- 締切済み
文章の質を上げる工夫について
- 自分自身が思考の道筋を明確にし、第三者にも内容が明らかな文章を作ることが重要です。
- 共通認識を前提にし、理解しやすい表現を心掛けましょう。
- 文章を一度寝かせてから読み返すと、客観的に評価できるため効果的です。
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- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
ひまにまかせて再読させていただきました。 重複もありますが、以下のとおり再投稿いたします。 >以前、書き終わったものを何日か寝かせてみてから読み返すのが良いというのを教えてもらったのですが、 >何度かやってみてみても、加筆修正しようと思ったことはありません。 >そういうわけで、どうにも、自分で自分の文章を読むという方法ではで効果を実感できそうにありません。よりよい方法をご存知の方はいらっしゃいますでしょうか? ⇒自筆原稿の校正で同じような経験が何度もありました。他人に見てもらうと、驚くような勘違いや誤植を指摘されてあっと驚いたことがしばしばありました。これは、自筆原稿を読み直すときは文字面を一字一句確認することを怠って、「心で」読んでしまったことの結果だと気づきました。ここに盲点があると自戒しました。 ということは、自筆原稿の校正は他人に見てもらうのが最善、ということになりますが、問題はそれができない場合です。それで、前便のようなご提案に至った次第でした。それは、大げさに言えば、「脱構築と再構築のススメ」といった感じでしょうか。dorawiiさんとしては、つとにご存知のことばかりかも知れませんが、以下で、それを少し詳しく反復・確認します。 「首尾一貫、論理性、起承転結」などを意識しながら、次のような作業を行う。 (1)当該の原稿の表現文を単文に切り刻む。 (2)それぞれの単文を大雑把に羅列し直す。 (3)各単文を配列の順番をよく考えて確定し、文と文の間に接続詞を補う。 *その接続詞は大きく分けて次の2種類。 順接:前の文を肯定する接続詞=「そして、なぜなら、それゆえ、因みに」など。 逆接:前の文を否定する接続詞=「しかし、とはいえ、それなのに、他方」など。 (4)接続詞の選定では、特に順接か逆接かの区別を確認する。ただ、接続詞が多すぎると読みづらい文章になるので、それがなくても分かるところは極力省略する。特に、順接は省けるところが多い。 (5)再構成した文章を通読して段落をつける。内容のまとまりごとに段落を改め、その冒頭をインデントする。 (6)できあがった文章に「起承転結」があるかを確認する。 起:話題を提示する(導入) →承:その話題を受けてさらに内容を補充する(敷衍) →転:その話題を別の角度から見る(視点の変更) →結:その話題の提示部と別視点から見たものとを結び合わせる(総合と結論)。 *「起承転結」の(有名な)例。 「大阪本町糸屋の娘」(起) →「姉は十八、妹は十五」(承) →「諸国諸大名は弓矢で殺す」(転) →「糸屋の娘は、目で殺す」(結)。 (7)完成した推敲・再構成済みの文章を「朗読しながら」最終確認する。 以上、補足(蛇足)まで。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9141)
岩波文庫に寺田寅彦随筆集全5巻があります。私が何か言うより読んでいただくほうがよろしいのではと思います。
お礼
了解しました。
ご返事ありがとうございます。 >インターネット上の人々を想定する場合は、誰が適切なのでしょう? じつは過去のぼくの何千という回答も,それに該当するわけですね。だいたい,「高等学校をまともに卒業した水準」で書いています。ぼくは大学生を教えますから,職業的にその感覚が直感的に身についています。 高等学校どころか,「義務教育課程をちゃんと習得し覚えている成人日本人」の割合は,かなり低いと思います。わかりやすくいえば,大学入試センター試験で7割以上を平気でたたきだせる人。全国平均点は下記に書いてあります。 http://www.dnc.ac.jp/albums/abm.php?f=abm00011358.pdf&n=%E5%B9%B3%E5%9D%87%E7%82%B9%EF%BC%88%E4%B8%AD%E9%96%93%EF%BC%89_h30.pdf
