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ローマ法王の発言について
お世話になります。 先日、ローマ法王が「地獄は存在しない」、魂は「消える」と主張したことから、波紋が広がっているとのニュースを目にしました。 わたしは、ローマ法王の発言は聖書の教えと合致した発言だと思い、間違っていないと感じるのですが… 何が物議を醸しているのか、教えていただけませんか。
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- 177019
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何が問題になっているか?カトリック教会は「永遠の地獄」と「永遠の魂は存在する」としている2000年の歴史を持つため、この法王の発言が現実だとすると、それを全否定している事になるからです。実際、記事後すぐにバチカンは「その発言は真実ではない」と緊急に発表しています。スカルファリ氏という人が法王にインタビュー、「以前、貴方とお会いした時に貴方は私達人類はある瞬間に消えていくと仰いました。そして、神は新しい種を創造するとも。しかし、貴方は罪の中で死んだ人達の魂についての事やそしてそれらの魂が地獄に行き、永遠に苦しみを受ける事については私に決して話されません。貴方は神の意図に同意した良い魂について私に語りました。しかし、悪い魂はどうなるのですか?彼らはどこで処罰されるのですか?」これに対して、フランシスコ法王は以下のように答えた。「彼らは罰せられません。悔い改める者は神の許しを得るのです。そして、神が意図している魂の階級に入ります。しかし、悔い改めずに神の許しを得る事が出来ない者は消えるのです。」「地獄はありません。あるのは罪深い魂の消滅なのです。」法王はインタビューにこのように述べたが、カトリック教会の教義は次のように記されている。「カトリック教会の教えは、地獄とその永遠の存在を肯定する。死後の直後に死に至る罪の状態で死んだ人々の魂は、地獄に落ちる。彼らは地獄の罪である【永遠の業火】に苦しむ。地獄の主な刑罰は、神からの永遠の分離である。」
- SPS700
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まあ特定の宗教の中心人物は、時々迷信を是正する必要があります。天皇は神であるという考えが出たので「人間宣言」をなさったのと同じでしょう。 https://kotobank.jp/word/%E4%BA%BA%E9%96%93%E5%AE%A3%E8%A8%80-1387178
- eroero4649
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カトリックでは法王は「神の代理人」とされていて、法王がいったことは≒で神がいうも同じとされているのです。 そしてカトリックは一千年を超える歴史を持っていまして、過去の法王も神の代理人であった(つまり神の発言も同じである)とされています。 かつてカトリックは法王の名の下で「地獄に落ちたくなければ免罪符を買え」ってやってたので、そこは過去の法王との整合性の問題でマズいんです、いろいろと。天皇が「俺、個人的に自分の家系について調べたけどさ、やっぱウチの先祖って朝鮮半島から来たっぽいね」って発言しちゃったらマズいでしょみたいな話だと思ってください。 その発言はどうも友達との個人的な会合で、法王としてではなく個人的な見解として発言した内容のようですが、まあああいうお立場になると「これは個人的な見解で、公人としての発言ではない」なんてのは通じなくなることも多々ありますよね。 またその一方で、あくまで非公式の個人的見解としながらわざと公けにして世間の反応を伺っているという面もあるのかもしれません。