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「語彙(ごい)が豊富」=「文章がうまい」?
「上手な文章を書くには、語彙をふやすべき!」 という考え方が世間にけっこう多いようですが、 本当にそうなのでしょうか? いわゆる“良文”について、自分としては 「語彙の豊富」さよりも、 ・読み手に親切か?」 ・借り物の表現・思想に頼りすぎていないか? といった点のほうが大事だと考えています。 語彙をいっしょうけんめいに増やすことは、 もちろん表現の幅を広げますが、 一方では、“かっこよさげ”な言葉に頼りすぎて、 ひとりよがりな書き方につながる危険もありますよね? けして「語彙をふやす」姿勢を批判するつもりはありません。 ただ、先述した自分の考え方に「修正が必要?」と思いましたので。。。 ごく個人的な意見でも大歓迎です。 みなさんの思うところを参考にさせてください。 (じつはこの質問文にもサッパリ自信なし!)
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語彙の豊富さは、文章を作成する前の段階で必要なのでは? 自分の伝えたい事柄を適格に表現するためには、やはり語彙は豊富でないといけないと思います。 ただ、それを文章にする段階では、こんどは“”なるべく分りやすく、短く簡潔に”を心掛けないと ただ自分の知っている言葉を羅列しただけの、読みにくい文章ができてしまいます。 みせびらかすのではなく、分りやすい文章を陰で支えるのが語彙の豊富さだと思います。
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>問題はそれを効果的に使えるかどうか?ですね。 ご指摘のとおりです。
- monti55
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語彙はあんまし必要じゃない気がするな。 「言い換える」能力が必要だと思う。 相手に伝えるために。 そもそも文章は「自分だけが見る(日記)」か 「自分以外の人が見る(何かを伝える)」のどちからです。 この場合前者はここでは問題ではないので、 後者――。 言葉(単語)は必ず何かしらで言い換えることができます。(いくらでも言い回し可能(例えば身近な例でいくと「比喩」))。 なので、私の考えではケースバイケースではないけれど その都度必要に応じて端的に且つ最も「伝わる」言い回しで相手に伝えることができればいいと思います。 語彙力はその後、付加的な意味として、 勉強するなり本を読むなりで補っていけばいいと思う。
お礼
いわゆる文豪と呼ばれる作家の むかしのエッセイなどを読むと、 意外なほどやさしい言葉が使われていますよね。 >「言い換える」能力が必要だと思う。 これは自分も痛感しています。 仕事で文章を書く場合は、類語辞典が手放せません。 というより、手放しません! >その都度必要に応じて端的に且つ最も「伝わる」言い回しで 自分のためだけに書く日記等ならべつとして、 まずは「読者ありき」でしょうね。 そのために「分かりやすい言葉をさがす」という姿勢は 大切だと思います。
- taknt
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語彙が豊富ということは、他人が書いた文章を読むのに 役に立つと思いますよ。 でも、自分で書く場合は、なるべくわかりやすく書いたほうがいいですよね。 変な語彙を使わずに。 というか、語彙じゃなくて 言葉とか、単語にしたほうが 妥当でしょう。
お礼
他人の文章を栄養にして 自分の文章が変わる、ということもありますから、 そのために語彙の豊富さが必要、ということもあるでしょうね。 >というか、語彙じゃなくて >言葉とか、単語にしたほうが 妥当でしょう。 語彙もNGでしたか! ことば選びというのも、なかなかむずかしいですね。 「語彙」と「言葉・単語」では微妙に意味合いが違いますので、 せめて「ボキャブラリー」と書けばよかったのかな?
まったく個人的な見解になりますが、比較する事じたいがおかしいのではありませんか。語彙の豊富さと文章のうまさは、一般のレベルを超えている人に適用されることであり、簡単に二者択一できる問題ではない筈です。 語彙を豊富にする必要性を云々する場合は、対象になる人は標準以上のよい文章が書ける人だと思います。文章の下手な人に、単純に語彙を増やすべきというでしょうか。文章の下手な人は語彙云々という前に失格です。これは極論ですが、どのようなレベルの人を対象に文章か語彙かと問うのかが問題です。 語彙を増やすということは、その語彙を使用して自分が表現したい事が的確に表現できるという暗黙の了解があり、増やした語彙を単に記号のように使用するうちは、あの人は語彙が豊富だとは言わないでしょう。むしろ訳のわからないことを書く人だと批判されるのではないでしょうか。 文章の表現力、語彙ともに良い文章には欠かせない要素だと思います。
お礼
「“表現力”“語彙力”ともに良い文章には必要」 ・・・というご意見は、まったくそのとおりだと思います。 さらに、martinbuhoさんご自身の見解としては、 「表現力か?語彙力か?」と問う以前に、 書き手のレベルが問題、ということですね?
