- ベストアンサー
静圧と圧力損失
- ファンの選定に関して、配管の圧力損失とファンの静圧の関係について疑問があります。
- 配管の圧力損失に対して、ファンの静圧は2倍程度必要なのかどうかについて考えています。
- 質問のファイルでは、圧力損失と同じ静圧で良いとされていますが、それが正しいのか疑問です。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
- ベストアンサー
http://softengineering-n.com/file/file.pdf 小生の会社はテラルさんの線図と、局所排風機定期自主点検テキストを流用したダクト分割での圧損積算(上記pdf内に類似の分割積算表あり)を行い、型式、回転数および動力を選定することが多いです。 2倍という考え方は個人的にはしたことがありません。 圧損10%増+モータ動力余力(線図上ぎりぎりならワンランクアップ)位でしょうか。 風量がほしいのか風圧がほしいのか、寒い時期の起動対策(インバータのソフトスタート有無、吸気ダンパ閉で起動しデルタに入ってからダンパ開するか)によっても型式及び動力の余裕の考え方は異なるかもしれません。 風速は当然のごとくダクト内堆積のない最低風速を基準とします。 参考になれば。 (3)様 いつも勉強させて頂いております。 舌足らずな部分補足いただきましてありがとうございました。 弊社も40μm程度の粉塵を捕集するラインが多くVc(キャプチャのベロシティでVc:捕集速度)は1.0m/sで局排の自主点検評価をしております。(無機鉱物で真比重2.5、40μm品かさ比重0.55程度でしょうか) 捕集粉塵に対して管端がどの程度の距離まで寄れるか(配管径の何倍離れると風速は何分の1に減る というような経験則が有ります)、フードはどのような形状かで大きく変わります。 弊社も最初はテストーの安価な熱線風速計を購入し、掃除機でどこまで寄ったら当該粉塵を捕集できるかを確認し、その風速を熱線風速計で実測しVcとして計算をはじめました。 参考になれば幸いです。
その他の回答 (2)
>風量か風圧がほしいのかどうかと言われると、判断できかねます。 微粉塵を吸い込みたいのですが、そうなると風圧なのかな?と思うのですが。 ・・・私も、何度か集塵ラインなどの設計をした経験があるのですけど、 回答(2)さんへのお礼文を拝見しまして、心配になりましたので投稿します。 ↓urlにあるように制御風速をどの程度にするかというのは大事な所なのです。 つまり微粉塵発生源の位置から、どれ位離れた距離で吸引し制御風速を幾らに 見積もるかが先決であり重要なのは、既に御存知だろうとは思われますけど。 ちなみに高速洗車機の水滴を吸い取る際の制御風速は約2m/sって習いました。 添付した「粉塵発生源のフードの制御風速」はフードなどで囲って浮遊してる 微粉塵を捕まえるための制御風速をいうのでしょうが、実際に今回の質問条件 が本当の所、どこなのかは貴殿が決めるしかないところだろうと思います。 そこが決まれば貴殿の仰る通りに、ダクトの径から風量を算出し、・・・から ファンの選定で良いと思います。ファンについては専門メーカもあるので、 直接、質問なり確認されることが望ましいだろうと思います。
お礼
ご回答ありがとうございます。 調べている中で、喚起は風量0.3m/s、微粉塵は15~20m/sが適切といった内容がありましたので、そのイメージでおりましたが、添付ファイルを拝見させていただきましたが、もっと少ない数値ですね。 考え方としては、風速ありきで、それにともないダクトの径から風量を算出し、静圧に関しては、圧力損失を求めて、それでファン選定するというので問題ないでしょうか?
ご提示になっている資料を見ると、 ファンは、圧力損失と必要換気量の両方を考慮して選定すると記載されて いますので、ごく常識的な選定法だと思います。 もしや、つぎのようにお考えではありませんか? 「静圧」とは、P-Q曲線図において、Q=0における圧力のことである。 P-Q曲線図において表示される圧力Pは、流量Qがゼロでない部分における値 も「静圧」です。
お礼
ご回答ありがとうございます。 もう一度良く考えて見ます。
お礼
風量か風圧がほしいのかどうかと言われると、判断できかねます。 微粉塵を吸い込みたいのですが、そうなると風圧なのかな?と思うのですが。 わかりやすい資料をご提示いただきありがたいです。早速調べてみます。