ファンモーター静圧-風量特性について

質問

冷却ファンの選定には風量、静圧が重要であると聞きます。風量が高い低いというのは当然冷却効果の違いが生じ必要であるのは分かりますが、静圧についてはいまいち理解していないためか、静圧が高い低いにより何がどう違うのかが分かりません。
そのため、冷却ファンカタログにも載っている静圧-風量特性のグラフを見てもピンときません。
ぜひ、下記項目分かりやすく教えて頂けないでしょうか。よろしくお願い致します。
?静圧とは？
?静圧が高い（あるいは低い）とは冷却ファンの性能上どう影響があるのか？
?風量-静圧特性グラフの見方について？
?その他、何でもアドバイス的な項目付け加えて頂けると幸いです。

回答No.3

noname#230359

静圧と風量の関係は各ファンの特性によって異なりますが、選定時の必要条件をが決まれば特性グラフ等にて選定可能です。

?静圧とは、必要(設計）風量時にどれくらいの風圧が出せるかです。

?静圧が高い＝風量よりも圧力重視のファンであることがわかります。
　静圧が低い＝風量重視

?必要風量（又は圧力）時にどれくらいの圧力（又は風量）が出せるかを表し、縦線（Y軸）と横（X軸）の交点が風量又は風圧になることを表します。

?選定方法の考え方としては、電気と同じように考えればわかりやすいと思います。
たとえば、電流＝風量、電圧＝静圧例にとることができます。

仕事率(Ｗ）＝電流（Ｉ）・電圧（Ａ）
　　　　　　　↓
ファン動力(Ｗ)＝風量(ｍ3）・静圧(mmAq）

上記のようになるので風量と風圧の両立はできません。どちらかの特性を取るともう一方の特性が低下してしまいますので用途によってファンの種類の選定が重要になってきます。
（動力を無視すれば別ですが・・・）

ご参考まで。

回答No.2

noname#230359

静圧､動圧、全圧はセットで出現する事もあり
混乱しやすいと思います。

静圧はいわゆる圧力で、動圧は運動エネルギーぐらいに
思っていただくと良いでしょう。
ファンは空気を圧縮すると同時に運動エネルギーを
与えることをやります。
ここで、圧縮（静圧増加）と運動エネルギー（風量）に
は関連性はなく圧力は高いが風量は小さい、逆に圧力は低いが風量は大きいと言ったファンが混在します｡

回答No.1

noname#230359

どこがピンとこられないのか、よくわからないのですが
?静圧＝（全圧－動圧）＝局部的な圧力変動（空気等の流れ）を除いた部屋や容器の面にかかる一様な圧力のことです。静圧の上昇は圧力損失とも言います
?静圧が高い（容器、部屋）というのはそれだけ圧力損失（圧力抵抗）が大きいので、必要な風量を出すのに馬力のあるファンが必要になります。
?この必要な風量と静圧値との関係を描いたのが、ファンの風量-静圧特性です。
?ピンとこない点を教えてください。