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アルコール抽出

プロポリスなどにおけるアルコール抽出物には、アルコールの成分(プロポリスの中に)が少量でも含まれているのでしょうか?お教え下さい。

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回答No.1

精製の度合いにより、アルコール分を完全に除去できていなかったり、防腐剤の代わりや雑菌の汚染を防ぐためにわざと最終的に添加している製品もあるものです。 アルコールにもいろいろな種類がありますので、食用アルコールを用いている場合には、無理して完全にアルコールを最終的に分離しない方が経費もかからないので、製品として最終的に出荷する直前でアルコールを加熱分離したりするかどうかで残存濃度が決まると予想されます。 https://www.brapro.jp/naruhodo/extraction/ >アルコール抽出法だと、アルコールが飲めない人や肝臓の悪い人にはよくないという説がありますが、実際に飲むときには何かに混ぜて飲んだりしますので、濃度は1%以下になり、全く問題とはなりません。 >プラジルプロポリスの製品もこの手法で抽出しています。 器具などの洗浄にもアルコールを用いますが、水洗したあとで、アルコールを用いて水分を大部分除去する、その後にエーテルなどで完全に水分除去とアルコールを残さないように蒸発させるなどの処置を採ったりする、ここまでするとアルコールの数倍の費用がかかるものです。 また、熱に強いものならば、加熱することでじっくりと時間と温度を維持すれば、ほぼアルコール分を飛ばせますが、これも成分が壊れたり、ガス代や電気代などの燃料費と蒸留装置などの費用がかかるもの、精製をしっかりするような試薬レベルにするためにだけ採用するものです。 http://chemeng.in.coocan.jp/memb/et.html >膜による水とアルコールの分離 他にも、上記のような超臨界抽出、「田村膜」、包接化合物による分離法もアルコールを回収、再利用するために使うこともできるものですが、そもそもアルコール代の方が安ければ、その利用経費、コストを回収できない、それでも、アルコール分を少しでも減らしたければ、薄めるのが簡単ですので、大量の水で洗う、残った部分を再濃縮という手も使うことがあります。何かに大事な成分を吸着させ、ろ過し、その集めたものを溶媒で洗い出し、純度を上げる、生薬などでも特定の成分を抽出するには有効なこともあるのですが、実験室レベルでは行っても工場でするかは技術レベル次第かも知れません。

mi09ta
質問者

お礼

大変勉強になりました。ありがとうございます。

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