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鳥居は赤塗と石だけの白いのがありますが
その違いは何でしょうか? 神社を作った人の好みですか?
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- oska2
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> 鳥居は赤塗と石だけの白いのがありますが、その違いは何でしょうか? 木製の場合は、長持ちをさせる目的で塗料を塗りますよね。 赤色は「生命・魔除け」を意味します。 ※虫よけ・防腐剤効果も原因。 そこで、木製の場合は赤色(朱色)が多いのです。 じゃ、何故「白色」があるの? 実は、太古の鳥居は「白色」なのです。 自然の木を削っただけで組んだのが、鳥居ですからね。 (出雲)大社・(伊勢)神宮では、今でも朱塗りの塗装はしていませんよね。 それと・・・。 江戸時代に「お寺が管理していた神社」は、多くの鳥居は朱塗りです。 ※明治政府の、神仏分離令で寺から独立。 例えば、法相宗興福寺が管理していた春日大社。真言宗松尾寺が管理していた金刀比羅宮。 天台宗感神院が管理していた八坂神社。真言宗大聖院が管理していた厳島神社。 真言宗愛染寺が管理していた伏見稲荷などなど。 色々と、存在しますよ。^^;
- marukajiri
- ベストアンサー率45% (504/1101)
鳥居の色は、朱色と白色だけではありません。黒色や青色のものもあれば、金色のものもあり、また素材そのものを使い、色を塗らないものもあれば、銅板を巻いたものもあります。 鳥居の色には、それぞれ意味がありますし、政治的なものが影響して、色を塗りかえたりする場合もあります。基本的に、朱色は太陽や生命に関係していたり、仏教の影響から魔除けの意味があったりします。白色は純粋無垢ということから、清純・神聖・邪気祓いなどの意味があります。 神社は神様のいらっしゃる聖域であり、古来より伝統を重んじて受け継がれて来た場所ですので、神主さんの気分や好みで、今年は色を変えようなどということはしないのです。
プロフェッショナルである伏見稲荷大社の公式サイト http://inari.jp/about/faq/ では,下記のように説明しています。 ーーーーーーーーーーーーーーー引用 朱色は、魔力に対抗する色ともされていて、古代の宮殿や神社仏閣に多く用いられています。当社に限って云えば稲荷大神様のお力の豊穣を表す色と説明されています。 ただ、お稲荷さんだけが朱塗りではなく、朱塗りの神社は他にも多くあります。 また朱の原材料は水銀=丹です。これは昔から木材の防腐剤として使われてきました。 ーーーーーーーーーーーーーーーー