お礼
なるほど、ありがとうございます。
- kaitara1
- ベストアンサー率12% (1154/9141)
表題の文章の質を上げるという点についてあえて異論を唱えます。それは書く人がどのくらい文章の対象に興味を持っているかが決定的だということです。興味の持ち方が平凡だったら、いくら文章を推敲しても、ろくなものはできません。書くこと自体に興味を持っているというのと違いますね。私は寺田寅彦の随筆が好きなのですが、彼の随筆を読むと彼が対象にどのように興味を持っているかがよくわかります。文体などは気になりません。
お礼
回答ありがとうございます。 差し支えなければ、どの著作がきっかけで彼の別格さを感じるようになったか教えていただけませんか。 その異論の真意を理解するにあたり、寺田寅彦という人物の文章に対する興味の質の、貴方の解釈を共有したいです。
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
「お礼コメント」を拝見しました。 >一度単文にばらしたものがもともとは重文などであった際、(接続詞を付けた)単文のままにしておくか、元に戻すかの判断はどういった基準で下せばよいのでしょうか? ⇒できるなら、それもばらしてみることをお勧めします。意外な組み合わせ、言い換え、気の利いたメタファー(隠喩)の着想などが浮かび上がることもあります。 こういう効果を「間テキスト性」と言いますね。いろいろなテキストを組み合わせたり、並べ替えたり、部分を言い換えたり、追加や削除をしたりしているうちに、つまり、こねくり回しているうちに、「最初はなかった付加価値がつく」ことがあるかも知れません。
お礼
なるほど。しばらくは重文や複文を極力避けてみようと思います。
いちばんいいのは,自分が他人の目で読んで推敲したあと,他人に読んでもらうことです。学生なら,師匠や大学院の先輩に読んでもらう。学会誌に投稿すれば,いやでも査読者がなんだかんだといちゃもんをつけてくれる(笑)。プロはそういう修行をつんでいます。ただし,プロどうしで見せ合う論文についてのはなしです。 プロの目でみれば,いちどかみさんが買ってきた「ミリオンセラー本」は,まどろっこしくて読んでいられなかった。「おれなら5ページで書くよ」と吐き捨てて彼女に返したことがありました。想定する読者によるわけで,百万人に売りたいのか,世界中で100人が理解すればいいのか。
お礼
回答ありがとうございます。 プロどうしで見せ合う論文については、その予定のない、学界内の別の同業者の下読みを仰ぐのはこの限りではないということでしょうか。 想定する読者によって推敲してもらう相手を選べばよいという旨で受け取りましたが、インターネット上の人々を想定する場合は、誰が適切なのでしょう?
- Nakay702
- ベストアンサー率79% (10005/12514)
「自分の書いたものはウンコのようなものだ。一刻も早く流して(消して)しまいたい」と言った文学者がいました。確かに、自分の文章を推敲するときは、「検便」(?)にも似たわずらわしさ、ないし倦怠感のようなものを感じることがあります。 まあ、誤字脱字、句読符合、段落などの細かな(いや、細かくはない)ことはさておき、1つだけ提案したいのは、「接続詞にご注目」ということです。推敲対象の文章を、一旦単文ごとにバラして、ジグソーパズルよろしく再度組み立ててみるのです。その際に、各単文間に入る接続詞を(いちいち書かないまでも)意識してみましょう。特に、「順接か逆接かの区別」に留意しながらやると、意外な間違いや改善箇所に気づくことがあります。そして、組み立て終了後に通読しながら、文脈から分かるような不要な接続詞を削除します。それをやった上で再通読してみると、最初よりずいぶんきれいな、流麗な(!)文章に出会うことがときどきあります。 以上、お勧めします。どうぞ一度、お試しあれ。
お礼
ありがとうございます。 細かいことですが、一度単文にばらしたものがもともとは重文などであった際、(接続詞を付けた)単文のままにしておくか、元に戻すかの判断はどういった基準で下せばよいのでしょうか? すでに十分の参考になりますので先述のことはあまりお気になさらぬよう。
- seble
- ベストアンサー率27% (4041/14683)
