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ブロワ(シロッコファン)の特性とは?
- ブロワ(シロッコファン)は機器の冷却に使用される装置です。ブロワの特性の一つは風量が増えると駆動モータの負荷も増えるということです。
- また、ブロワ出口を塞いだ場合、駆動モータの負荷は少なくなり、全開の場合よりも厳しい状況となります。しかし、インダクション駆動モータの場合、出口の状態によって回転数に大きな差はないと考えられます。
- 全開の場合、風量は最大ですが、全閉の場合は圧力差が最大になります。
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基本的に遠心式送風機は下のURLにある特性表の様な特性をしています。(圧力曲線、動力曲線等の形はシロッコ、ラジアル、ターボ等、形式によって様々)よって風量が少ないと動力も少ない(1)さんの仰る通りです。圧力差に関しては出口を塞いだ(風量0)の点が高く、風量が多くなれば圧力差は少なくなります。ただその道中の特性は先に書いたような形式によって様々です。シロッコの場合は風量0から圧力差は少し少なくなり右下がり、30%風量くらいから回復して圧力差が大きくなり右上がりに、そしてまた少なくなって右下がりになっていくような3次カーブを描くのが一般的です。 ちなみに、シロッコの特性は下のURLにあるものとはだいぶ違います。違いは圧力曲線に谷があることと、動力曲線がけして右下がりに成ることがないことです。その辺りは、購入先メーカーに特性カーブを貰うと正確にわかるはずです。<(_ _)>
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回答(1)さんの通りですよね >全開は風量は最大ですが、全閉は圧力差は最大です(??) 必ずしも全閉は圧力差は最大とは成りません 10から20%閉めた状態が圧力差最大と成るようです 憶測ですが所謂ベチュリ効果で10%閉以上くらいまでは比例関係になる それが10%以下閉ではオリフィス効果となり抵抗(損失)となる じゃあないかと思ってます 単なる憶測ですので違ってるかも知れませんが 経験則的にそんな感じかなと 例えば水道のホースで水撒きする場合とかで 中位にホースの先を押さえるとピューっと一番長距離に飛ぶ 押さえすぎるとチョロチョロになって飛ばない
お礼
ありがとうございます! 何事もイメージでとらえないと覚えられない性格で(^^; 助かりました!感謝感謝です
軸流式と遠心式で事情が違います。軸流式はあなたのイメージで 合ってるのではないでしょうか? 遠心式は、羽根の傾斜で空気を押し出すのではなく、空気を振り回して 遠心力で投げ飛ばすような動作をしているので、出口をふさいで流れが なくなると、羽根の間に抱え込んだ空気と一緒に共回りしてしまって 負荷がかからない(空回りに近い)、というふうに私は理解してます。 水用のポンプなんかでは、軸流式は全開で起動して徐々に絞る、 遠心式は全閉で起動して徐々に開けるとかあったと記憶してます。
お礼
とてもイメージしやすい説明、感謝します! これだと理解しやすいです。 ありがとうございました!
お礼
大変参考になりました! ありがとうございました<(__)>