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ピカソって、色彩感覚がスゴくないですか?
ピカソって、色彩感覚がすごくないですか? ピカソの解説を本などでいくつか読んだことがありますが、色彩感覚がどうこう~という解説は見たことない気がします。 もちろん有名画家なんで色使いがうまいのは当たり前だろ、と言われるかもしれませんが、もっと前の時代の宮廷画家さんとか印象派の画家さんの色使いがスゴい、というのとは全く別の意味で、色と色の組合せ自体をスゴイと思わせる仕掛けのようなものがピカソの絵には組み込んであるように思えてならないのです。ウォーホルの色使いがスゴい、というのに近い、やはりいかにも現代アート、ということかもしれません。 以前、国立西洋美術館のモネ展を見ましたが、モネの絵に混じってピカソの絵が1点だけあって、祈る聖母みたいなやつでした。全体がほぼ真っ青なのに、聖母が顔にかざしている、1輪の花だけが鮮やかな赤なのです。そのバランスが絶妙すぎて、しばらく立ちつくしてしまいました。 ブリジストン美術館というところにも座る少年像、みたいな絵があるのですが、これも言葉で表現しづらいのですが…もう色彩のバランスが凄すぎて、しばらく目が離せないのです。色のバランス、線と線のバランス、全ての組み合わせが絶妙すぎるんです。 そういう意味では…さっきもちょっと書きましたが…それまでの画家さんとは違ってセンセーショナルな技法というか、ある意味人の注意を引く技術に長けた広告デザイナーのような、そういうセンスの持ち主だったのではないでしょうか? その辺、美術界ではピカソはどのように評されているのでしょうか?
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追加補筆。ずっと以前の話ですが、福島繁太郎 (ふくしま-しげたろう 1895-1960 昭和時代の美術評論家,収集家)氏が、毎日新聞社から「フランス画家の印象」と云うタイトルで随想を出版されていて、その中にパブロ・ピカソの印象について詳しく記されています。福島さんはP・ピカソと親しい関係でおありであったようで、今読み返しても「なるほど」と思えるエピソードに溢れています。リアルタイムのピカソ像が彷彿とされます。この書物が手に入るかどうかは、難しいかもしれませんが、国立国会図書館にて閲覧出来るかもしれません。S25年2月1日毎日新聞社発行 福島繁太郎著「フランス画家の印象」です。
どのような返信をすればよいのか理解に苦しみますが、ピカソは一時代を築いた大画家であることは言うまでもありません。しかも、恐ろしい程のデッサン画家です。キュービスムに至るまでの作品をみれば、極めて明快です。 <ピカソって、色彩感覚がスゴくないですか?> すごいですよ!。 ピカソだけではありません。一時代を築いた大画家はみなすごいのです。 好きかどうかは別物ですけれど。 こんなところでよいのでしょうか。