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延々と「けど」でつなぐ文章
「腹減ってるんだけど、飯食いにいくんだけど、行かない?」 「さっき××にいたんだけど、電話したんだけど、かからなかったんだけど、それで…(略)」 最近知り合った人から送られてくるこのようなメール文章が、とても気になっています。延々と伝えたい内容を「…けど、」で羅列し、読み手としてどうも、もやもやしてしまうのです。このように感じるのは私だけでしょうか。 近ごろどこでも、このような文章の書き手が増えているような気がするんです。 話し言葉で「寒いんだけど。」など、「けど」を文末につけて"次の言葉待ち"のような印象でフレーズを切る用法がありますが、その感覚をメールで使うようになったのでしょうか。 この文章はおかしい、おかしくない、というご意見もぜひ聞かせてください。よろしくおねがいします。
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質問者が選んだベストアンサー
とても気になる「最近の表現」の一つです。 私もあまり好きではありません。 この表現は、会話でこそ成り立つ表現だと思います。 「腹減ってるんだけど」 「う?」とか「えっ?」とか「それで?」とかの返事が入って。 「飯食いに行くんだけど、行かない?」と続くと気持ちは悪くありません。 「けど」とは、「○○したいんだけど、君は?」とか、「○○してほしいんだけど、どうかな~」というように、自分の意思・自分なりの理由を伝えて相手の反応を見たり、様子を窺う時の表現方法だと思います。 このように「けど」を連発して文章を書く人は、自分の意思を伝えて、自分の心の中で相手の反応を想像して、というか、自分の中で会話を成立させて、その会話の中の自分のセリフだけを綴っているのではないでしょうか。 二番目の例も、 「さっき××にいたんだけど、(お前どこにいたんだよ)」 「俺、家にいたよ」(想像の相手の答え) 「電話したんだけど、(本当にいたのかよ)」 「いたよ」 「かからなかったんだけど、(何していたんだよ) このように、自分の中で会話が成立しているのかもしれません。 「いらいら・もやもや」するのは、正しい日本語ではないこともありますが、自分のセリフを取られた状態になっていることから、相手のペースでいろいろ押し付けられているような気分になるからではないでしょうか。 これに限らず、日本語の乱れは相当にひどいものだと思います。
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- dulatour
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No.1の回答者です。 「だらだら書き」とは、小中学生などの時期の稚拙な文章表現として問題視される文章でしょう。 文章の書き方としては、望ましくない例のてんけいですぅ。 だらだら書きについては下記をご参照下さい。 質問の意図とは、やや外しますが、ご参考までに
お礼
参考URL先のサイトを拝見しました。すーっとしました、まさにこれです。教育用のサイトでしょうか?いいですね、素晴らしいと思います。 言葉に限らずどの分野でも、大人になると「先生」がいなくなってしまいますね。今回の文章の件も、私は皆さんにこのように教えていただけましたが、実際に先方に注意することはお付き合い上、難しいことです。 dulatourさん、的確な情報をくださったことに心から感謝致します。本当にありがとうございました。
補足
便宜上、こちらに書かせていただきます。 有意義なご回答をたくさん頂けましたので、本日で質問を締め切りポイントを発行させていただきたいと思います。 ご意見を下さった皆さん、本当にありがとうございました。
- shigure136
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shigure136です。 良かった!少しはお役に立てたようでホッとしました。 おっしゃるように先方は、あなたに語りかけ、あなたの返事を勝手に想像し、と言うより、都合の良いようにあなたに返事をさせて、こうしよう、ああしようと書いてきているのです。 先方からの文章を、そのまま文章として読み取ろうとすると疲れますし、イライラしたりして、メールのやり取りが面倒くさくなります。 この方とのメールに関しては、「けど、けど、けど」と連発される「けど」を無視する訓練をする必要があると思います。 「腹減ってるんだ、飯食いに行こうと思うんで一緒に行かない?」 「さっき××にいたときに、電話したのにかからなかったよ」という具合に「けど」を無視してフレーズを繋げると、先方との人間関係も繋がって行くのではと思います。
お礼
再度のご意見、ありがとうございます。 今回のshigure136さんのアドバイスを受けて、ケータイ表示されるお相手の名前を半角カタカナに変えてみました。着信を見てすぐ、「翻訳開始」と楽しく思えるように。もう文体に惑わされずに、スムーズな交流を心がけます。 shigure136さん、この度のアドバイスも大変参考にさせて頂きました。がんばります。ありがとうございました。
- Turbo415
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個人的には違和感がありますね。 「~けど、○○なんだけど。」だとすると、最終的に何が言いたいの?と思いますね。貴方の例えだと「腹減ってるんだけど、飯食いにいくんだけど、行かない?」と言われたり、メールにあったりしたら、「お腹空いたんだけど、食べに行かない?」か「お昼食べに行くけど、一緒に行かない?」だと思ってしまいますね。「結論を早く言え」と思います。 「こいつバカじゃない?」と思っちゃいますが。
お礼
>「こいつバカじゃない?」 思わず笑ってしまいました。でも実は、そのひとことで一気に視野が広がった気がします。「けど、けど」の文章を読んで自身がどう感じていたかをよく考えたんです。一言で言って幼稚な印象でした。小さい子が「あのねあのね、それでね、だからね、」と言っているようです。30代目前にしてどうしてそういう文章構成になるのかわからず、それでも返信の為に繰り返し読み返して、へんなテンポに脱力です。どうしたものでしょうか。 思い切りのよいご回答、大変参考になりました。Turbo415さんありがとうございました。
- dulatour
- ベストアンサー率20% (327/1580)
「だらだら書き」と呼ばれるもののひとつですね。 このように書くと、何が言いたいのか、よくわかりませんよね。 友だち同士のような、コミュニケーションがある程度とれることが前提ならば、仕方なく許しますが、こうしたメイルばかりしていると、まともな文章が書けなくなると思います。
お礼
ご回答ありがとうございました。ご意見をうかがえてうれしいです。 「だらだら書き」というのですね…。厳密に言えば、間違いというよりは一種の流行なのでしょうか。「今日ゎ」のような。 本当に、読むにつれて気がぬけてしまう文章です。演説をボイスチェンジャーで聞いているような、へんな脱力感におそわれてしまいます。
お礼
会話の例を挙げていただき、本当によく理解できました。確かにもやもやは「何かが欠けているような感じ」でしっくりくるんです。それは自身の相槌や確認、つまり自分が納得できる次の会話へのパスだったのですね。ああ、本当にすっきりしました。 ひとつ考えたんです。それでは逆に考えると、相手は一度ずつ私に(相手の中では)問いかけてくれていたのだとも言えるのかなと。最近はどんどん先方への返信が途切れがちでした。これからは好意的に捉える柔らかい考え方を持ちたいものだと反省致しました。 shigure136さん、大変参考になるご意見ありがとうございました。