- ベストアンサー
電源装置をファンで冷却したい
イーター製の電源 BSD24SA 24V 4.5A 100W にファンで空冷したいです。 ファンの選定にまず必要風量を決めなくてはいけません。 必要風量[m^3/min]=50×発熱量[kw]÷許容温度上昇[deg] の式で求まりますが、電源の発熱量が分かりません。 電力が100Wと分かるのですが、これは発熱量と違うと思います。 カタログ見ても発熱量なんて載っていません。 どなたか電源の発熱量の考え方を教えていただけませんか。 よろしくお願いします。
- みんなの回答 (3)
- 専門家の回答
質問者が選んだベストアンサー
入力電力と出力電力と効率は次の式を表せます。 入力電力=出力電力/効率 イータ電機工業のホームページのデータによりますと、ご質問の形式の電源の効率は87%と記載されています。URLを参照して下さい。効率についてテクニカルサポートの項に考え方と計算例があります。 入力電力=100[W]/0.87=約115[W] また、入力電力[W]=出力電力[W]+損失[W]ですので、損失は次の通りとなります。 損失[W]=入力電力[W]-出力[W]=115-100=15[W] 電源部の損失15[W]は、熱や音、振動等に変化しますが、この場合、殆どが熱になると考えて良いと思います。 電源部の損失による冷却ファンの定格は、この15[W]分の放熱を考慮すれば良いと思いますが、使用中に冷却ファンのフィルタや保護網に埃等が付着したり、電圧が低下することも考慮して(冷却効果の低減)、静圧と風量の大きいファンを選定します。 また、この電源装置に掛かる負荷装置が同一の箱に収納される場合は、この負荷装置の効率(発熱分)も考慮して放熱する必要がありますので、全体の損失を合計してファンの仕様を決定します。別に収納するのであれば、個別に検討する必要があります。 詳細が決定できない場合、ある条件で試作し、実働により内部温度や排気温度を測定し、問題点を探って、最善の対策を実施します。 個人的に使用するのなら問題ないと思いますが、装置を製造(市販)するような場合は電源容量が100Wなので、"高調波電流の流出"についても検討する必要があります。
その他の回答 (2)
- fujiyama32
- ベストアンサー率43% (2298/5278)
ANo.2です。URLの記述が漏れていました。 http://www.eta.co.jp/product/p_series_ps.cfm http://www.eta.co.jp/support/s_technical.cfm
- inara
- ベストアンサー率72% (293/404)
その電源が常に100Wの電力を消費しているのなら、100Wが発熱量(ただし電源以外の全部の発熱量)と考えていいと思います。実測するのが正確ですが、電源のDC出力でなく、入力のAC100Vで測定しなければなりません(出力だと電源の損失=発熱が分からない)。 電源に加えている電力は、最終的に熱になります(LEDなど光エネルギーとして出るのはごくわずか)。100Wのうち大部分が負荷側の発熱ですが、機器内部の熱量の総和は100Wですから、換気して内部温度を下げる目的なら100Wで計算していいです。