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正しく問え ピカソの7つの助言
正しく問え 「他の人間はなぜそうなったかを問う。私はいつも何ができるのか、なぜできないのかを問う」 ピカソから7つの助言の一つですが、 この言葉の意味するところは、何なのでしょうか? その物事のプロセスを多くの人間は知りたがる。 でも、やるべきことは、自分自身が何をできるのか?できないとしたら、それはなぜか? これらを問うべき。それが正しい。 ということでしょうか? なんだか掴みきれないです。 分かりやすい解説や例えなどがあれば、知りたいです。 よろしくお願いいたします。
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ピカソ流に言えば、「他の人間はなぜ原発は事故を起こしたのかを問う。私は原発事故を起こさない為に何ができるのか、なぜ原発事故を止める事ができないのかを問う」となるでしょうね。 もちろん、答えは、「原発の安全対策を強化するか、原発を廃止するか。」となるでしょうね。原発事故を止められないのは、「あなた達が嘘吐きの電力会社を信じるからだ。嘘を繰り返して恥じない電力会社と戦って原発を止めようとしないからだ。」となるでしょうね。 欧米の反原発団体が実力行使に打って出ても、原発を止めようとするのは、ピカソのような現実的な考え方を持っている人が多いからでしょうし、日本の反原発団体が口先ばかりで無力なのは、ピカソとは逆の非現実的な考え方しか持たないからだという事になるでしょうね。
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- hue2011
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その物事のプロセス、ではないです。ものの見方です。 自分ができることできないことを認識せよという話です。 空は飛べるのか、飛べないのか。 道は走れるのか、走れないのか。 空が飛べないとしたらなぜか。 そう考えたら、空を飛ぶことができるものは何を持っているのか、鳥はどうか、蝶はどうか、綿毛はどうか。そういう思考になります。 そうしたら飛ぶために何が必要なのか。それを得られるのかどうか、と言うことになっていきます。 それが可能性を広げるんです。 飛行機というものが存在している。あれはこれこれの形で板金加工し、こういう組み方をして飛んでいる。そのためにはこういう航空力学があって・・・ この思考は可能性を狭めています。つまり既存の飛行機の真似をすると飛べるという方向だけに縮めてしまっているのです。その他の方法があると考えることをやめてしまう。 自分ができるか、と考えていたら、羽ばたくこと、旗をもって滑ること、頭を壊さないようにヘルメットをつくること、というようないろいろなことを考えそれらはいろいろな可能性に向かって開くんです。 ピカソは政治的な興味はなかったと思いますけど、どうすれば格差がなくなるだろうか、とかそういうことを、自分だったらどういうことで貢献できるかと考えると解決のヒントはいくつも見えてきます。 それを「安倍が悪い」と結果論だけで言うようだったら社会は悪化するだけです。起きてしまったことは事実なんだからとやかく言っても仕方がない。これからどうするか、というのは「自分が何をできるか」「自分はなにができないか」「できない原因はなんだ」と考え続ける人間が考え、いい方向に向かわせることができるんです。