) of a person.] また、裏表(うらおもて)には [inside out] という意味もあります。その意味合いでは、次のような使い方ができます。 シャツを裏表(うらおもて)に着る [Wear a shirt inside-out.] 裏表(うらおもて)に干したTシャツを表裏(おもてうら)にしてたたむ [Fold outside-in, a T-shirt that was hang out to dry inside-out.] ご参考まで。
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- cbm51901
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補足拝見致しました。 > 類語辞にはこの説明も書いてあります。 (1) >「具体的な物の表と裏を一つずつとらえていう場合には「裏表」を用いること > が多く、 これはこういうことだと思います。つまり、例えば「コイン」や「紙」といった、"具体的な物" の各面("おもてめん" と "うらめん")を個別に形容する場合には、「裏表(うらおもて)」を用いることが多い。但し「表裏(おもてうら)」と表現することもある。 (2) >「表裏」は、もっぱら外面と内面の両面を一組みとして表現する場合に限られ > る。」 次にこの部分ですが、恐らくここに書かれている「表裏」は「おもてうら」ではなく「ひょうり」と読むのだと思われます。例えば「人間の心の表裏(ひょうり)」とは、人の心の外面と内面の両面を一組として表す言葉です。また「表裏一体(ひょうりいったい)」とはよく聞く言葉ですが、これはまさに外面と内面の両面を一対として 捉えたときに使う言葉です。 以上、ご参考になれば幸いです。
お礼
ありがとうございました!
- glee-glee
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「裏表」も「表裏」も同じ意味で使います。 私が誰かに「あの人は裏表ある人だ」と言われても、 「あの人は表裏ある人だ」と言われても、同じ意味として受け取ります。 どちらの使い方が正しいとは決められていません。 ただ、発音する時に「裏表」の方が「表裏」より発音しやすいです。 普段から耳にするのは「裏表」の方が多いかもしれません。
- bunjii
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>例えば、「裏表のない人」と「表裏のない人」と >「裏表」も「表裏」も同じ意味で使えるのでしょうか。 はい、使えます。 但し、「裏表のない人」は「うらおもてのないひと」と読みます。 「表裏のない人」は「おもてうらのないひと」と「ひょうりのないひと」の二通りの読み方があります。 一般的には「裏表のない人」を使います。 熟語の「裏表」と「表裏」は同じ意味で使われることが多く話し言葉にするときは前後の言い回しによって誤解されないように使い分けているようです。 同じ熟語でも文脈によって意味合いが異なることもありますので注意が必要です。
- SPS700
- ベストアンサー率46% (15297/33016)
色々意見があるのでお困りと思います。 1。まずあるなしですが、裏表のない人、は「二枚舌を使わない、正直な人」「信頼の置ける人」という意味です。 2。順序は表裏が正しく。この順序は「正しい」のが基準です。「ひょうり」という漢字読みはありますが。*「りひょう」はありません。訓読みは両方あります。 3。この順序が逆になると「うらおもて」という訓読みしかありません。着物の裏を表にするなど、「間違った」という意味があります。 4。これらが基本ですが、混同して使う人も増えています。
- nagata2017
- ベストアンサー率33% (6878/20342)
一般的によく使われるのは 「裏表のない人」です。 「表裏のない人」は使っているのを見たことがありません。
- tpg0
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こんにちは。 日本の漢字は「音読み(おんよみ)」と「訓読み(くんよみ)」があり難しいです。 一般的に、訓読みで裏表(うらおもて)のない人とは正直な人の意味ですが、表裏(ひょうり)になると音読みになり、表裏一体(ひょうりいったい)のように切り離せない密接な関係という意味に用いられます。
- NOMED
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表裏の意味としては、表があっても裏も使える、という意味です つまり、赤いシャツの表を裏返すと裏地の青いシャツとしても着れる・・というイメージで、裏も意味があるのです(reversible) 人で言うと、言動と態度が2つ存在する人で、「表裏のない人」とは、常にどこでも、言動と態度が同じ人・・となります しかし、裏表であると、意味が違ってきますよね 本当はシャツを裏返して着ているのに、表であると主張する人です つまり、嘘つき・・です 人で言うと、言動と態度が全てウソで、「裏表のない人」とは、常にどこでも、正直な人・・となります
補足
ご回答ありがとうございます。もう少し確認したいことがありますが、類語辞にはこの説明も書いてあります。 「具体的な物の表と裏を一つずつとらえていう場合には「裏表」を用いることが多く、「表裏」は、もっぱら外面と内面の両面を一組みとして表現する場合に限られる。」 すみませんが、この違いも説明していただけませんか。 よろしくお願いします。