きれいな文章を書く場合には. 1行あたりの文字数を揃える。 行末を文節の区切りとする 7-5調等のような特定の韻を踏む 人が記憶できる範囲内の内容で1文節を区切る 読者層の読解力に適合した文書量にする。 という事が文芸作品では必要です。その結果.語彙が豊富な人のほうが簡単に作文しやすいことは.確かです。 ただ.文芸作品だけが世の中ら存在するのではないのです。たとえば理工系の文章になると.使われていることばば精々3000とか5000程度となってしまい.使われている言葉が限られてくるのです。 また.変な造語なんてしようものならば.関係業界から袋叩きになる(業界追放)のがオチです。 理工系文章で要求されていることは.物事を正確に伝えることであり.語彙の豊富さは要求されません。 良く受験問題に出されるような解釈が難解な文章なんで書けません。 行政文書など.この最たるものです。霞ヶ関文法と呼ばれる学校教育で教えられない変な業界用語が幅を利かせています。
お礼
書く内容のジャンルが異なると、 文章のつくり方もそんなに変わるものなんですね。 「霞ヶ関文法」という呼び方なんて、初耳です。 >語彙が豊富な人のほうが簡単に作文しやすいことは. >確かです。 同感です。 たしかに言葉を多く知っているに 越したことはないのですが、 問題はそれを効果的に使えるかどうか?ですね。
- bad-money-drives
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語彙が豊富な文章よりも、書いた人の意思が読んでいる人に伝わる文章が優れた文章だと思います。 自分と生まれも育ちも、嗜好も文化的な積み重ねも違う他人に、自分の意思を伝えるのが文章や言葉の役わりだと思います。 語彙はあくまで、意思を細かく伝えるための手段ですからね。 ただ、自分の感動を「スゴイくない」としか表現できない人よりも、「感慨深い」や「感極まる」、「迫力がある」などと表現できる人の方がいいと思います。
お礼
>嗜好も文化的な積み重ねも違う他人に、 >自分の意思を伝える たしかに! 書くことのキホンはここにあるんですよね。 語彙をふやすことは 「いかに分かりやすく伝えるか?」の ひとつの方法であって、 文章上達の第一!にはなりえないと思います。
- maohao
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個人的な意見ですいません。 やはり文章の上手な人は語彙が多いと思います。 そして、UglyKidさんが挙げられた2点も重要だとも 思います。 私は、話をわかりやすく相手に伝えるために、 増やした語彙をどのように用いるか、 が文章を上手くするのに大切だと考えます。 例えば、いくら語彙を増やしても、 その語彙があまりに一般的でないものでしたら 相手は文章の意味がわかりません。 逆に、成語などを用いれば、一句で状況を端的に 述べられるのに、 それを用いず、ダラダラと説明してしまってるのは 見苦しいように思います。 逆にいえば、語彙を上手く使えないのでは、 語彙が増えたとは言えないのではないか、 つまり上手い文章にならない、 ということです。 伝わりましたでしょうか? 文章には全く自信がないのです(汗)
お礼
まったくの同感です。 自分も、ある程度の語彙の豊富さは必要だと思います。 ただ、それをどう使うか?が問題なんですよね。 >伝わりましたでしょうか? じゅうぶんに伝わっています。 わかりやすく教えていただいてありがとうございました。
- CATV95II
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英語と日本語はまた違うのかもしれませんが、英語の場合は同じ表現を使うのを避けることが多いですね。同じ内容でも、違う言い回しをすることが多いです。日本語もそのような点はあるかもしれませんね。
お礼
気をつけているつもりでも、 そんな間違いをよくやっちゃってます! たしかに同じ言い回しが繰り返されると 読みにくささえ感じられることも。 その意味では、 多くの表現を知っていたほうがイイ、 ということになりますね。
お礼
文章を書くために調べ物をする、という光景は、 プロ・アマ問わずによく見られます。 それが「語彙を増やす」という作業に つながっているともいえそうですね。 >みせびらかすのではなく、 >分りやすい文章を陰で支えるのが語彙の豊富さだと思います。 まとまりのなかった自分の考えを、分かりやすく代弁してもらったみたい。 まさしく、そのとおりだと思います。 「語彙を増やせば文章がうまくなる」 「分かりやすい文章を書くために語彙を増やす」 一見、同じ考え方にとられそうですが、 読み手の存在をどの程度にとらえているか?という点で、 大きな違いがあると思います。