改行についていつも気になっていたので、ここで吐き出させていただきます。 文章として改行するのは段落の時だけです。本来なら1文字空けなければいけないのですが、私の自己中マイルールによってパケットを節約するためにwebでは空けないようにしています。 読みにくいのはwebの設計の悪さです。元が英文字環境のために、日本語などの縦を一杯に使う文字には改行ピッチが狭すぎるのです。だからと言って文章の本則を無視して良いわけがありません。ですから、頻繁な改行は不可です。余分なパケットも使うし。 ああ、、一体、この駄文に何Byte使ってしまったのだろう、エネルギーが・・・不毛だ。w
お礼
ご提案ありがとうございます。これからはそのようにいたします。
- NOMED
- ベストアンサー率30% (522/1725)
>明確な意味での「軸」というものを決めるという習慣はありません 例えばですが・・・ここの場所でも、質問であれ回答であれ、第三者に理解してももらうのですから、決めておくにこしたことはありません 私の場合は、回答するときには先に答えのヒント書きます その次に、「ですので~」や「なぜかといえば~」に繋げ、その後に「つまり~」に繋げ、その後に「補足として~」や「蛇足として~」と、しています この軸があり、伝えやすさを最優先にしています(共感は求めません) あと・・改行は、当たり前のことですが「読みやすさ」です まぁ・・・上記の書き方なら、3段落でまとまりますが、長々タラタラ読んでもらうことはしません
お礼
返信ありがとうございます。 今までも人から「改行せよ」との指摘があったことはあるのですが、 それは「句点ごとに改行すればよい」ものと解釈してしまっていました。 その軸であれば、当質問も従っていると思います。 そういうことではなかったのですね。 あなたのおっしゃったことを参考に新たな軸の構築を考えていきたいと思います。
補足
本当のところ、「軸」というものを念に置くという課題は常々思っていたことなのですが、それだとどうにも軸に抑圧され文章を続けにくくなってしまう一方、今の感覚的に書くというスタンスの方が慣れ親しんだ方法で単に「自分にとっての書きやすさ」は優れているので、軸を仮定するやり方は自分には向かない方法なのだと諦めていた背景はあります。
- eroero4649
- ベストアンサー率32% (11074/34518)
「文学(純文学)」と「エッセイ」と「報告書」では、書き方そのものが根本から違います。 報告書なら「5W1H」みたいなことが重要です。「伝わりやすさ」を重視しなければいけないので「自分の内面的感情」なんてのは邪魔にしかなりません。 エッセイなら読者に面白さを伝えないといけないので「起承転結」なんかが重要でしょうね。話の盛り上げどころも必要でしょうし、何らかの形でのオチ(結)がないとなんだかグダグダになります。 文学なら言葉の美しさなどが追及されますから、起承転結にこだわる必要さえないと思います。それが文学として成立するなら起承承結でもいいし、起起転転という手法だってあると思います。 >この文章から私の言わんとすることが伝わっていると思いますか? 私はなるべく読んだ人が分かるようにと回答ボタンを押す前に一応自分の文章を読み直して推敲するのですが、それでも「3割くらいしか伝わらねえなあ」と思っているので、質問者さんが意図する1割も伝わっているかどうかなのではないかなと思います。 たぶんですが、そもそも他人に何かを伝えたいってわけなのではないと思います。独白に近いんじゃないかしら。
お礼
報告書、エッセイ、文学、と越境的に具体例を示してくださりありがとうございます。 この質問の性質として強いて言った場合一番近い形態はどれでしょうか? 独白として伝わっていたことには自分の力不足を感じております。 私は真面目に伝わる文章が書けるようになりたいという志でその旨ができる限り伝わるように尽くしたつもりでした。
補足
書き損ねたことがあったので補足に付記します。 「伝わっている」か、について、相手と真に考えを共有できたかどうかは、問答を相当数繰り返さなければ確認できないはずですから、ここでは、 伝わったと直感的に感じられたところでそれを「伝わった」ということにしていただいて結構です。
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お礼
ありがとうございます。